「今」しかない。子どもと過ごす時間は、先送りにはできないから|パパランサー賞|永田 義郎

「今」しかない。子どもと過ごす時間は、先送りにはできないから|パパランサー賞|永田 義郎
沖縄県在住の永田 義郎(ながた よしお)さんは、二人のお子さんを持つパパランサー。会社員時代に歯がゆく思っていたのは、育児に時間を割けないこと。第二子の妊娠を機に、フリーランスへの転身を決意。Lancer of the Year 2015にて『パパランサー賞』を受賞した、子煩悩な永田さんへのインタビュー。
LANCER SCORE
51

子育てと仕事の両立は、かけがえのない瞬間に立ち会うための手段

 
Lancer of the Year 2015にて、『パパランサー賞』を受賞した永田 義郎さんは、フリーランスのWebエンジニア。4歳の長男と2歳の長女と家族4人で、綺麗な海の見える沖縄県与那原町で暮らす。那覇市からは車で30分程度の距離にあり、生活しやすく子育てにはもってこいの立地です。
 
会社員時代は長男の子育てをサポートできず、奥さまのストレスが気がかりだったとか。長女の妊娠を機に、フリーランスへの転身を決意なさり、子育てと仕事の両立を目指しました。
 
時間にしばられない働き方を選択したことで、お子さんの成長を見守れるようになり、奥さまの負担も減らすことに繋がったそうです。
 
子育てと仕事を両立するお父さんランサーに贈られる『パパランサー賞』を受賞。「子どもの成長は待ってくれないので、今しか立ち会えない瞬間に少しでも長く傍にいたい」と語るのが印象的でした。
 
永田さんがフリーランスとして手に入れたもの、大切にしたいものが伝わるインタビュー。子育てと仕事を両立しようとする、すべてのお父さんに送ります。
 

働き手と仕事をつなぐ場の提供に感謝

 
2-1
 
― 『パパランサー賞』の受賞、おめでとうございます。まず、感想を聞かせてください。
 
永田:賞というものを初めてもらったのは、小学生のときの絵画コンクールだったのですが、そのときと同じくらい嬉しいです(笑)。全国にいるパパランサーを代表して、仕事とのつながりをつくってくれる、そしてこの様な場を提供してくださることに感謝します。
 
少し前であれば、独立して仕事を獲得するというのは容易ではありませんでした。まして家族を養いながら、一緒にいる時間を大切にしたいと望むのは贅沢なことだったかもしれません。ランサーズのような、仕事と働き手をつなぐ場がなかったら、もっと厳しいスタートになっていたと思います。
 
今回の受賞を通して、家族と過ごす時間を大事にしながら働くという選択肢があるんだ、ということを世の中の人に知っていただけたら嬉しく思います。
 

ストレスフルな生活から抜け出し、子どもの成長を見守りたい

 
― フリーランスを選ぶ以前、2012年までは会社員としてお仕事をなさっていたそうですが、どのようなきっかけで今の働き方を選択したのでしょうか。
 
永田:会社員として勤務していたころは、毎朝7時半に家を出て、残業がなければ19時くらいに帰宅という生活でした。平日は夜だけしか家にいなかったので、育児や家事を手伝うことはできず。
 
近くに頼れる親族がいなかったので、育児の負担は妻ひとりだけで背負っている状態でした。私は仕事がありますし、妻は育児に追われているという、夫婦ともにストレスを抱えている生活。その状態で二人目を妊娠し、このタイミングなんじゃないか?と思ったんです。
 
育児をサポートし、子どもの成長を傍で見守りたい。この気持がフリーランスへの転身を決意させてくれました。
 

今しか経験できない、子どもの“初めて”に立ち会えるようになった

 
2-2
 
― フリーランスに働き方を変えたことで、生活にどのような変化がありましたか?
 
永田:一番大きな変化は、子どもの初めての体験に立ち会えるようになったこと。一日4〜5時間ほど育児に携われるようになって、家族と共有する時間が増えました。仕事をする時間が調整できるので、子どもや妻の要望に応えられる機会も増えて。
 
また、自宅で働いている姿を見せることができるので、以前より家族が仕事への理解をしてくれて、協力を得やすくなったとも感じています。
 
また仕事のアウトプットについても、この働き方だからこそ得られたものがあるんです。通勤時間というものがゼロになったので、自分の裁量で業務に集中できる。例えば、成果物のクオリティを高めるための時間も充分取れるようになりました。
 
他にも、時間はもちろん資金面まで、専門スキルを身につけたり磨くために使えるようになったのは大きいです。フリーランスとして必要な、経理や営業に携わることができ、以前より視野が広がりました。これにより、やりがいを感じられる案件を受注できるようになったな、と。サラリーマン時代と比較して、よりエンジニアとして成長の上り幅が大きくなったように感じています。
 

制約はない。自分の挑戦次第という働き方

 
― 家族と過ごす時間が増えただけでなく、スキルアップについても会社員時代より上手くいっているんですね。ご自身の裁量で時間を捻出し、これからも専門スキルを向上させていくと思うのですが、だからこそ経験できそうなこと、目標や夢について聞かせてください。
 
永田:Web制作の専門性を深め、沖縄以外の場所、特にタイやオーストラリアといった海外でも働いてみたいですね。今までとは違った仕事を手がけるチャンスや、知見を広げて行きたい。場合によっては、日系企業の現地法人の調査チームで働くなど、Web制作とは全く異なる領域の仕事にもチャレンジしてみたいという気持ちもあります。
 
海外で働くとしても、拠点は日本にと考えているんです。やはりベースとなるのは沖縄なので、県内に家を持つ計画も進行してます。フリーランスとして自由に働きながら、持ち家を所有できるって夢がありますよね。この働き方は、仕事も夢も、ぜんぶ諦めないための選択肢なんだと思います。
 
あとは、子供が小学校に入学する前に、色々な環境で生活したいです。彼らには幅広い体験、色々な人や社会と関わることで、自分の中の世界が広がるような経験をして欲しいと考えています。そういう親としてしてあげたいことについて、制約がなくなる働き方ですからね。実現するためには、自分が挑戦するだけ。そんな自分自身の挑戦をとても楽しみにしています。
 
― パパランサー賞の受賞に相応しい、お子さまや家族思いな一面が伝わりました。最後に他のランサーさんが参考にできるよう、活躍するためのノウハウがあれば教えてください。
 
永田:会社員だとしてもそうかもしれませんが、フリーランスならなおのこと、健康管理が重要ですよね。何かあっても会社が保証をしてくれる身分ではありません。身体が資本なので、健康診断などのメンテンナンスは必ずやったほうが良い。
 
私の場合は趣味も兼ねていますが、ロードバイクで週に1〜2回走るようにしています。時間をかけてでも、健康維持、メンテナンス、そしてまたスキルアップのための自己投資は重要だと思いますよ。
 
― 確かに、会社勤め以上に健康に気を使う必要がありますね。同時に自己研鑚が重要なことも良く分かりました。貴重なお話をありがとうございます。これからも目標とされるパパランサーとして、仕事に家庭にと活躍くださることを期待しています。
 
<ライター:城戸内大介/Kidouchi Daisuke>
 
永田 義郎 プロフィールページ
 
ランサーオブザイヤー特設サイト
https://www.lancers.jp/award/

RECOMMEND
関連記事