在宅ワークでできるwebの仕事、何があって何に気をつける？

在宅ワークでwebの分野が伸びる理由

在宅ワークの中でも人気が高いのが、webに関する仕事です。インターネットが普及した今では、企業サイトはもちろん、さまざまな商品やサービスのランディングページも増え続けています。

webの仕事はパソコンさえあればできるものが多いですから、在宅ワーカーにとってはうってつけの仕事と言えますね。需要も大きく、流行り廃りも関係がありません。

特に最近ではスマートフォン・モバイル向けのサイト制作の数が増えてきていますので、この先も案件数は増えていく一方でしょう。

在宅ワークでは、最も数が多い仕事の分野だとも言えるかもしれません。クラウドソーシングサイトが一般的になったことの効果は、ここにも現れています。

webといえば真っ先に思い浮かべるwebデザイナー

それでは、在宅ワークとしてできるwebの仕事にはどんなものがあるのでしょうか？ ぱっと思い浮かぶのは、もちろんwebデザイナーですよね。デザインセンスを存分に活かすことができますし、なかなか外で働くことが難しい子育て中のお母さんでもできる仕事です。

単価は案件によって異なりますが、データ入力やテープ起こしなどの仕事に比べれば、技術がある分ずっと高単価。前述したとおり、この先も仕事の数は増えていくでしょうから、在宅ワークとしては「おいしい」仕事のひとつかもしれません。

ただ、最近はデザインだけの仕事ではなく、デザインとコーディングがセットになった仕事の発注が多いため、コーディングの知識はあったほうがいいですし、webのトレンドにアンテナを張っておくことも必須。デザインセンスも問われますから、常にブラッシュアップが必要な仕事です。

近年需要が多くなっているwebライター

最近目に見えて在宅ワークの中でも募集が増えているのが、webライターの仕事です。ランサーズでも、いつもたくさんのwebライティングの仕事の募集がありますよね。

以前は一部のライターさんに外注していたような内容が、クラウドソーシングサイトを通して在宅ワーカーに発注できるようになったことが、需要が増えた理由のひとつだと思います。

ライティングの技術や基本知識が必要なのは言わずもがなですが、webライターとして活躍するためには、パソコンやインターネットについての知識を有し、SEO（検索エンジン最適化）に適した文章を書けるスキルがあるといいでしょう。

webの世界は紙媒体などよりもスピーディーなため、執筆や修正にもスピードが問われます。一定のクオリティを保ち、その上で修正や更新し続けられる文章を書くために、やはりスキルを磨き続けなければならない仕事でもあります。

webの仕事だからこそ気をつけるべきこと

インターネットが普及し、さらにスマートフォンを持つ人が多くなったことで、私たちは常に大量の情報にさらされるようになりました。webページはこれまでに輪をかけてたくさん作られるようになり、webデザイナーやwebライターの仕事はどんどん多くなっています。

ただ、紙のメディアとwebメディアの大きい違いは認識しておきましょう。それは、読むきっかけが何によるかということです。紙メディアの場合、多くは購入を前提としているため、読み手の目的意識がはっきりしています。

一方webメディアは、ネット上でたまたま目についたから読むことが多く、読者が意図せずに読んでいることが多いです。つまりwebは、読者の目的意識や必要性が紙媒体よりも低いと言えるのです。

webデザインやwebライティングの仕事をする際は、この目的意識の低い読者を引きつけるため、「読者にそのページをいいなと思ってもらい、読んでもらう」ことを心がける必要があるのです。まずはこの相違を前提としてしっかり認識して、仕事をしていきましょう。

指名されるwebデザイナー、webライターを目指そう

今や、私たちの生活にwebは欠かせないものになっています。SNSで人とつながるのはもちろん、Facebookやブログで集客をし、ランディングページで商品やサービスを購入し、またそれをシェアするという大きな循環が起こっています。

でも、お客様に見向きもされず、ただひっそりと役目を終えるサイトやページが多いのも事実。これからのwebデザイナーやwebライターには、気軽に見に行けるがこその離脱率を低くする役割が求められます。

在宅ワーカーの増加とクラウドソーシングの普及によって、場所や時間による制限がなくなり、実力のある人はいくらでも在宅で仕事を受注できる時代になりました。これからも在宅ワーカーが増えると考えられます。

そんなときでも「あなたにお願いしたい」と指名してもらえるwebデザイナー、webライターを目指しましょう。指名してもらえるようになれば、在宅ワーカーとして誇らしい限り。一歩先んじたweb関連の在宅ワーカーの証だと言えるのかもしれません。