ノマドワーカーなら利用しない手はないアプリ8選

仕事、情報、出張etc.にアプリが活躍

ノマドは多くの仕事を同時進行で進めます。インタビュー、テープ起こしと、ライティングのまとめ。タイムスケジュールもびっしり。朝一での企画打ち合わせに、昼前にインタビュー、その午後に別件の打ち合わせ。多くの仕事をこなすには、ちょっとした待ち時間や、移動時間も仕事に使いたいもの。

これまでは、合間の時間のコーヒーショップでメモをまとめ、自宅や仕事場に帰って夜遅くまで執筆、構想に追われました。ところが、スマホのアプリはノマド達の仕事効率を飛躍的に高めます。移動時間にも情報収集や、電車の中のスマホでも資料作成が可能。インタビューの録音もでき、数時間空きがあれば、電源とwi-fi環境がある仕事ができる場所を見つけ、本格的な執筆がスマホでできます。

かつての遊牧民はラクダや馬で荷物を運んで商いをしました。現代のノマドは、すでにレコーダーも、ノートPCも不要。スマホ一つで砂漠の民以上の成果を上げます。

取材、ライティングもアプリで

取材のインタビューはかつては筆記、そしてレコーダー。今や、スマホで十分となりました。「PCMRecorder（価格：無料）」はほとんどのスマホに備わっているボイスレコーダーをさらに有効に活用できます。

音声データを利用したり、特定の音声形式で録音した場合に使います。また、取材した内容を、次の予定までに執筆したい場合に活用するアプリが、「nomadoma（価格：無料）」。移動している時に、自分の位置から近い、電源とwi-fiが使えるカフェを探し出してすぐに執筆することができます。

原稿起こしには、スマホ用のアプリが活用できます。印象的なフレーズ、まとめポイント、全体のテーマの流れなどを十分執筆することができます。

アプリで、情報をいち早く手に入れる

自分が関係しているビジネスの情報は、どんな些細なことでも知っておきたいもの。例えば、ドローンなど注目されるアイテムには、今後の規制はどうなるか。水中でも活動できるドローンができた。アマゾンは家庭配達ドローンをあきらめていない、など。

仕事相手が多岐に渡るため、いつ、どんな場所で新しい情報が新しい仕事につながるかわかりません。そのためには情報の引き出しをたくさん持っている必要があります。アプリ「Reeder（価格：無料）」は移動中に多くのニュースを探すのに効率的です。また、ニュースをチェックした後の処理は記事を左右にスライドするだけでOK。既読、未読、重要といった区分けが簡単にできます。

さらに、様々な分野で活躍する人物のプレゼンテーションを閲覧できるTEDがあります。Technology、Entertainment、Designの略がTED。世界の英知のスピーチ、ほとばしる言葉が、仕事のインスピレーション、モチベーションを高めます。

ノマド流プレゼンはアプリ活用がオススメ

現代の遊牧民の特徴は軽快でフットワークが良いこと。大きくて、重いプレゼン機器ではなく、スマホ一つを利用して、大きな会議室で大人数を相手にプレゼンを行なうことも可能です。

もちろん、プロジェクター、PCはお借りしますが。「KeynoteRemote（価格：85円）」は相手にmacがあれば、アプリを起動してiPhoneとwi-fi接続することで、PowerPointのスライドショーをコントロールしながらプレゼンできます。スライドのスピーチ原稿もiPhoneで確認することができます。Windowsでのスライドショーを展開するには、「i-Clickr PowerPoint Remote（価格：850円）」で可能です。プレゼン開始からの時間も標示できるので、時間配分にも注意できます。

< h3>出張、移動の時間管理もアプリで

アプリが得意とする分野に交通ナビゲーションがあります。現在地から目的地までの交通手段、時間等を調整するアプリがたくさんありますが、さらにノマド向けの行動に特化したものもあります。「TripIt（価格：無料）」は飛行機、電車、ホテルの日程を登録し、いつでもスマホから予定を見ることができます。このアプリのさらなる特徴は、複数の人間で共有できることです。つまり、一つのプロジェクトに関わる人間が登録すると、それらの人間の予定が他からチェックすることができます。こうした機能は、同じ会社で使えるPCソフトはありますが、ノマド人のように他会社、他人同士のプロジェクトチームでのスケジュール管理がスマホでできるのは便利です。

「FlightTrack Pro（価格：850円）」はさらに飛行機の情報を詳細に告知します。搭乗予定の飛行機のゲートが何番か、搭乗開始時間は遅れていないか、プッシュ機能で知らせます。仮に、予定する搭乗便がキャンセルになっても、他社の航空便を紹介ですので、空港内を走り回って搭乗便を確保することもなくなります。まさに、現代の遊牧民の武器はアプリです。