調べて分かった！在宅ワークとワードスキルの意外な関係

在宅ワークにはなにが必要なのかを調べてみる

在宅ワークには様々な仕事がありますが、初心者でも取り組みやすいもの、特殊な技能が必要ないもの、報酬が安すぎないものを探すと、パソコンはどうしても必要です。パソコンを使う在宅ワークの中でも、比較的初心者でも挑戦しやすいデータ入力は、大きく、テキスト入力、データ入力、文章作成の3種類に分けられます。

この中でも、単なるベタ打ちのテキスト入力なら、キーボードでの文字入力と、Officeソフトの基本的な操作ができれば受注できますが、報酬は比較的低く設定される傾向にあるようです。アクセスやエクセルでデータベースやマクロを使うデータ入力は、特殊なスキルが必要となるため、報酬額が高く設定される傾向にあります。

文章作成は、ワードスキルが求められることが多く、画像や表を入れたレイアウトや文章の構成、マニュアル作成などは、高いワードスキルが求められる反面、一件で数千円から数万円の報酬が期待できます。

テープ起こしやライターはワードが必要？

テープ起こしは、録音を聞いて文字にする作業です。入力媒体はワードが多く、メモ帳などのテキストで納品することを求められる場合もあります。

レイアウトやワード固有の機能を使いこなすというよりは、聞いた録音を正確に文字にできることが求められるため、スキルはそれほど必要ありません。長さや内容によって報酬額は異なりますが、在宅ワーク初心者にとっては、比較的取り組みやすい仕事といえるでしょう。

ライターは、自分のブログや、依頼者のブログに依頼された記事を書き込むライターと、キーワードに沿った文章やライティングした記事だけを納品するライターの二極化が進んでいるようです。

1記事数十円～数千円までと依頼内容によって幅があり、求められるのはワードスキルよりも、文章作成能力と、タイピングの早さ、正確さです。テキスト入力や、テープ起こしに慣れてきたら、挑戦してみても良いかもしれませんね。

報酬の高い在宅ワークはなにが必要か

そのほか、ウェブ制作やウェブデザイン、DTPやCADのオペレータ、プログラマなど、勉強してプログラム言語やソフトウェアスキルを身につければ、在宅ワークの幅は広がり、高い報酬を得ることも可能です。

このレベルでは、ワードなどのOfficeソフトは、おこなった業務のドキュメント化や、報告書などの書類作成で、むしろ使えることが大前提になってきます。

そのほか、答案の添削、電話相談・カスタマーサポートなどの在宅ワークがあり、ワードなどのOfficeソフトのスキルよりも、電話やインターネット環境の用意、指定されたソフトやウェブフォームを使うスキルが必要になってくるでしょう。

在宅ワークでのワードの重要性は？

ここまで調べてきて分かったことは、在宅ワークをおこなううえで、ワードスキルが必須なのは、ワードで書類を作成するごく限られた仕事であるということです。

ワードやエクセルなどのスキルがなくてもできる在宅ワークは数多くあり、むしろパソコンにマイクロソフトオフィスが入っていなくても、在宅ワークはできるといえるでしょう。

また、反対に、Officeソフトがある程度使えることが大前提となるレベルの仕事も多くあり、使えることで不利になることは、絶対にありません。使えなくてもできる仕事はたくさんあるが、使えたほうがより良い、という結論になります。

もし、これから在宅ワークを始めたいけど、パソコンにインストールされているOfficeソフトを使ったことがないという人は、ワードの基礎を説明したサイトで基本的な操作を学んで、レビューで評価の高い参考書籍を一冊買っておくと良いかもしれません。

在宅ワークで、ないと困るものとは

在宅ワークで、ないと困るものはパソコンです。OSはMacでもWindowsでもどちらでもいいですが、ノートパソコンの場合、できればキーボードとマウスは別に用意したほうが効率が良くなります。

スマホは連絡を取るために、タブレットはちょっとした調べモノにあると便利ですが、固定電話があれば、在宅ワークでは必須ではありません。特にタブレットは、パソコンの変わりに使うことはできませんので注意してください。

次に通信環境です。最近のモバイルルータはかなり性能が良くなっていますが、安定性の上でも、光回線をおススメします。Windowsパソコンにセキュリティソフトが入っていない場合、ウィルスやマルウェアに対して無防備です。情報漏えいの原因になり、場合によっては莫大な賠償を求められる可能性も出てきますので、クチコミなどを参考にしてすぐに導入しましょう。

その他、仕事に必要なソフトウェアや、マイク・カメラ・ヘッドセットなどのハードウェアをそろえると、環境が充実しますが、まずは闇雲に予算をかけるよりも、自分がおこなう在宅ワークに最低限必要なものから導入していくことをおススメします。