エクセルの便利技で在宅ワークの効率UP！
エクセルを制する者は在宅ワークを制する？
長い不況をどうにか乗り切るため、在宅ワークで副収入を得る人たちが増えています。初心者でも比較的簡単に出来るデータ入力やファイル作成などの作業が人気ですが、必要になってくるのがエクセルのスキルです。
在宅ワークで行なうエクセルの仕事は時間のかかる単純作業が多く、初心者でも取り組みやすいというメリットがある半面、時間がかかる割に単価が安いというデメリットもあります。そのデメリットを打ち砕く手段は、作業効率をUPさせることに尽きるでしょう。
エクセルのポテンシャルは非常に高く、「これ知ってると必ず作業効率が上がるよ！」という便利な技が山のように搭載されています。基本的な裏ワザから上級者向けの技まで、エクセル検定3級という微妙な立場の私から、心を込めてお伝えします。
在宅ワークで使えるエクセルの便利技｜初心者編
初心者が取り組みやすい在宅ワークに、「エクセルのフォーマットにデータをコピペする」という作業があります。比較的簡単な単純作業ですが、その分、膨大な量をこなす必要があり、マウスの使い過ぎで腱鞘炎になってしまうことも。
そんな時に使えるのが、マウスを使って行っていた作業をキーボードで操作する「ショートカットキー」です。キーボードから手を離す回数が減ることで作業のスピードは格段にUPし、マウスの使い過ぎで起こる「マウス腱鞘炎」の予防にもなります。
エクセル初心者は、まず「ショートカットキー」を覚えましょう。データをコピペする時に便利なショートカットキーをご紹介します。
■ 便利なエクセルのショートカットキー
・Ctrl＋C…セルのコピー ・Ctrl＋V…セルの貼り付け ・Ctrl＋R…右方向へコピー（フィル） ・Ctrl＋D…下方向にコピー（フィル） ・Ctrl+Enter…同じデータを複数のセルに一括入力
在宅ワークで使えるエクセルの便利技｜中級者編
ショートカットキーを覚え、エクセルでのコピペ作業をある程度スピーディーにこなせるようになったら、次は数式や関数を使った簡単なデータ処理に挑戦してみましょう。
請け負える在宅ワークの幅が広がれば、当然報酬UPにもつながります。関数というと学生時代の数学を思い出して拒絶反応を示す人もいるかもしれませんが、エクセルの関数は意外と簡単で、しかも超便利な機能です。
分かってくるとゲームをやっているような感覚で楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。知っていると便利な関数をご紹介します。
■ 知っておくと便利なエクセルの関数
・ふりがなを自動入力する関数…ふりがなを表示したいセルに「=PHONETIC(参照するセル)」を入力する。（参照する漢字を打ったとおりに変換されるので誤変換もありますが、コレちょっと感動します）
・セル内の文字数をカウントする関数…文字数を表示したいセルに「=LEN(参照するセル)」を入力する。文字数設定のある在宅ワークを請け負った時に便利です。
在宅ワークで使えるエクセルの便利技｜上級者編
ショートカットキーも関数も自在に操れるようになったら、次はプログラミングです。プログラミングまでできるようになれば、エンジニアとして在宅ワークで独立できる可能性が出てきます。
プログラミングの一番の魅力は、作業を自動化することで圧倒的に作業効率を上げられることでしょう。例えば、大量のシートをいちいち切り替えて変更をかけるとなると、膨大な時間がかかりミスも発生しやすくなります。
そんな時に、プログラミングで自動化しておけば、劇的に作業効率が上がりミスを防ぐこともできるのです。私も少し勉強しましたが、かじった程度の知識でも意外とすぐに仕事に使え、作業が一気に進むのは感動的です。大量のファイルを扱うときに便利なプログラミングをご紹介します。
■ 大量のファイルを扱う際に原理なプログラミング
・ファイルが存在するかどうかを調べる… Dir(ファイルのフルパス名)。この値がファイル名の時はファイルが存在します。ない時はNULL （空値）になります。（プログラミングは説明が長くなるので、いい具体例を挙げられなくてゴメンナサイ。いろいろ調べてみてくださいね！）
エクセルを自在に操って在宅ワークを究めよう！
エクセルはWindowsのPCであればほとんど全てに最初からインストールされていますし、Office Onlineを使えばMacやタブレットでも簡単に作業を開始することができる手軽さが魅力です。
簡単なデータ入力からプログラミングまで、エクセルでできる在宅ワークは多岐にわたり、ショートカットキーを使いこなせるようになるだけでも、作業効率はぐんとUPし収入増加も期待できます。
さらに、一歩進んで関数やプログラミングを究めれば、エンジニアとして独立できる可能性も見えてきます。ちょっとだけ頑張ってエクセルのスキルを身につけ、在宅ワークを今よりもっと充実させてみませんか？
