会社員にはできないことがある。フリーランスになる決意をした日
会社員として働いていると、請け負う業務の幅に著しく制限を受けるケースがほとんどです。WEB制作会社であれば、WEB関連の業務であれば請け負いますが、逆にWEBに全く関連しなければ請け負わないことが多いと思います。面白そうな話があっても飛びつけない状況です。
思い立ったが吉日を地で行く私としては、そういう状況はフラストレーションがたまるばかり。飲食店経営、作曲、イラスト作成、楽しそうなものがあれば何でもやってみたい。あ、じゃあ個人でやればいいのか!という至って自己中心的な動機で、フリーランス活動を始めました。会社にもありのままを話し、私の成長は会社にも活きるものだとの判断で、すぐに承認が降りました。
自由な挑戦こそが、フリーランスという働き方の魅力
フリーランスで一番の魅力に感じたのは「自由に挑戦できること」です。会社ではやりたくなくてもやらなければならない仕事もありますが、フリーランスの場合はやりたい仕事を選ぶこともできます。
かくいう私も、大好きなワインの通販サイト制作を請け負ってワインについて勉強させてもらったり、いつも楽しく仕事をさせてもらっています。
最近では、趣味を最大限に活かして「写真素材サイト運営」や「ゲームアプリ制作」にも手を出しています。自分で撮影した写真・制作したイラストを使うので、正直かなりのバイタリティが必要でしたが、好きなものを作ってマネタイズできると、請負業務とはまた異なる感動があります。
素材サイトを運営するに当たっては、ユーザーエクスペリエンスやSEOに十分注力する必要があり、どんなWEBサイトにも必須となる内容を学んでいる最中です。SEOの難しさは知ってるつもりですが、ユーザーエクスペリエンスの深さも想像以上で、知識と実務の差を漢字ながら勉強の日々です。
個人趣味でもきちんと仕事として取り組めば、似た趣味を持つ方とのコネクションもできるので、色々な話が聞けてとても参考になります。
立ちはだかる「コミュニケーション」という壁
私は話すのも好きで、そういった意味ではコミュニケーションも問題なく取れている(と思いたい)のですが、会社での制作業務とフリーランスで行なう仕事とではそこに大きな差がありました。
フリーランスの仕事を新規で請け負う場合、当然相手のことをよく知らない、つまり相手の要望やこだわりがはっきりとわからない状態からのスタートとなります。
会社での業務だと営業部などから前情報の共有があったりしますが、フリーランスの場合は営業的な動きも自分で行う必要が出てきます。これが私には盲点でした。
内勤の多い私にとって、営業的な動きはかなり難しいものでした。最初はクライアントの要望を的確に汲みとることもできず、何度もリテイクを食らったこともありました。会社員としては失格ですが、上手くいかずキャンセルになって会社で落ち込んでたこともあります。
その経験のおかげで、最近では会社での業務でも営業目線・クライアント目線を持って制作を行なえるようになってきました。会社にもフリーランスのクライアントにもほめられたりして、ちょっとうきうきすることもありますが、油断すると大体失敗するので気は抜かないように注意してます。
フリーランスに与えられた、縛られない「自由」と「責任」
フリーランスは言うまでもなく、業務時間も作業場所も自由です。好きな時に好きな場所で自分のタイミングで仕事ができるので、とても気が楽です。
自分で考えた提案、自分で創り上げた成果物を持ってクライアントに臨むので、アイディアが出ないときの苦しみも大きいですが、上手くいったときの達成感は筆舌に尽くしがたいものがあります。
ただし、自由な挑戦には「自己責任」がついて回り、NGやクレームも直接叩きつけられることになります。これも会社ではあまりなかった経験でした。クライアントに満足してもらえなかったのは完全な落ち度ですから反省が必要です。
しかし、きちんと受け止めれば自分の成長となり次の仕事にも繋がり、自分の努力が目に見える評価となります。それもまたフリーランスの醍醐味でしょう。