こんにちは!ランサーズタレント社員(笑)の若宮です。
2018年12月7日、北海道札幌にて、ランサーズを活用し「スマート経営」している2社の企業経営者を囲む交流会に参加してきたのでレポートします!

「スマート経営」とは?
現在、ランサーズでは全国各地で企業同士が交流するコミュニティイベントを開催しています。各地の先進企業の事例を沢山集めるうちにわかってきたのは、先進企業ほどクラウドソーシングやフリーランス、複業ワーカーを活用して、効率的・効果的な経営を行っていること。
ベンチャー企業や中小企業、地方企業などの場合、なかなかスキル人材の採用や社内リソースの確保が難しく、デザインや開発を外部にお願いすることも多いと思います。これまではそういう場合、デザインであれば広告代理店や受託開発会社に外注をすることが多かったと思うのですが、そこには下記のような課題もありました。
・契約に至るまで手間がかるため、短期の契約がしづらく契約期間が長くなりがち
・担当するデザイナーやエンジニアによって品質がばらついてしまう
各地で事例をきいていくと、ランサーズのようなクラウドソーシングサービスを活用している企業はこういった問題を解決できている事が多いのです。
そのポイントは、どうやら「人」。
クラウドソーシングサービスは、仕事を企業に対してお願いするのではなく「人」にお願いします。そのため企業に外注するよりも「安く、早く、求めるスキルがある人に」直接仕事をお願いでき、より効率的かつ効果的な発注をできているのです。そして、浮いた分のコストや時間は、会社が本来やるべきことに注力できます。ランサーズでは、贅肉が少ない、より賢い経営資源の使い方をしている、こういう経営スタイルを「スマート経営」と呼んでいきたいと思っています。
運営が遅刻のスタート(汗)
当日19時、たくさんの企業経営者の方が会場に集まっていました。しかし一部の遅刻者がいました。それは他でもありません、運営のランサーズ社員です。
当日午後には東京から札幌に到着しているはずだったのですが、週末にかけて雪が降り、飛行機がまさかの3時間半遅れ!札幌についた時にはすでに開始時間を30分過ぎた19:30になっていました・・・
慣れない雪道に足を取られながら、ランサーズ社員が遅れて到着し会場の扉を開けるとすでに交流は始まっており、名刺交換をしながら和気藹々の熱気になっていました。
着いてすぐ、遅刻をお詫びして、やっとのことでイベントスタート!
まずはランサーズのコミュニティ隊長・大津から会の趣旨について説明します。
会の趣旨はあくまで「交流」。事例から勉強することもとても役に立ちますが、クラウドソーシング活用について生の声を聞いて意見を交換し、不安や疑問を相談できるように各地域で横のつながりを作ることがなによりも大事なのです。
事例①:「立場は対等」
株式会社T.M.Community 代表・福田 尚広氏
そして本編の事例共有。一社目はT.M.Community福田さん。福田さんの会社では「ダイエットカフェ」というダイエット商品の口コミサイトを運営しています。
この国内でも最大級の口コミがあるこのサイトを、クラウドソーシングを活用することでなんとほぼ一人で経営している(!)んだそうです。これには会場からもどよめきが。
そんなことができるのも、実は福田さんは北海道で最多・これまでに100回以上も発注をしている「ランサーズの達人」経営者なのです!
福田さんがランサーズで発注しているのは「デザイン」「システム開発」そして「タグ付けなどの単純作業」と多岐にわたります。変わったところでは友人の結婚式のためのイラスト、なんていうものまでランサーズでお願いしたんだとか。
多くの発注をしている達人だけに沢山のノウハウが。
2.「コンペ」で募集する。
3.なるべく具体的に依頼する。
4.良いものを選択する。
「1. 最低限の知識を身につける。」について、福田さんは自分の知識がない事柄について発注する場合、その分野について入門書で勉強するようにしているとのこと。内容を理解してからの方が依頼をしっかりできますよね。
また、発注の方式の使いわけも重要で、実績から判断しづらいデザインなどは、なるべく「2.「コンペ」で募集する」ようにしているのだとか。
そして特に心に残ったのが「立場は対等」という福田さんの言葉。
受発注の関係を超えて、お互いに敬意を払うことでお互いにとってよい仕事ができるのですね!まさに「人」を大事にする「スマート経営」の体現者です。
二社目:
M社 代表取締役・編集者 Sさん
Sさんは書籍の編集などの会社を経営しているということで、発注するのはイラストや書籍著者のプロフィールサイトの作成など。
「本づくり」のお仕事のため、中にはかなり特殊なイラストが必要になることもあるらしく、そういった特殊なスキルのイラストレーターを自力で探すのは大変なため、ランサーズで探しているのだそうです。以前は掲示板サイトで募集を出したりスキルのある人を探すのに時間がかかって大変だったそうですが、ランサーズには色んなスキルの人が見つかり助かっている、ということ。こういう特殊スキルをもつ「人」をさがして活用するのも「スマート経営」ですよね。
また、Sさんのおっしゃっていたコツでとても参考になったのは、
ということ。
たしかに、実力があってしっかり活動実績がある人はサイトに実績について掲載していたり(ポートフォリオ、といいます)、SNSで日頃から発信しているひとは信頼がおけますよね!
「スマート経営」を考えよう!グループワーク
お二人のお話のあとは、飲み食べしながら3チームに分かれてグループワーク。
テーマは「もっとスマート経営を盛り上げるには?」というもの。
ここでも活発な議論がなされ、
・「スマート経営」の定義を決め、基準をみたしたところを認定してスマート経営マークとかを貼るようにしたらいい
・「スマート経営」を実践している企業で「サポーター制度」をつくるといいと思う
といった意見がでました。認定制度やサポーターなど是非参考にして、「スマート経営」をこれから全国各地に広めていきたいです。
その後の交流会も過去になく大盛り上がり、有志で二次会も開催され、2時を回るまで熱い議論がされていたんだとか。
参加者の方も「#スマート経営」でツイートをされていたり、
ランサーズの勉強会を札幌で受けてます!#スマート経営#大副業時代
— 「革命、売ります」赫い革命家:関聖二@中卒社長・転職回数17回/ブランディングメンター (@redrevo22) December 7, 2018
#スマート経営 の勉強中
脳が刺激されました— 自己 (@mixyuta) December 7, 2018
この交流会をきっかけに「スマート経営」が発信されているのもとてもうれしかったです!
これからも各地域を「スマート経営」でもりあげていきたいと思っていますので、ぜひご参加ください。
最後に告知です!
2019年1月に「スマート経営」を盛り上げる経営者限定の合宿を開催します!2日間経営者同士であたらしい経営をみっちり議論しませんか?フリーランスや複業ワーカーを活用することでさらに事業を加速させる、そういうきっかけが見つかる合宿になると思いますので、奮ってご応募ください!(参加は6名限定で選抜があります)
※お申込み受付を終了いたしました。
