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Web広告の費用相場一覧表!ネット広告出稿は顧客フェーズで効果的に運用

チラシなどを配布するマスマーケティングから、消費者の個のニーズに対応するデジタルマーケティングに多くの企業がシフトチェンジをしてきています。

その中でも、即効性があり効果が見えやすいWeb広告は、多くの企業に利用され、その効果を出していることでしょう。

しかし、Web広告を実施する上で、費用対効果が出ていない企業も少なくありません。

ここでは、Web広告を効果的に利用するために意識したい“3つのフェーズ”について、フェーズごとに利用すべき広告と共にご紹介していきます。

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Web広告は7種類

疑問
デジタルマーケティングを行う上で、Web広告は上手に活用すべき手法です。まずは、世の中にはどのようなWeb広告の種類があるのかを確認していきましょう。

大きくジャンルを分けると、Web広告は以下の7種類です。

  • ネイティブ広告
  • 純広告(ジャック広告、バナー広告、記事広告、テキスト広告、動画広告、メール広告)
  • SNS広告
  • ディスプレイ広告(DSP広告)
  • リターゲティング広告
  • リスティング広告
  • アフィリエイト広告(リワード広告)

Web広告の概要や特徴については、「認知」「興味関心」「比較検討」の3フェーズに分けて後述しています。

インターネット上に出稿するWeb広告にはさまざまな種類があり、目的やターゲットによって、どの広告を利用するべきかを選定することが重要です。

上記広告の詳しい説明については、以前ご紹介した以下の記事でも詳しく紹介しています。

【Web広告の種類7選】メリット・デメリットや広告出稿先の選定方法について

Web広告(ネット広告)の種類別の料金・費用相場一覧表

Web広告
ここでは、出稿を検討中の方に向けてWeb広告(ネット広告)の料金相場を一覧にまとめました。料金相場は、あくまで一例ですので参考程度にお考えください。

ネット広告の種類料金相場ターゲット
リスティング広告・10件のコンバージョンを目標とすると、予算はおよそ100,000円顕在層
純広告動画広告(YouTube広告)・インストリーム広告:3~20円/1再生
・インフィード動画広告:2~6円/クリック+動画再生
・マウスヘッド広告:数百万円/1日
潜在層
ディスプレイ広告・インプレッション課金:数十円〜数百円/1,000回表示
・クリック課金:50〜100円/1クリック
潜在層
アフィリエイト広告・アフィリエイトASPの月額料金:3〜5万円
・アフィリエイターへの成功報酬
・アフィリエイトASPへの手数料
潜在層〜顕在層
リターゲティング広告・インプレッション課金:10円〜/1,000回表示
・クリック課金:100円〜/1クリック
顕在層
SNS広告Facebook広告・インプレッション課金:100〜500円/1,000回表示
・クリック課金:100〜200円/1クリック
潜在層
Instagram広告・インプレッション課金:500〜1000円/1,000回表示
・クリック課金:40〜100円/1クリック
Twitter広告・インプレッション課金:数十円〜数百円/1,000回表示
・クリック課金:400〜650円/1クリック
TikTok広告・インフィード広告:42万~625万円
・クリック課金:30~100円/1クリック
・再生課金型:5~60円/1再生

Web広告の費用対効果を上げるには顧客の購買行動に注目

Web広告を利用する上でポイントになるのは、目的別に選択することです。「認知」「興味関心」「比較検討」の3つのフェーズにおいて、どのフェーズの顧客を引き上げたいか、まず広告出稿の目的を明確にします。マーケティングにはフェーズというものがあり、一昔前まではAIDMAやAISASなどが購買行動モデルとして認知されていました。

最近の傾向としては、2015年に電通デジタル・ホールディングスが提唱したモデルの「DECAX」が注目されています。

DECAXとは、購買行動に関連する次の5つのプロセスを略した名称です。

  1. Discover(発見)
  2. Engage(関係作り)
  3. Check(確認)
  4. Action(行動)
  5. eXperience(体験と共有)

DECAXは、情報を受動的に受け取るだけではなく能動的に取得しようとする顧客の購買行動の変化を反映しています。

いずれのモデルにおいても、顧客の購買行動は「認知」「興味関心」「比較検討」の3つに大別されるのがポイントです。どのフェーズにいるターゲットに向ける広告なのかを意識するようにしましょう。

Web広告の費用対効果を測る5つの指標

費用
Web広告においては、費用対効果を意識した運用を心がける必要があります。掲載がスタートしてからの運用次第で、広告の効果が大きく変わるからです。

では広告の費用対効果を測るために、広告管理ツールの中のどのデータをチェックすればいいのでしょうか?

