フリーライターが収入をアップするコツ ~初心者からはじめる価格交渉~

フリーライターが収入をアップするコツ ~初心者からはじめる価格交渉~
フリーライターを始めて、報酬をアップさせたいと思ったときにやるべきこと。どうやったら単価が上がるの? 価格交渉のタイミングは? 現役の主婦フリーライターである泥ぬマコさんによる、ライティング初心者の方々へ向けた、ノウハウコンテンツ連載第二弾。
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ライター未経験から始めても、報酬アップへの道は無限大!

文章を書く仕事がしたい!そう思ってフリーライターの道を歩きはじめるも、なかなか収入がアップせず、途中で挫折してしまう人も多いようです。

安い単価の案件を大量に引き受けるも、生活がラクにならず、書くことまで嫌いになってしまう……そんな事態は避けたいものですよね。

では、フリーライターが収入をアップさせるためには何が必要なのか? どんなタイミングで何をすればいいのか? フリーライターとして“食べていけるだけの収入”を確保できるようになるまで、筆者が実際に試したことや考えたことなどをご紹介します。

作業スピードを上げる

単価がとっても低い場合、まずはスピードアップと仕事の効率化が収入アップの近道。同じ内容を短時間で書きあげれば、それだけ時給が高くなります。

そのために、何に時間を使っているのかを探り出しましょう。まずは問題点を浮き彫りにすることが大切。調べるのに時間がかかるなら、検索の仕方を変える、他の人の調べ方を参考にするなど。

文章の組み立てに時間がかかるなら、組み立て方のコツを調べて勉強します。書くのに時間がかかるなら、書くためのルールや時間を決める、先に書きたい単語だけ書いておくなど試してみてください。作業スピードが早いライターは、どんな案件でも重宝されますよ。

報酬アップを交渉する

同じようなキーワードライティングなどを2~3ヶ月もしていると、修正部分も減り、作業スピードも上がります。

自分でも修正される部分が減ったなと感じる、うまくまとめて読みやすい記事にしあがったなと思えるようになったら、報酬アップの交渉をしてみましょう。

『ここで強気に出たら、仕事を切られる?初心者なのに偉そうだと思われたらどうしよう……』

そんな心配はいりません。ただ、ケンカ腰になったり強気すぎたりするのは考えものです。

  • 修正が減ってきたように感じますが、少しは成長していますか?
  • 何か気づいたことがあれば、指摘していただけると嬉しいです。
  • そして、少し報酬アップをお願いします……

という順序で切り出してみるといいかもしれません。

クライアントが報酬アップを嫌がる場合は、なぜできないのか理由を聞いてみましょう。

自分ではよくできるようになった!と思っても、クライアントから見るとまだまだ基準以下だった……という場合もあります。

また、「●本以上書いたら報酬アップする」などのように会社独自のルールがあるケースも少なくありません。自分では気づいていない欠点や課題がまだあるのかもしれませんから。

納得できる理由を教えてもらえない場合、その会社とは契約更新せず次を探せばよいのです。

クライアントや人を選ぶ

WEBライター募集といいながら、実際は使い捨てのような扱いでライター仕事を依頼する業者も多数あります。とくに気の弱い人、断るのが苦手な人につけこんで、安く大量に記事を書かせているような会社もあるのです。

扱いが理不尽だと感じたり、正当に評価されていないと感じたりする時は、すぐクライアントに聞いてみましょう。今後の報酬は増えるのか、このペースで続けるのかなど予定を聞けば、ライターに対する会社の態度が見えてくるはずです。

信頼のおける人、誠実な会社だと感じられないのならば、早めに手を切るのが得策。ただ、最初の単価が0.5円以下で、それに納得して始めたのならすぐに文句を言うのはお門ちがいです。

初心者であれば、最初の単価が安いのはある程度仕方のないこと。クライアントが0.5円開始といったのに0.3円しか払わないのは大問題ですが、0.5円もらえるのなら、一定期間はその単価で仕事するのは当然です。低い単価で始めたくないのならば、条件の合う案件を探しましょう。

また、初心者の場合、ライターとしての成長を手助けしてくれる会社を選びたいですね。例えば、校正原稿をきちんとフィードバックしてくれる、注意事項を指摘してくれるなど対応の丁寧なところが理想的。

フィードバック原稿の内容をしっかりと頭に叩き込み覚えていけば、スキルは格段にアップし、単価の高い仕事へのステップアップとなるでしょう。

未知の分野に挑戦し続ける

専門分野や確固たる信念がある場合は別として、さまざまな分野を経験してみましょう。

自分の得意・不得意を決めつけてしまっては、仕事の範囲も狭くなります。詳しくないけれど興味のある分野など、生理的に受け付けないもの以外は果敢に挑戦すると新たな世界が広がります。

ジャンルだけでなく、SEOライティング、コピーライティング、体験談などさまざな種類のライティングに挑んでみましょう。こっちの方が向いているかも、という発見があるかもしれません。

得意分野を持つ

逆に、ひとつのことを極めるのも有効です。○○の知識なら負けません!という売りはとても強力な武器になります。

今、クライアントが欲しいのは専門知識を持った人。すでにネットに載っている情報ではなく、オリジナルのノウハウ・情報・知識を書ける人が求められています。

医療系ライター、金融ライター、法律ライターなどの原稿料は驚くほど高値です。一般人の知らない専門的な知識を持っていればいるほど、記事の単価は高い物になるのです。

趣味を深めるもよし、前職の知識を活かしてバージョンアップするもよしです。オリジナリティの高い専門分野があれば、営業もしやすくなりますね。

自分で仕事を作り出す

1度取引のあったクライアントなどのサイトや仕事を確認してみましょう。ライターとして手伝えることはないでしょうか?

  • こんな企画のコーナーを作ったらユーザーが喜ぶのでは?
  • ○○の部分を強化してはどうか?

などなど。提案や企画は、通らなくて当たり前。もしも採用されたらいいね!くらいの気持ちで、気軽に持ちかけてみるのは効果的です。

企画内容が通れば、当然お仕事をもらえます。企画が通らなくても、仕事への熱意を買ってもらえるでしょう。

「お前ごときに意見される筋合いはない!」

なんていう高飛車な会社とは、静かに手を切ることをオススメいたします。

いつでも営業をかける

フリーランスは、黙っていても仕事が入ってくるわけではありません。そういう人もいるとは思いますが……。

少し単価の高い案件に応募してみたり、ちょっとハードルの高い内容に挑戦してみたりして、仕事をステップアップさせ、報酬を増やしていきましょう。

また、どうしても挑戦したい分野や一緒に仕事をしたい会社などがあれば、「募集してなくても応募する」という手段もあります。

各社のホームページを見ると、「外部ライター募集」「業務委託募集」などの募集がある場合も少なくありません。締め切られていたとしても、営業をかけていけない決まりはありません。

こちらも無視されて当たり前、目を通してくれれば万々歳! という気持ちで挑戦してみる価値はあります。ちなみに筆者は、この方法で何件か仕事をいただけましたよ。

収入アップの道はひとつではありません。さまざなアプローチを組み合わせて、WEBライターとしての報酬を上げていきましょう。この記事が、少しでも役に立てたら嬉しいです。

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