フリーランスの月収を上げる為に必要な4つのポイント
そもそもフリーランスの平均月収は?
フリーランスは働き方の定義であって、業種そのものを言い表している訳ではありません。私の場合はフリーライターですが、Webクリエイターの人もいれば翻訳を専門としている人など仕事としては様々です。
ランサーズが開催した「Lancer of the Year 2015」によると、専業フリーランサーの平均年収は200万以内の人が39%と最も高くなっています。換算すると最大で200万稼いでいる人の月収は約16万円程度です。
それでも200万以内という結果だけでは個人がどのくらいの月収を得ているかは分かりませんよね。結果によると年収200万以上600万以内の人も36%います。400万だと月収は約33万円、600万だと50万円ですね。
この違いは、どの職業のフリーランスなのかという違いも大きく影響しているのではないでしょうか?フリーライターよりもWebクリエイターの方が1つの案件に対する報酬は大きいのが現状です。
ですから、一概にフリーランスの平均給料はこのくらいというのは難しいのかもしれません。しかし、フリーランスとして月収を上げるために必須の4つのポイントがあるのでこれだけは抑えておきましょう。
フリーランスは「信用」第一!これで月収が変わる!
会社に雇用されていないフリーランスは、信用が第一です。会社に属していれば例えばミスをしたり納期が遅れることがあっても(あってはならないことですが)、会社や上司が責任を問われます。
最悪の場合、自分のポジションが落ちる可能性もありますが月収が大きく下がるということは少ないのではないでしょうか。それに対してフリーランスは自分の身は自分で守るしかありません。
仕事自体、自分でとってくる必要があるので信用がない人は仕事すら貰えなくなってしまうのです。私はほとんどの仕事は継続して同じクライアント様から貰っています。
おかげで新しい仕事を自分で探すことなく安定して仕事を貰うことができています。これはクライアント様との信用ができているからこそです。フリーランスとして活動していくのに「仕事」がなければ月収も何もありません。
納期やルールを守り、人として最低限の礼儀を持ってやり取りをしていくことは社会人としても必須のことです。この積み重ねで多くのクライアント様から依頼を貰えるようになれば月収も自然に上がっていきます。
フリーランスの作業量を増やすことで月収を上げる!
信頼ができ、仕事を多くもらうことができれば月収も上がります。そのためには、それだけの仕事量をこなす必要も出てきます。
さらに作業量が増えれば実績としても上がっていくので、私は「作業量=実績」に繋がると考えています。フリーランスは体が資本ですので、健康面にも気を付けないといけないですよね。作業量をこなせないと月収が少なくなってしまうのは当然です。
私も始めのうちは1記事かくのに丸1日かかっていましたが、今では同じものだと30分で仕上げられるようになりました。スキルを自ら上げる努力も大切ですが、実は作業量をこなしていくうちにスキルは身についてくるものなのです。
スケジュール管理次第でフリーランスの月収は変動
作業量をこなすには「スケジュール管理」が必須です。自由な時間に仕事ができるという点はフリーランスの最大のメリットですが、裏を返せばスケジュール管理ができないと仕事がはかどらないということになりかねません。
スケジュール管理としてタスクやチェックリストを使う方法もありますが、私は「ローテーション化する」という方法に辿りつきました。
一応、主婦としての役割もあるので朝起きてすぐに洗濯をし、子どもを保育園に連れていきます。そのあと、洗濯物を干し、最初に手をつける仕事の案件、作業数まで決めています。
スケジュール管理というと時間管理と捉えがちですが、時間だけの管理では臨機応変な対応が難しいので、「ローテンション化」する方法はおススメです。
誘惑の少ない環境でフリーランスとして働こう!
在宅フリーランスとして仕事をしている私にとって、家の中は誘惑だらけです。TVもあれば布団もあるので始めのうちは昼寝をして気が付いたらもう夕方に!なんてこともありました。
こんなことにならないために、今ではTVのリモコンは見えない場所に、布団は必ず畳むという風にしています。たったこれだけのことですが、仕事の環境を整えるということは「無駄な誘惑」に惑わされずに、作業に没頭するためには必要です。
これができていないと、せっかくのローテーション化したスケジュールをこなせず、作業量が減り、結果的に月収が減ることになってしまうのです。
もちろん、部屋の片づけも重要です。朝起きてすぐに仕事モードに入れるように、必ず夜のうちに皿洗い・掃除は全てすませておくのもポイントです。コワーキングスペースを利用するのもいいですよ。