ここでは、Web広告の効果測定において代表的な5つの指標を次のとおり紹介します。

  1. インプレッション数
  2. CVR(コンバージョン率)
  3. ROI
  4. CPA
  5. ROAS

では、それぞれについて見ていきましょう。

インプレッション数

インプレッション数とは、インターネットユーザーに向けて出稿したWeb広告がブラウザ上で表示された回数です。ユーザー数を表しているのではありません。

インプレッション数が多ければ、広告内の文章・画像がインターネットユーザーの目にとまる機会が多いということになります。

インプレッション数を増やすためには、ターゲティング設定を見直すことが大事です。

CVR(コンバージョン率)

インターネットユーザーがWeb広告をクリックした数に対して、コンバージョンが発生した割合を「CVR(Conversion Rate:コンバージョン率)」といいます。

コンバージョンとは、Web広告を出稿している広告主にとって成果とみなされるユーザーの行動のことです。たとえば、商品購入、資料請求やお問い合わせなどが成果(コンバージョン)にあたります。

CVRが低い場合は、次のような問題を抱えているのかもしれません。

  • 広告と実際の商品のイメージにズレがある
  • 広告をクリックした先のLP(ランディングページ)で訴求できていない

ROI

ROI(Return On Investment)は、「投資収益率」や「投資利益率」と呼ばれる指標です。投資に対してどれだけの利益を上げたのかが分かるので、Web広告費を含めた販促費用全体でROIを計算する場合もあります。

このROIの数値が高ければ、費用対効果が高いといえるわけです。

CPA

CPA(Cost per AcquisitionまたはCost Per Action)は、「顧客獲得単価」を意味します。

文字通り、コンバージョン獲得1件あたりの金額がCPAです。

ROAS

ROAS(Return On Advertising Spend)は、広告費用の費用対効果を示す指標です。広告費用の回収率を知りたい場合に有効な指標といえるでしょう。

広告費用に対して、どれだけの売上効果があったのかが分かるのがポイントです。

「認知フェーズ」で利用するべきWeb広告

データ分析
ここからは、それぞれのフェーズごとにどのような広告を利用するべきかを見ていきましょう。まずは、認知フェーズからご紹介していきます。

ネイティブ広告

認知フェーズにおいて、ターゲットへの認知を促す方法として、ネイティブ広告があります。

概要

ネイティブ広告は、サイトやSNSを利用しているユーザーに向けて、記事を読むような感覚で自然と違和感なく広告を表示させる手法で、Webサイトの記事広告とSNSなどのインフィード広告が代表的な広告例です。

ネイティブ広告の料金形態としては、インプレッション保証型、クリック保証型、期間契約型などさまざまな契約形態があります。

特徴

ネイティブ広告の特徴としては、自然と広告を表示させるというのが最大の特徴であり、昨今のマーケティング手法であるコンテンツマーケティングSNSマーケティングを実施していく上でも効果的な手法となります。

記事コンテンツを閲覧するユーザーに向けて自然と入り込む広告となるため、これまでサービスや商品、会社名などを知らなかったユーザーに向けて自社のサービス、商品、会社名などを認知に繋げることができます。

純広告

純広告とは、特定の広告媒体の広告枠を買い取ることで、特定のメディアに掲載する広告です。純広告にはさまざまな種類がありますが、認知フェーズにおいて多くのユーザーに認知をしてもらうためには純広告の利用も検討する必要があるでしょう。

