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国際航業株式会社
調査企画グループ 長谷川 浩司氏
新規事業「3次元モデル生成サービス」のスタートダッシュに効果。自由度の高い市場調査により効率化を実現

導入のポイント

導入目的:

新規事業の立ち上げに際し、ビジネスの可能性を探るための広範囲な市場調査をスピーディに行いたい。また、既成概念や先入観にとらわれないフラットな視点からの市場データを幅広く収集したい。

活用業務:

市場調査

Lancers Assistantを
選んだ理由:

・専任アシスタントが窓口となるため、依頼時のやり取りや調整でのタイムロスがない
・時間単位での契約なので、調査対象や項目の追加・削除が随時できるなど自由度が高い
・調査するテーマが多岐にわたるため、案件単位よりも時間単位での契約とすることで費用対効果が高い

安心で安全、そして持続可能なまちづくりに向けて、地理空間情報技術を活用したさまざまなサービスを提供する国際航業株式会社。地球規模での測量技術を有する同社では、長年にわたって培ってきた技術をより身近で生活に根差した分野に活用できる「3次元モデル生成サービス」事業を今後、多様な業界や様々な分野に展開を目指しています。

 

今般、同社は、民間企業との協業を目指した新規プロジェクトの立ち上げに際して、Lancers Assistantに市場調査の業務を依頼されています。そこにはどのような狙いがあったのか、また、どんな効果を得られているのか。今回は、調査企画グループの長谷川 浩司氏にお話を伺いました。

 


さまざまな分野での3次元モデル化を実現する新規事業をスタート

――事業内容を教えてください。

当社は1947年に設立し、航空写真測量をはじめ、地上や海底を測る地理空間情報技術を用いた公共コンサルティングやインフラマネジメント、防災、エネルギー、環境分野などでの総合的なコンサルタント事業を行っています。

 

衛星、飛行機、ドローンなどによる“空間”を測るプロフェッショナル集団として、近年力を入れているのが、計測技術に基づいた「3次元モデル生成サービス」です。当社が掲げている「情報をつなげる力で、人・社会・地球の未来をデザインする」というビジョンのもと、現在、この3次元モデル生成を広く活用していただくための新規事業立ち上げを進めています。

 

この技術は、ドローンやタブレット端末、スマホなどを使い、建物や地下空間、スタジアム、自動車といった人工物を3次元モデル化して設計や開発、保守点検等に活用したり、人の体型や足型等を計測して、オーダーメイドの服や靴の設計製造に用いたりといったことができるものです。誰もが簡単かつスピーディに3次元モデル化で新たな価値が得られる世界を目指し、現在さまざまな領域の企業様との協業を想定して、新規事業としての探索を行っているフェーズです。

 

――3次元モデルの技術は、多くの領域で活用が期待されていますよね。

これまで当社では、国土保全や都市マネジメントといった公共性の高い分野を主に事業を展開してきたので、お取引先の多くは中央官庁や地方自治体、公共関連の事業体が占めていました。

 

今回の新規事業では、より人々の生活に根差したところで当社の測量技術を活用していただけることを目指しています。3次元モデル生成サービスがどういった分野で活用できそうかというチーム内のブレストでは、30テーマほどのアイデア案が上がりました。

 

たとえば、建築物の劣化を調べる保守点検分野といった高精度な検査が求められる領域のほか、アパレル関連、医療・美容関連などBtoCの領域にも幅広いニーズがあると考えています。人工の構造物はもちろん、人の体など生活の身近な分野にも使える技術なので、事業の可能性は非常に幅広くなっています。

調査対象や項目を都度調整できる自由度の高さが、まさに求めていた調査方法だった

――3次元モデル生成サービス事業の立ち上げにおいて、Lancers Assistantを導入した目的を教えてください。

新規事業の立ち上げを進めるにあたって、まずは市場調査を行うわけですが、最初にぶつかった壁がまさに可能性の広さでした。どの分野にどんなニーズがあるのか、どの業界にどれくらいビジネスとしての広がりがあるのか。まずは、フラットな視点で市場を見渡せる状態をつくらなければならないというのがプロジェクトの課題でした。

 

これまでにも専門の調査会社に市場調査をお願いしたことはありますが、今回の場合、ひとつのマーケットを深く掘り下げるのではなく、できるだけ広範囲の市場データを集めたかったというところがあります。

 

ある程度、業界を絞り込んで深掘りしたいときは、専門性に長けた調査会社さんの得意分野になると思いますが、多岐にわたる領域から「あたりをつけたい」といった目的においては、あらゆる分野の情報を迅速に収集できる効率性が重要になります。その点で、フラットに広範囲の情報収集が可能なLancers Assistantが今回の目的に最適と考え、依頼することにしました。

 

――数あるサービスの中で、Lancers Assistant選んだ決め手は何ですか?

