フリーランスにオススメ！青色申告で活用したいソフト

確定申告用ソフトを使えばスムーズに申告できる

フリーランスとして独立して現在約4年半が過ぎようとしている筆者。これまでに何度か確定申告を行なってきましたが、生まれながらにして、数字や事務的な書類の作成が苦手な性格もあり(？)、確定申告を何度経験しても、確定申告の時期が近くなると、見えない不安と焦り、憂鬱な気分に襲われてしまいます。

こういったことは筆者だけではなく、フリーランスとして働いている方の多くは一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか？今回は、フリーランスの方にはぜひとも見て欲しい、オススメの青色申告用のソフトをご紹介します。

そもそも…青色申告のメリットって何？

フリーランスの方ならずとも、聞いたことがある青色申告。でも青色申告のメリットをきちんと理解している方は少ないのではないでしょうか。青色申告のメリットをおさらい的にまとめてみました。

まず、個人事業の確定申告には「白色申告」と「青色申告」があるのはご存知だと思います。青色申告は、白色申告に比べて帳簿付けなどを行なう必要がありますが、白色申告に比べて節税になるというメリットがあります。

詳細は税務署の発信する情報等に譲りますが、主な青色申告のメリットは、(1) 青色申告特別控除（10万円、もしくは65万円）、(2) 赤字が繰越せる（3年間）、(3) 親族への給与が経費にできる（専従者給与）、(4) 30万円未満のものを一括で当該年度の経費にできる（合計300万円迄）というのが、青色申告の主なメリットです。

青色申告のソフトには大きく2種類あります

青色申告のソフトには、インストール型とクラウド型の、大きく2種類あります。インストール型は、CD-ROMなどを購入してパソコンにインストールするものです。

インストール型は毎年更新されるので、その年ごとに最新のソフトを購入する必要があります。一方、クラウド型は、インストール型と違って、専用のWEBサイトへアクセスしログインすることで利用できるソフトのこと。

月ごとや年ごとに利用料を支払い、インストール型と違って、年ごとにソフトを購入する必要がありません。それぞれメリットはありますが、最近ではクラウド型のソフトが多くなっている印象です。

クラウド型ソフトとインストール型ソフトの違いは？

自宅を事務所や仕事場として活用しインターネット環境が整っている方は、クラウド型の方が使い勝手が良さそうです。クラウド型の場合では、パソコンだけはなくスマートフォンでも利用できたり、WindowsだけはなくMacも使えるという点でメリットがあるようです。

また、クラウド型はインストール型と比べて、プログラムの改良・更新を頻繁に行なうことができるため、使いやすさの面でもメリットがあるようです。

インストール型の場合は、古くから定番化したソフトなどもあり、ソフトの使い勝手に慣れてしまっている方が、比較的多く利用されているようです。

自分にあったソフトを選ぶのがいちばん！

フリーランスにとって確定申告は、業務を行なっていく以上、長きにわたって付き合わなくてはならないもの。専門の会計士や税理士に依頼する余裕がない方でも、確定申告用のソフトをうまく使いこなすことができれば、ストレスなく、スムーズに確定申告を行なうことができます。

今回は、インストール型とクラウド型の2つをご紹介しましたが、具体的なソフトは数多く提供されています。数あるソフトの中から、使い勝手が良く、ご自分と相性の良いソフトを選ぶことができれば、苦手だった確定申告も得意分野になるやもしれません。ぜひ探してみてくださいね。