概要

純広告はメディアの広告枠を利用して広告を表示させるもので、代表的な純広告の一つにYahoo!JAPANの右上のバナー広告があります。

Yahoo!JAPANの広告枠は毎日数万人というユーザーが見ているため、多くのユーザーに認知されるにはとても効果的と言えるでしょう。

また、純広告にはサイトをジャックしたようなジャック広告、バナー広告、記事広告、テキスト広告、動画広告、メール広告などの種類があります。

特徴

純広告の特徴としては、大手のメディアに掲載される広告となるため、費用が他の広告費よりも高額になりやすい広告です。
ただ、その分多くのユーザーに対して告知できるため、認知度を高めるという意味では効果的な広告です。

サービスや製品を新たに開発したり始めたりしたときに、認知を一気に高めたいと思ったときには純広告はとても有効な広告です。
掲載するメディアによって費用は異なりますが、数百万円の費用が掛かる広告などもあります。

動画広告

動画広告として代表的なのはYouTubeを利用した広告配信ですが、YouTube内に表示させる広告だけでなく、さまざまな広告形態があります。

概要

動画広告には「インストリーム広告」「インリード広告」「インバナー広告」「オーバーレイ広告」という4つの種類があり、それぞれ広告配信の特徴があります。

YouTubeで動画を見ているときに表示される広告がインストリーム広告で、記事コンテンツの中で表示される動画広告がインリード広告、Webサイト内の広告枠で動画を表示させるのがインバナー広告、スクロールしたときに表示されるようになるのがオーバーレイ広告です。

特徴

動画広告の特徴としては、認知フェーズにおいて「気付き」を与える広告としては効果的な広告の一つとなり、動画を閲覧しているユーザーは比較的興味のある動画であれば目に留まり、釘付けになることもあります。

5Gが広がっていく中で、これからの社会においては動画による広告需要が高まり、静的な広告よりも効果が高いとされる動画広告を利用する企業が多くなっていくでしょう。

クリエイティブな動画広告を配信することでユーザーへの認知度が高まるだけではなく、企業のブランドイメージも植え付けることができ、動画による印象を与えることで、非認知から認知フェーズに引き上げることができるでしょう。

「興味関心フェーズ」で利用するべきWeb広告

感心
次に、興味関心フェーズにおける広告の種類を見ていきましょう。
興味関心フェーズとは、認知フェーズの次のフェーズで、認知、つまり「知っている」というところから、「興味関心を持つようになる」というフェーズになります。

SNS広告

SNS広告はTwitterfacebookなどを利用した広告となり、通常のWebサイトの広告とプラットフォームが異なります。

概要

facebook広告、Twitter広告、Instagram広告など、一言でSNS広告と言っても種類がいくつかあります。種類については後述いたしますが、ターゲットごとにどのプラットフォームを利用して広告配信するのかを決めるべきです。

SNSを利用するユーザーの属性はそれぞれ異なるため、効果を出すためにはターゲットに合ったSNSを利用することが必要です。

特徴

SNSの最大の特徴はセグメント機能です。
セグメント機能とは、利用しているユーザーの属性ごとに細かく配信設定ができ、例えばfacebookの場合には最終学歴や年齢、性別はもちろんのこと、趣味嗜好などの項目も広告配信先として設定できます。
セグメントできることでより細かくターゲットを絞り込んで訴求することができます。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は認知フェーズでも利用できる広告ですが、興味関心フェーズの場合にも有効です。

概要

興味関心があるいるユーザーは、商品名やサービス名、企業のことなどを知っているユーザーとなり、ディスプレイ広告は画像や動画で表示される広告のため、「あ、この会社(商品)知っている」と広告に気付いてクリックすることがあります。

特徴

ディスプレイ広告の特徴としては、画像や動画でユーザーに広告を表示できるというもので、商品やサービスを知っているユーザーにとっては視覚的にすぐに理解できるため、興味関心を抱いているユーザーには目に付きやすいということがあります。

また、後述しますが、リターゲティング広告として利用できる広告となります。

DPS広告

ディスプレイ広告とDSP広告を混同している人も多いでしょう。DPS広告は、ディスプレイ広告に内包される広告手法です。

概要

DSP広告とは、Demand-Side Platformという広告主側の広告配信プラットフォーム経由で配信される広告です。

Web広告の需要と供給を一致させるために、媒体主サイドの広告配信のプラットフォームSSP(Supply-Side Platform)と連携しています。

特徴

配信されるWeb広告は、広告枠ごとに毎回リアルタイムの入札によって決定されます。

広告を配信するターゲットを絞り込めるので、ターゲット層へ精度高くアプローチできるのが特徴です。Web広告出稿の費用対効果を向上させたいなら、検討されてはいかがでしょう。

