中沢 淳 さん / 映像クリエイター
映像クリエイターとして働く傍ら、地元の活性化を目的に小規模イベントを開催。趣味のサーフィンを楽しむため、「どこにいてもできる仕事」としてフリーランスの道を模索。ランサーズでの受注をきっかけに独立を決意。現在は、映像制作・書籍レビュー・イベントプロデューサーとして働きながら、平日にもサーフィンを楽しむ生活を送っている。
「Lancer of the Year」とは、2015年からスタートした、スキルや経験を活かし、時間や場所にとらわれない新しい働き方を体現しているフリーランスの中から、次世代ワークスタイルのロールモデルとなる個人を表彰するセレモニーです。
田舎暮らしでも仕事がある。
人口減少に歯止めをかけるロールモデルになりたい。
私が住んでいるのは、都市部への人口流出が激しい地域です。会社や仕事は限られていて、いつ職を失ってもおかしくない状況でした。地元への愛着がありましたので、「都市部じゃなくてもできる仕事、この土地に住みながら続けられる仕事はないか」と頭を悩ます日々。試行錯誤のなかで出会ったのが、クラウドソーシングという場所にとらわれない働き方でした。会社員を辞めて独立したのは、ランサーズでの初受注がきっかけ。収入は、正社員時代の2倍になったり半分以下になったりと、まだ安定はしていません。でも覚悟を決めて飛び込んだ世界ですから、不安や不満はないんです。自分の好きな場所にいて働けることに、喜びしか感じられません。これからの目標としては、私のように、ド田舎に住んでいても仕事ができる、というロールモデルとなること。小さな町や村の人口流出に待ったをかけられるような、そんな力になれたら幸せだと思いながら暮らしています。