ヒカゲ ヒトミ さん / Webデザイナー
2014年より北海道へ移住。東京のWeb制作会社に勤めた後、フリーランス。再度、企業に就職し、ECサイトの制作・運用やWebディレクションなどスキルの幅を広げ、再びフリーランスへ。利便性がありながらも自然溢れる環境での暮らしを望み、札幌へ移り住む。仕事時間は変えずに、収入は1.5倍程度。バランスに優れた生活を送っている。
「Lancer of the Year」とは、2015年からスタートした、スキルや経験を活かし、時間や場所にとらわれない新しい働き方を体現しているフリーランスの中から、次世代ワークスタイルのロールモデルとなる個人を表彰するセレモニーです。
43歳、後戻りのできない不安との戦い。
大自然を求め、北海道への移住を決意した。
2014年に念願かなって、東京から北海道へと生活の場を変えました。移住する前は、自然に囲まれた生活を望んではいたものの、仕事の面で難しいと思っていたんです。以前からフリーランスとして働いていましたが、人とのつながりによって仕事をいただくことがほとんど。物理的な距離が離れることで、仕事も途絶えてしまうのではないかと考えていたのです。ランサーズを利用することで、つながりに依存しない新規開拓が可能ということに気が付き、「探せば 進めば、仕事はつかめる」と思い定め、ライフスタイルを優先する決意ができました。私は43歳ということで、もう一度会社に属するには厳しい「後戻りできない」年齢です。移住前から、10年後も同じ仕事を続けていけているのか不安だったのも事実。今は、成果物に対する評価がすべてとなって、本当の意味で「自分にできることをする」という向き合い方ができ、気持ちにも余裕が生まれました。