フリーランスを選ぶタイミングに、遅すぎるも早過ぎるもない。

フリーランスを選ぶタイミングに、遅すぎるも早過ぎるもない。
「不惑=四十にして惑わず」という年齢を過ぎてからフリーランスとしてのスタートを切った和才さん。手に職をつけることの必要性を感じ、また思わぬ出来事も重なったことで、フリーランスの道を歩み始めました。ご自身の実体験で証明する、何事も遅すぎることはないという哲学。自由な働き方を手にするのに、遅い早いはないようです。
LANCER SCORE
73

遅すぎるということはない!私がフリーランスになったきっかけ

私がフリーランスとしての仕事を始めたのは40歳を過ぎてからです。自由な働き方を求める方は多いでしょうが、なかには年齢が枷となって二の足を踏む方もいらっしゃるかもしれません。

しかし改めて私が感じたのは、「何かを始めるのに遅すぎることはない」ということです。モチベーションさえ失わなければ、今の時代誰もが自由な働き方を手にする資格を持っていると確信しています。

私がフリーランスを目指す原点になった出来事

私がフリーランスを目指すようになった原点だといえる出来事があります。

まだ20代の頃、私は派遣社員として某企業に勤務していました。当時からインターネットを利用していた私は、アフィリエイトの存在を知り、「ちょっとした副収入になるかな?」との思いでサイト作りを始めたのです。

元来文章を書くことが好きで、勤めていた会社の社報記事を作成したり会社サイトの記事を更新したりといった作業を任されたこともあり、アフィリエイト用の文章を書くことは苦になるものではありませんでした。

その結果、1年を超えたあたりからポツポツと収益が出始め、多い月は10万円近くになったことも。私の中にほんの少し、漠然とではありますが「インターネットを使って生計を立てていくことも可能なのでは」との思いが芽生えたのです。

実際にフリーランスとしての活動を始めるのは長い年月を経た後なのですが、この件がなければフリーライターを目指そうとは考えなかったでしょう。

きっかけは入院!思わぬ形での転機が訪れる

ランサー3

その後、父の他界や勤務先の工場閉鎖による失業など、環境の変化を理由に地元へ戻った私は、再び派遣社員として工場勤務をしていました。しかしまたもや工場閉鎖による失業の憂き目に。手に職を付けることが必要と感じ、介護の職業訓練校へ通うことを決めました。

しかし入校日まで一週間と迫ったある日、胆のう炎および胆石の症状で開腹手術を受けることになってしまいます。当然入院生活を余儀なくされ、職業訓練校も辞退せざるを得なくなったのです。

開腹手術ですので退院後も激しい動きはできず、かといって少しでも稼がなければ生活が成り立ちません。途方に暮れる私がクラウドソーシングの存在を知ったのはそんな時です。

利用したのはタスク作業でのライティングを中心とした仕事で、ひと月に5万円程度がやっと。とはいえ、当時の私にとってはありがたい収入でした。

本格的にフリーランスのライターとして働くことを決意

プロジェクト方式での仕事をしたことはなく、正直尻込みをした部分もありました。しかしその反面、自分の執筆物がどの程度通用するのか試してみたいという気持ちも。プロジェクト方式の場合、満足してもらえなかったら当然リピートしてくれるはずもありません。

「自分の力を試すことができる」

私はこの点を一番のメリットだと考えたのです。さまざまなご指摘を頂けることで成長に繋がるかもしれないとの思いもありました。

こうして初めてのプロジェクトに取り組み、2つめ、3つめと進んでいく内にそれなりの手応えも感じ始め、「ライターとして働いていこう」と決意するに至ったのです。

仕事にやりがいと希望が持てるように

フリーランスになってもっとも良かったと感じているのは、やりがいや希望が持てるところです。当たり前のことですが仕事をすればしただけ報酬となって返ってきますし、自分の意思で仕事を厳選することも可能です。現在も私は複数のクラウドソーシングを中心に活動していますが、総収入が50万円を超えた月も何度かあります。

時間の調整が付けやすく、公私ともに充実させられるのも大きなメリットです。私は地元である広島に住んでいますが、瀬戸内海を眺めるのがとても好きでたびたび気晴らしに海へ出かけてはのんびりと癒されています。きちんと仕事の予定を組んでおけばまとまった休暇も取りやすく、昨年は母を旅行に連れて行くという、これまでロクにしたことのない親孝行もできました。

またクライアント様からメール等で直接感謝のお言葉を頂けるのはとても嬉しいことでした。何気ないことかもしれませんが、一会社員にはなかなかそういう機会はありませんので。個人的にはかなりモチベーションに繋がる部分です。

苦労はすべて自分の糧になると気持ちを切り替える

ランサー2

もちろん良いことばかりではありません。休暇を好きに設定できる反面、修正依頼が入った場合などは急遽出先で作業をおこなうこともあり、常にノートパソコンやタブレットは手離せません。

一番苦労するのは、やはりクライアント様の意図を汲み取ることでしょうか。限られた情報の中からクライアント様の要望を判断することが、記事の良し悪しに直結すると考えています。

いくら記事としての完成度が高くても、意図にそぐわないものであった場合、そのクライアント様にとっては駄作となるはずです。不明な部分は何度でもやりとりをして、満足度の高いライティングを常に心がけなければなりません。

意外と自分では「良い記事が書けた」と思っていたものがご満足頂けなかったり、逆に「なんとか仕上げられた」という記事がとても喜んで頂けたりと、自分の評価とは一致しない場合もあるのが難しいところです。この辺りはまだまだ私が未熟な部分で、さらなる精進を重ねていかなければと痛感しています。

しかしこれらの仕事における苦労は、すべて次回の仕事に活かせる糧となるものです。「反省はするけれど後悔はしない」をモットーに、気持ちを切り替えて次へと繋げることを意識するようにしています。

より幅広いジャンルに取り組み、将来に繋げていきたい

やはりフリーランスである以上、将来に対する不安は少なからず持っています。世情の変化にも常に対応していけるよう、より幅広いジャンルの仕事に取り組んでいきたいというのが現在の私の豊富です。

学もない、手に職もない、そして若くもない私がフリーランスとして生計を立てるまでに至ることができたのですから、もはや怖いものはありません。崩れたらまた積み重ねていくだけです。

私はフリーランスとしてはまだまだ若輩者ですが、フリーランスを目指そうという方や、フリーランスになったばかりの方がこの記事を読んで、ほんの少しでも励みにしてくれれば幸いです。

RECOMMEND
関連記事