個人事業におけるホームページの役割とは!?

個人事業におけるホームページの役割とは!?
個人事業をスタートさせて最初の試練は顧客をどのように開拓するかということです。顧客開拓は時間や費用の制約があって、なかなか思うようには進まないもの。個人事業の顧客開拓ツールとしてのホームページのあり方を検証してみましょう。
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開業当初からホームページは必要なのか?

個人事業をスタートするにあたり、大きな壁となるのが顧客獲得です。これまでにサラリーマンなどの社会経験をすでに持っていて、人脈がある程度出来上がっているのであれば、そこから顧客を開拓していくという方法を取ることもできますが、ただ個人が持つ人脈といってもたかが知れています。

では、どうすればよいのか。それを解決してくれるのが事業用のホームページです。人脈を頼っての顧客獲得には、人と会い、説明をして理解してもらい、顧客となってもらうといったように膨大な時間と費用が必要になります。

一方、ホームページをインターネット上に公開すれば、全世界から顧客を獲得することも可能です。業種にもよりますが、開業当初からホームページを持ち、広く顧客を募り、また反応を見ることは今後の展開を考えた際にも非常に有益なことであると言えます。

個人事業を成功させるためのホームページとは

個人事業を成功させるホームページとはどのようなものなのでしょうか。人は実際に相対することで、最も相手を理解することができると思います。

しかし、ホームページは発信者側の一方的な情報提供であり、受信者と直接相対することはないため、ホームページの中身が重要になってきます。

現在ではインターネット自体が生活の一部となっているため、インターネットを通じて物品を購入したり、サービスを受けたりすることにも抵抗はなくなっています。

ただ、同時にライバルが星の数ほどいるということも忘れてはならないことです。仕事でも同様ですが、多くのライバルの中から自身を選んでもらうためには、“強み”を持つ必要があります。

いわゆる他者との“差別化”です。ホームページを作る際には、自分自身の事業において一番大切にするものがホームページ上で表現できているかどうかが、事業成功の鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。

見せるホームページ、読ませるホームページ

ホームページを作成するにあたって、自分自身の思いを詰め込むというお話をしましたが、では、その思いをどのように表現すればよいのでしょうか。

ホームページは主にテキスト(文章)と画像(含動画・フラッシュ)で構成されています。この2つをバランスよく配置することでホームページは出来出来上がります。

ですが、コンテンツを理解してもらうためには、”何となく”文を作り、”何となく”配置・配色し、”何となく”できあがってしまったみたいなことにならないように注意してください。

文字のフォント、色使い等によって、同じ内容でもホームページの印象は大きく異なります。ですから、ホームページ作成の際には、コンセプトをしっかりと定め、コンセプトに沿って作成してください。

事業を確実に理解してもらえるホームページを作成しなければ意味がありませんので、事業の内容によって、“読ませる”ホームページが良いのか、“見せる”ホームページが良いのかしっかりと見据えて下さい。

ホームページからの受注は価格(金額)にあり

ホームページを製作するとして、気になるのは、やはりそこから仕事が来るのかということでしょう。仕事が来るかどうかは、ホームページに相手の欲する要素(情報)がきっちりと記載されているかどうかに左右されます。

一番大きな要素はやはり商品やサービスの”価格(金額)”でしょう。「金額はお問い合わせください」と書かれていると、おそらく半分の方がスルーされるのではないでしょうか。

私自身、例えばある商品をインターネット経由で注文しようとする際には、まずは金額をチェックします。そこから、付帯情報、送料であるとか、割引であるとかをチェックしていきます。

インターネットという特殊な市場でも“明朗会計”は最も大切な要素のようです。

ホームページは自分で製作するべきか。製作を依頼するべきか。

インターネットで検索すると、ホームページの作り方という情報が山のように出てきます。確かにその情報を読んでいると、自分自身でも簡単に作れてしまいそうです。

ご自身で作ろうとした、または作った経験のある方ならば分かると思いますが、見栄えの良いホームページを製作しようとすると膨大な時間と知識が必要となります。

個人事業を始めた場合、1日24時間を何に使うべきなのでしょう。それはもちろん“営業”に使うべきです。仕事がなければ、先が見えません。

事業のスタートはおそらく一人という方がほとんどでしょうから、自分自身が持つ時間を如何に有効に使うかが、スタートダッシュが切れるかどうかに関わってきます。

自分自身が製作すると言っても、人件費はかかっているのです。費用対効果を考えた場合、ホームページ製作に関する知識をよほど豊富に持つ方でない限り、製作を業者に依頼する方がトータル的には“得”することになるでしょう。

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