「比較検討フェーズ」で利用するべきWeb広告

検索
次に、比較検討フェーズにおいてどのような広告を利用するべきか見ていきましょう。
比較検討フェーズは、その名の通り比較検討しているユーザーとなるため、「すぐ買う客」という顕在顧客層になります。

そのため、アプローチの方法としては、商品やサービスを見つけやすくすること、その商品を探している人に対してすぐに掲示できるようにすることが重要です。

リターゲティング広告

比較検討フェーズにおいては、リターゲティング広告が有効です。

概要

リターゲティング広告とは、一度広告を表示したり、サイトに訪れたりしたユーザーに対して、何度も同じ広告を表示させてアプローチするという手法で、ディスプレイ広告などでこの手法が利用できます。

ソファーを探すのに検索していたら、次の日になってもソファーの広告が出てきたことはありませんか?ユーザーの行動に合わせて広告表示をするというのもデジタルマーケティングの強みです。

特徴

リターゲティング広告の特徴としては、サイトを訪れたユーザーに対して再アプローチするというのが最大の特徴です。

リターゲティングできるリストの種類としては、サイト訪問者だけではなくCVに達したユーザーや特定期間に訪れたユーザー、特定のページに訪問したユーザーなど、細かなセグメントができるのも特徴の一つです。

リターゲティング広告の種類としては、Google広告やYahoo!広告、facebook広告などさまざまな種類があります。

リスティング広告

次に、リスティング広告です。
リスティング広告はデジタル広告の中でも特に利用しやすい広告として、多くの企業が利用している広告です。

概要

リスティング広告は、比較検討フェーズにおいて重要な役割を果たします。
検索結果の広告枠の中に表示できるリスティング広告は、オーガニック検索の結果とは別に、上位表示できる広告となるため、検索している顕在層のユーザーに対して効果的なアプローチが可能です。

例えば、商品名やサービス名で検索しているユーザーに対して、検索結果のファーストビューで情報提供できるため、クリックされやすくなり、顕在層の獲得に貢献してくれます。

特徴

リスティング広告の特徴としては、キーワード検索による検索結果の広告枠に表示できることで、多くの検索ユーザーへアプローチできるという点です。

検索キーワードは自分で選択することができ、キーワードごとにどのような広告文を表示して、どのサイトにリンクさせるかを選択できるため、ユーザーのニーズに合わせてアプローチできる広告です。

1キーワードごとに入札単価として単価設定できるため、低額の広告費から運用することが可能です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、成果報酬型のWeb広告のことをいいます。リワード広告は、このアフィリエイト広告の一種です。比較検討フェーズのほか、認知フェーズでも有効な手法となります。

概要

広告主は、媒体と広告主を仲介するアフィリエイトASPを通じて、アフィリエイトサイトやポイントサイトにWeb広告を出稿します。
リワード広告とはアプリに多く見られ、ユーザーがダウンロードすると成果報酬が発生するというものです。

特徴

広告主は、成果報酬が発生する条件や成果報酬額をコントロールできます。ただし条件が厳しすぎたり成果報酬が少なすぎたりすると、広告を掲載してもらいづらくなるので注意が必要です。

SNS広告の種類について

SNS
最後に、SNS広告の種類について見ていきましょう。
SNS広告の種類は以下のようになっています。

広告の種類ユーザー層ユーザー数簡単な特徴
facebook広告40代50代が多い2,600万人ほど細かくターゲットをセグメントできる
Twitter広告若い世代が多い4,500万人ほど爆発的に広まる可能性がある
Instagram広告10代20代の女性が多い3,300万人ほど画像や動画が中心の広告
Tiktok広告若い世代が多い950万人ほど動画を利用した広告

