こんなふうに考えてみよう!在宅ワークの始め方

こんなふうに考えてみよう!在宅ワークの始め方
在宅ワークを始めようと思っても、一体何から始めたら正解かがわからないですよね。そこで、在宅ワークの始め方についてご紹介します。内職と混同されがちな、在宅ワーク。失敗しないやり方を学んで、上手に働いていきましょう。
LANCER SCORE
3

在宅ワークと内職って、何が違うの?

自宅を仕事場としているという共通点から、同じものと考えられがちな在宅ワークと内職。実は大きな違いがあるのはご存知ですか?

在宅ワーカーは「業務請負契約を結んでいる個人事業主のこと」を指し、パソコンなどの情報通信機器を使用した業務が中心となります。

一方、内職は「委託を受けて、物品の製造又は加工等に従事すること」で、手作業のものが中心です。内職をする人は「家内労働者」とも呼ばれます。登録業者や斡旋業者に登録して、そこから仕事をもらうことが多いようですね。

家内労働者は「家内労働法」という法律に守られ、収入も「工賃」と呼ばれるのに対して、在宅ワーカーの収入は「報酬」と呼ばれます。在宅ワークと内職は、似ているようですが、実はまったくスタイルの違う働き方なんですよ。

お仕事を発注してもらえるだけの仕事のスキル、ある?

以上の違いを踏まえた上で「在宅ワークを始めたい!」と思ったら、真っ先に必要になるのは仕事のスキルです。簡単な手作業が主な内容である内職と違って、情報通信機器を使用するという時点で、仕事の内容が違ってきます。

「以前、専門職として会社に勤めていて、そのスキルを活かして在宅で仕事をしたい」という人は心配ありませんが、「まったくの初心者だけど、これから在宅ワークを始めたい」という人にとっては、手強いハードルになることも。

技術やスキルがあまりない人が在宅ワークにチャレンジするときは、クラウドソーシングサイトを活用して、それほど技術が必要ないデータ入力やテープ起こしなどの仕事をしていって実績を積むのがいいかもしれません。

自分にマネジメント力がないと大変なことになることも!

在宅ワークをする人はすべて個人事業主となるため、今後も仕事を続けていくにはマネジメント力が非常に重要になります。自分の好きな時間に仕事ができるようになる反面、どこにも監視の目がないため、怠けて納期前に慌てたりすることにもなりかねません。

自分自身のモチベーション維持のほかに、仕事のスケジュール管理も大切なポイントです。子育てや介護などで外に働きに行けないことが理由で在宅ワークをしている人も多いでしょうから、優先事項を考え、ほんのちょっとの隙間時間も有効に活用しようとする意識が大切です。

また、自宅が職場になるため、仕事をする場所としての環境を整えることも必要です。自宅には、昼寝をしたくなってしまうベッド、ついつい扉を開けたくなってしまう冷蔵庫、なんとなくダラダラと見続けてしまうテレビなど、自宅ならではの誘惑がたくさんありますよね。

在宅ワーカーには、それを振り切って仕事をする強い意志が必要です。在宅ワークを始めるときには、まず自分の意識改革を心がけましょう。

意外と重要なのはコミュニケーション力

「在宅なんだから、人に会わなくていいんでしょ? 人見知りでコミュニケーションに自信がなくても大丈夫でしょ?」と思っているとしたら、それは大きな間違い。

在宅ワーカーには、会社員よりもコミュニケーション力が問われる場面が多いと感じています。直接顔を合わせて仕事について話ができれば、言葉でうまく話せなくても、表情やニュアンスで伝わる部分は多いですよね。

でも、ネット上で仕事が完結しがちな在宅ワークでは、それらで補完することはできません。お互いの状況が見えないのですから、当然です。

「これくらいならわかってるよね」という自分の常識は、相手にとっての非常識かもしれないのです。「信頼できる相手だ」と思ってもらうために、コミュニケーションが必要なのは自明の理。まめな連絡や相談を心がけましょう。

コミュニケーションを取る上では、ビジネスマナーを身につけておくことも大切です。お互いが気持ちよく仕事をするためのコミュニケーションを意識し、常に相手の立場を考えて行動しましょう。

さあ、在宅ワークで仕事を始めてみよう!

在宅ワークを始めるときはいくつかの方法があると思います。これまでは発注者と直接やりとりをする方法、仲介機関に登録して紹介してもらう方法などが一般的でしたが、最近普及しているのがクラウドソーシングサイトを使った仕事の請負です。

ランサーズはその代表的なサイトですね。いろいろな種類のお仕事がありますから、未経験で在宅ワークを始めたいという方も、これまで最前線でバリバリ仕事をしてきて、今度は在宅で仕事をしていきたいという方も、副業として在宅ワークをしていきたいという方も、ぴったりのお仕事を見つけることができるはず。

パソコンやプリンタなどの必要な機器を揃え、仕事に対するきちんとした意識を持てば、もうそれだけで在宅ワークを始めることができます。着実に実績を積んで、優秀な在宅ワーカーを目指しましょう。

【その他の副業記事はこちらからご覧ください】

正社員の副業、48.1%の企業が容認!? 【働き方新時代の実態調査】

サラリーマンの副業。注意すべき点とは?

副業者の人口・職種・年収・労働時間が丸裸|フリーランス実態調査2017

在宅ワークメインのデータ入力業務でどれだけ収入が得られるのかやってみた

RECOMMEND
関連記事