フリーランスのディレクターを目指すなら、必須になる3つのスキル。
時代が求めるディレクション力!
インターネットの普及により、急速な広がりを見せているクラウドソーシングの世界。
サービスに登録している多くの方が受注者となるので、コスト面からクオリティーの面まで、幅広いニーズに対応可能。大企業のプロジェクトでも利用されるまでに成長してきています。
インターネットの普及、クラウドソーシングの普及とともに、ニーズが高まってきているのが「ディレクター」のポジション。ランサーズでも実際にデザイナー、コーダー、ライターとともにチームを作り、大きな案件を受注しているフリーランスも存在します。
Webへの関心が高まっている今、チームをまとめる「ディレクター」は必須の存在となっています。フリーランスが目指す「ディレクター」という職業は、実際どういう仕事なのか? 何が求められるのか? 追及してみました。
コミュニケーションでディレクション!
クライアントと、チームの専門職の人々を繋ぐ役割があるディレクター。チームが上手く機能するかどうかは、司令塔である「ディレクター」にかかっているとも言えます。
ディレクション業務で必須と言えるのが、コミュニケーション能力です。「ディレクター」は最初に、クライアントの意思を明確にくみ取らなければならないのです。
例えば、サイト制作に漠然としたイメージしか持っていない依頼主がいる場合でも、巧みに聞き出し、明確なゴールを固めていかなければなりません。次は依頼主のイメージをチームのデザイナーやライター、コーダーに明確に伝えていく必要があります。
組織化し、迅速に計画を立て、明確に連絡し、納期を順守することをクラウドソーシング上でやらなければならいディレクション業務。間違いなく高いコミュニケーション力が欠かせません。
ディレクターはリサーチ力で差をつける
企画、提案なども行なうことがある「ディレクター」には、リサーチ力も必要になってきます。何よりも普段から、感度を高く保ち、最新情報やトレンドを追っていることが、ディレクション業務で差をつける要素といえます。
リサーチ力は依頼を受けた後にも、試される力です。サイトの制作を例に挙げると、サイトイメージを固めるためにライバル会社のサイトなどをリサーチすることでしょう。
他の競合サイトの上をいかなければ、集客率には繋がらないからです。サイトのリニューアルを依頼された時にも同じことが言えます。常に最新の情報を集め、他の競合サイトに通じているなら、改善点を見極めクライアントのサイトに差をつけることができるのです。
リサーチする情報の中には、サイトの統計情報も含まれています。「Google Anaytics」などの解析ツールを使って、サイトの状況を知るための力も求められるポジションなのです。
ゴールを見据えるイメージ力
先にも述べたことですが、「ディレクター」にはクライアントとのゴールをイメージする力は欠かせません。最終的なイメージがどれだけハッキリしているかが、作品の質にも関わってくるからです。イメージ力はどうやって訓練したらいいのでしょうか?
やはりデザイナーとしての経験、コーダーとしての経験、ライターとしての経験が必要です。それぞれの役割を経験しているなら直面する問題や制作時間、難しさなどを把握でき、よりクライアントの要望を実現しやすくなるからです。
明確にイメージできるのであれば、急な変更や修正作業などを減らすことができ、チームに負担をかけずスムーズに業務を行なっていけるので、欠かせない能力だと言えます。
求められていくディレクター像
世界に広がり続けるクラウドソーシング。フリーランスを経験している方には、他の国から受注している方もいるかもしれません。需要が増え続けているクラウドソーシングでは、数多くの案件を受注するためにディレクション力が求められています。
ランサーズでは、ディレクション業務だけの案件もきているほどです。現在ライターや、デザイナー、コーダーとして働く人々の前にはディレクターとしてステップアップする道が開けています。
上記に挙げた素質があると思うのであれば、目指してみるのはいかがでしょうか? 秘められた「ディレクター」としての素質を模索してみてください。