細かく、それぞれ確認していきましょう。

facebook広告

facebook広告からご紹介していきます。

概要

facebook広告は、facebookを利用した広告で、facebookを利用しているユーザーに向けて広告を表示するものです。
facebookは日本でも2,600万人以上のアクティブユーザーを誇るサービスとなるため、Webサイトの検索エンジンなど利用しないユーザーへもアプローチが可能です。

特徴

facebook広告の最大の特徴は、細かなセグメントができるということです。
セグメントとは、例えば年齢や性別、地域や最終学歴、家族構成や趣味嗜好など、あらゆる属性において絞り込みが可能というもので、広告出稿する際にターゲット像をしっかりつくることで、そのターゲットに向けてアプローチできる広告です。

facebook広告を利用することで、facebookだけではなくInstagramやAudience Network、Messengerなどにも広告配信が可能となります。

Twitter広告

次にTwitter広告です。

概要

Twitter広告は、facebook同様、ツールを利用しているユーザーに向けてアプローチする広告で、広告の種類としては、プロモアカウント、プロモツイート、プロモトレンドなどがあり、Twitter内で24時間広告表示させることができます。

Twitterの利用者は4,500万人と言われており、こちらもユーザーの属性に合わせて広告表示できるため、多くのユーザーに認知させることも絞り込みをして広告出稿することも可能です。

特徴

Twitter広告の特徴としては、比較的ユーザー層は若い世代であることと、瞬間的な爆発力があるということです。
広告の種類は数種類ありますが、プロモツイートという広告枠でのツイートでも、リツイートが可能となるため、内容によっては拡散されることもあり、瞬間的な認知度アップも見込める広告となります。

Instagram広告

次に、Instagram広告も見ていきましょう。

概要

Instagramは約3,300万人のユーザーを誇るサービスで、インフルエンサーという言葉を流行させたサービスの一つとなります。

インフルエンサーマーケティングでよく利用されるInstagramですが、広告出稿することもでき、広告の種類としては、写真広告動画広告カルーセルコレクションストーリーズと複数の種類があります。
Instagramはfacebookが買収して提供しているサービスとなるため、facebookのプラットフォームと連携しているため広告配信のセグメントがfacebook同様に細かく設定できます。

特徴

Instagram広告の特徴としては、利用しているユーザーは10代・20代が多いということ、そして画像や動画による広告出稿がメインとなるため視覚的に訴えることができ、企業や商品のブランディングにも利用できます。

飲食店など食べ物を扱っている企業や、アパレル・雑貨などの製品を販売している企業などは、「美味しく見せる」「可愛く見せる」ことが写真でできるため、効果的な広告と言えるでしょう。

TikTok広告

最後に、TikTok広告です。

概要

TikTokはSNSの中でも後発的なサービスですが、現在950万人ほどのユーザーを抱えています。
音楽に合わせて踊る動画を撮影し、素人でも簡単に動画投稿できるTikTokは、若年層にウケ、10代の学生を中心にあっと言う間に利用者が増えたサービスです。
TikTok広告は、「TopView」「ハッシュタグチャレンジ広告」「インフィード広告」という3つの種類があり、それぞれ動画型の広告となります。

特徴

TikTok広告の特徴としては、利用しているユーザー層が若い世代の中でも特に女性が中心となっているため、若い女性をターゲットにしている企業は特に利用すべき広告となります。

最大の特徴は「動画」を利用した広告となるため、広告のクリエイティブの質によって効果は大きく変わるでしょう。
TikTokでの広告出稿においては、広告で利用する動画のクオリティが重要になります。

まとめ

マーケティング
ここまで、Web広告費用の種類と利用時の注意点を3つのフェーズに分けてご紹介してきました。
リスティング広告をはじめとするWeb広告は、どれでも利用するのが良いというのではなく、あくまでも目的に合わせて利用することが大切です。

認知・興味関心・比較検討のどのフェーズにいるユーザーに対して、どのようなアプローチをかけるかを意識することで、期待する効果を出していくことができるでしょう。

それぞれのWeb広告には特徴があるため、特徴を活かした広告出稿を行なってください。広告出稿で悩んでいる場合や、自分では判断がつかないとき、外部に広告出稿を依頼するという方法もあります。

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