制作会社に頼らないノマドミュージシャンの生き方

制作会社に頼らないノマドミュージシャンの生き方
場所にとらわれずに仕事をするノマドは、実はミュージシャンにぴったりの働き方。ノマド的ワークスタイルで、CD・広告・楽曲などの制作会社を介さない活動は可能なのでしょうか? 制作会社に頼らないノマドミュージシャンの生き方をご紹介します!
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ノマドスタイルはミュージシャンにぴったり!?

働く場所に縛られない「ノマドワーカー」という言葉が広く認識されるようになってきましたが、いまいちピンとこない人もいるかもしれません。

本来「ノマド」とは、英語で「遊牧民」を意味します。住む場所を移動しながら牧畜で生活する遊牧民になぞらえ、特定の場所にとらわれることなく自由な場所で仕事をするワークスタイルのことを「ノマド」と呼ぶようになりました。

そんなノマド的ライフスタイルは、実はフリーで活動するミュージシャンにぴったり! 楽曲制作はカフェで、レコーディングはスタジオを転々としながら、そして時にはライブで全国を渡り歩いて音楽を届ける。こうして考えてみると、ミュージシャンというのは、本質そのものがノマドなのかもしれません。

それでは果たしてノマドで活動するミュージシャン、言うならば「ノマドミュージシャン」が、制作会社を介さずに生きていくということは可能なのでしょうか?

制作会社に代わって自分の力で音楽を売り出す時代に

これまでは、メジャーデビューしてCDを売るというのが音楽業界の主流であり、誰もが憧れる成功の道でした。

しかしネットの普及に伴い、一個人が不特定多数に向けて情報発信できる時代になったことから、「アーティスト自身がセルフプロデュースで食べていく」という新しいワークスタイルもミュージシャンの選択肢の1つになりつつあります。

今やミュージシャンも、ノマドワーカーの必需品代表であるパソコン・携帯・インターネットを使いこなせば、レコード会社や各種制作会社を介さなくとも、自分の力で音楽を売り出すことができるのです。

パソコンひとつで楽曲制作、レコーディング、CD制作まで

楽曲を制作してレコーディングし、アレンジを加えてCDにするといった一連の作業は、勉強しさえすれば自分でなんとかできるようになってきました。

音楽を作ることができるDTM関連の機材やソフトの技術が進み、打ち込みはもちろん、楽器やボーカルなどの録音まで、パソコン1台で高音質の音楽が作れるようになったからです。

音が出せる環境にいれば、どこにいても自分で音楽が作れるので、例えば全国ツアーを行ないながら、隙間時間に新曲のレコーディングを進めるということも可能に! また、CDも工夫次第で簡単に制作できるようになりました。

使用する素材や技術次第では、一般で出回っている商品と変わらないクオリティーのCDに仕上げられます。音楽やCDの制作会社を通さずとも、こだわりを持って丁寧に作れば、ノマドミュージシャンでもオリジナル性の高いCDを制作することができるのです。

ノマドスタイルで、どこにいてもプロモーション可能に

自分の音楽の広告や宣伝といったプロモーションも、関連の制作会社に頼ることなく個人でできるようになりました。ネット上には、ブログやSNS、YouTubeにライブ配信と、コストがかからず手軽に宣伝活動ができる手段がたくさんあります。

やり方次第ではCDやグッズの購入・ライブの集客に絶大な効果を発揮するので、活かさないわけにはいきません。インターネット回線さえあれば、どこにいても作業ができるネットプロモーションは、まさにノマドにうってつけの販促手段。

お気に入りのカフェにいながらライブ情報をファンにお知らせしたり、PVを作って動画配信サイトにアップしたり、路上での弾き語りの様子を生放送で配信したり。ネットを最大限に活用することで、ノマドミュージシャンは全国にファンを増やすことができるのです。

音楽制作会社を通さずともクラウドソーシングで直接仕事の受注も

ライブやイベントを中心に活動するのも良いのですが、仕事のチャンスを広げる為にノマドミュージシャンには、「クラウドソーシング」の利用をオススメしたいです。

クラウドソーシング上には、イメージソングなどの作曲やゲーム音楽、BGM制作にボーカル録音というように、様々なタイプの音楽関連の仕事が存在します。

案件1つ1つがプロジェクトになっているので、1つの案件が終わったらまた別の依頼者の案件、というように次々と異なる仕事に取り組むことができます。タイプの違う案件をこなしていくことで、ミュージシャンとしての仕事の幅が広がるということもあるかもしれません。

パソコンやインターネットのおかげで、ミュージシャンは自分の力で音楽制作ができるようになり、各種制作会社に頼らなくても、独立してやっていくことができるようになってきました。確かに生活できるだけの収入を継続して稼ぐことは簡単なことではありません。

しかし、時代の変化に合わせてワークスタイルが変わりつつある今だからこそ、ミュージシャンにとって大きなチャンスが訪れているのではないでしょうか。ノマドミュージシャンが主流になる日も、そう遠くはないのかもしれません。

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