「新サービスのリリース前に欠かせないスピード感を、ランサーズなら実現できる!」− Grow(株)

「新サービスのリリース前に欠かせないスピード感を、ランサーズなら実現できる!」− Grow(株)
ネットショップオーナーやクリエイターがオリジナルグッズを発注できるサービス「Canvath」。今年の夏に正式リリースをむかえるこのサービスのロゴデザインは、ランサーズのコンペ式によってつくられた。発案からβ版リリースまでたった2ヶ月で実現できたのはなぜなのか。新サービスのリリースにおけるランサーズ活用法について、同社の一ツ木氏にお話をうかがう。
LANCER SCORE
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ショップオーナーやクリエイターが、オリジナルグッズを発注できるサービス「Canvath」

 

― はじめに、「canvath」がどのようなサービスなのかご説明いただけますか?

一言で言うと、ネットショップオーナーやクリエイターがオリジナルグッズを業界最安値で発注できるサービスです。株式会社ベーシックの代表取締役の秋山氏と二人で一緒に立ち上げました。
 
yahoo!ショッピングやBASE,SOTES.jpをはじめとした無料のショップサービスの登場で、誰もが自分の作った商品を売ることができるようになりました。しかし、商品を売る場所ができても、仕入れ価格が高かったり在庫リスクを抱える問題が残っています。
 
そこでCanvathでは、グッズの仕入れ価格を業界最安値まで抑え、商品が売れてから発注する仕組みによってこの問題を解決しようとしているのです。具体的な数字を取り上げると、例えばオリジナルTシャツを一枚つくる場合、他社では送料込み約2500円かかりますが、Canvathでは1800円でつくることができます。
 
6月末まではβ版としてテストユーザーを500名募集し、8月には正式リリースする予定です。つくることのできる商品の種類も、現在は、スマホケース、Tシャツ、トートバッグ、クッション、ハンドタオルの5種類ですが、今後どんどん増やしていきたいと思っています。
 

― Canvathのサービスをはじめられた動機を教えてください。

以前運営していたサービスとして、クリエイターを支援するサービス「Grow!(現hopp)」があります。クリエイターの制作したコンテンツに対して「これいいな!」と思ったユーザが課金するシステムのサービスです。
 
このころから、「スキルを持った個人がクリエイターとして収入を得て生活していくにはどうすればいいのか」といった問題意識が自分の中にずっとありました。そこからの今回アウトプットとしてCanvathのサービスを立ち上げるに至ったのです。
 
サイト (570x304)
 

※「canvath」のサイト

一週間で提案80件!依頼のコツは可能な限り具体的にイメージを伝えること

 

− ランサーズをご利用いただいたきっかけを教えてください。

ランサーズのことは、開始当時から知っていました。2012年ごろからクラウドソーシング自体が少しずつ社会に認知されるようになり、自分の周囲にも利用する人が増えてきていたので、自分も試しに利用してみようと思ったのです。
 
最初の依頼は当時運営していたサービスのWebデザインに関するものでした。その後、今年の5月にCanvathのロゴをつくるため外注先を検討していたところ、ランサーズを思いだして再び利用してみることにしました。
 
ロゴをコンペで募集できるサービスは他にもありますが、平均的な提案数としては、やはりランサーズが圧倒的に多いと思います。無事に、サービスのイメージにぴったりなロゴをつくることができました。
 

− ロゴはどのくらい集まりましたか?また、その中から最終的にどのように一案にしぼりましたか?

最終的に一週間で80件近い提案をいただくことができました。リリース前のサービスで知名度もまだ無かった中で、ここまでたくさんの方に興味を持って提案していただけたことに驚きましたね。その中から、まずはデザイナーやエンジニアと私の3人で4つまで絞りました。最終的に、その4つからベーシックの秋山さんに決めてもらいました。
 

− ロゴを依頼する際に、質の高い提案が数多く集まるように何か工夫はされましたか?

依頼文を作成する際、こちらの希望するデザインのイメージがうまく伝わるように気を配りました。
 
ロゴデザインを募集する前にWebデザインのラフは完成していたので、まず、その画像を依頼文に添付しました。つくっていただくロゴが、サイトのデザインとどのように共存するのかを理解した上でデザインしていただこうと思ったのです。
 
また、ロゴの基調とする色は、カラーコードまで指定してお伝えしました。例えば、一言に「緑」といっても色味はさまざまです。今回はサイトのデザインが先に完成していたということもあり、詳細まで具体的に指定して依頼文を作成することができました。
 
ロゴ
 

※ 「Canvath」のロゴデザイン

着想から2ヶ月で新サービスをリリース!コンペでロゴをスピード作成

 

− 今回Canvathの立ち上げのタイミングでご利用いただきましたが、新たなサービスのリリース前にクラウドソーシングを活用することで得られるメリットはありましたでしょうか。

新サービスのリリースに携わる全ての人が共通して考えていることだと思いますが、アイデアが冷めないうちに実現するスピード感はとにかく大事です。いいアイデアであっても、実現までの道のりが長引くとメンバーのモチベーションは下がっていってしまいますし、他社に先を越されてしまう場合もあります。
 
Canvathの場合、4月のはじめにサービスを発案してから、二ヶ月間でβ版のリリースまでたどり着くことができたので、非常に良いスピード感を保てたと思います。その中でサービスの顔とも言えるロゴデザインを、ランサーズを利用してたった一週間で、80パターンの中から選ぶことができたのは、理想的でとても気持ちの良いペースでした。
 

− 今後、ランサーズをどんな方におすすめしたいと思いますか?

会社を立ち上げたり、新しくサービスをリリースしようと考えている人にはとてもおすすめです。
 
つくりたいものははっきりしているのだけれど、自分には時間やスキルがないといった場合でも、ランサーズなら解決してくれるでしょう。スピーディーに仕事を依頼できるこの気持ちの良さは、是非たくさんの人に共感して欲しいですね。

 
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【ご参考】
ショップサイトオーナとクリエイターためのオリジナルグッズ発注サイト「Canvath」
http://beta.canvath.jp/(β版にてテスター募集中)
 
株式会社ベーシック
http://www.basicinc.jp/(コーポレートサイト)

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