市場調査の委託先として、クラウドソーシングの会社を数社検討しました。Lancers Assistantに魅力を感じたポイントは3つあります。

 

1つ目は、専任のアシスタントが窓口となることです。フリーランスの方は力がある方々ばかりだと思いますが、一人ひとりと直接やり取りするとなると、どうしても時間的なロスが大きくなってしまいます。Lancers Assistantの場合、窓口がひとつなので、やり取りや調整のロスがないというところが大きなポイントでした。

 

2つ目は、依頼の自由度が高いこと。調査会社に依頼する場合だと、「これについて調べてほしい」という要件をあらかじめ決めてから進めるので、調査データとしての完成形を納品していただくことになります。

 

Lancers Assistantの場合は時間単位での契約となるので、たとえば追加で調査したい項目が出てきた場合や、逆にこれは掘り下げなくてもよいというケースが生じた場合でも、その都度、自由に調整ができます。これは、効率的に市場調査をしなければならない今のフェーズで、まさに必要なことでした。

 

3つ目は、コスト面です。一つひとつのテーマごとに見積もりをとって調査依頼をすると、どうしてもコストが高くなります。Lancers Assistantは時間契約なので、優先度が変わるような状況下でも依頼しやすく、費用対効果が高いと判断しました。

 

また、当社のニーズを拾い上げるアシスタント機能があるという点が非常に重要です。案件に最適なフリーランスの方をアサインしてくれる専任アシスタントがいて、しっかりマッチングができるからこそ効率的に進行できる。この仕組みはビジネスモデルとして、ビジネススクールで発表したいくらいですね。(笑)。

「No」の報告ではなく、つねに提案がある

――現在、Lancers Assistantにどのような業務を依頼されていますか?

市場規模や主要なプレイヤー、技術、製品など、さまざまな項目をExcelにまとめていただいています。月に7~8テーマほどのペースで調査をお願いし、おかげ様で新規事業立ち上げとしてはオンスケジュールで進行できています。

 

最初はどのように依頼するのがよいのか模索したところもありますが、専任アシスタントとやり取りをしているうちに間合いがわかってきたといいますか、「こう依頼すれば、より良い回答を得られる」というポイントがつかめるようになりました。現在はフォーマットを使って依頼し、メンバー間で共有できるようにしています。

 

当初の予定にはなかったのですが、ランサーズにはクリエイティブ関連のフリーランスの方も多数いらっしゃるとうかがったので、トライアルテストとしてロゴ制作ができるか相談してみたこともあります。通常であれば、大掛かりな制作依頼が必要な仕事だったと思うのですが、スムーズに依頼できて、スピーディに納品されたので逆に驚いてしまいました(笑)。

 

――実際にLancers Assistantを利用してみた所感を教えてください。

専任のアシスタントの対応スピードが速いというのが第一印象です。やり取りでは御社から指定していただいたビジネスチャットを利用していますが、基本的にその日中には返答をいただけています。「現在、調整中です」といった細かな進捗もカジュアルにどんどん入れていただけるので、こちらとしては予定が立てやすいと感じています。

 

また、対応がきめ細かい点も助かっています。たとえば、想定していたデータが得られなかったときに、「できませんでした」という報告ではなく、「想定したデータが得られませんでした。今後の対応についてオプション①②という選択肢があります。①はこれくらいの時間がかかる、②ではこうなります」というように、選択肢を提案してくれます。

 

実際に調査にあたった方からの提案なので信頼して、その後の対応オプションを選べますし、指示を出し直すためにこちらが事前に追加で調査するといった手間もかかりません。こうした対応は、本当にありがたいです。ビジネスチャットはプロジェクトメンバーが全員見ることができますので、過去の経緯を調べたり案件を管理したりするうえでも便利だと感じています。

クリエイティブな業務に時間を充てられるので新規事業のスタートダッシュに効いている

――広範囲な領域の調査を依頼されていますが、欲しいデータを揃えるために工夫されていることはありますか?

本調査に入る前に、専任アシスタントと私たちとで必ず1時間のプレ調査をしています。これは、そのテーマにおいて、この先深掘りしたほうがよいかどうかを決めるためです。1時間のプレ調査をしてもらい、たとえば情報を全然拾えなかった場合はそこでストップしたり、別のテーマに差し替えたりといった判断ができるようになります。

 

こうした進め方の提案も、専任アシスタントからいただきました。事前に方向性をすり合わせられるので時間を無駄に使うことがなく、納品後に期待した結果とミスマッチが起こることもありません。とても効率的に進められているポイントだと思っています。

 

――Lancers Assistantを活用して、どのような効果を得られましたか?

3次元モデル生成サービスのプロジェクトチームには、先端技術事業開発部の企画グループ、セールスグループなどから10名ほどのメンバーが集まっています。

 

プロジェクトを進めるにあたって、まずはブレストで出た30テーマのアイデア案を各自に割り振り、一斉に市場データを揃える必要があると考えていたのですが、この「あたりをつけるための市場調査」をLancers Assistantに依頼したことで、各メンバーが本来やらなくてはならない企画業務やクリエイティブな業務に時間を充てることができました。

 

これまでは調査に相当な時間をとられることも少なくなかったので、調査結果の分析からスタートできるというのは本当にありがたいことです。プロジェクトのスタートダッシュがうまくいっている点は、大きな効果だと思っています。

 

チームの中には新規事業の経験が浅いメンバーもいますので、数字を集める調査だけを長い時間やっていると、モチベーション維持が難しい場合も出てきます。Lancers Assistantにお願いしたことで、考える糸口となるデータがある状態から始められたので、「これについてもっと調べてみたい」といった能動的な行動につながったという効果もあります。

 

それともうひとつは、外部にアウトソーシングしたことで調査におけるフラットな視点を担保できた点です。メンバーがそれぞれに市場調査にあたると、どうしても自分に有利なデータを拾いがちです。可能性を客観的に判断できる調査データが必要なフェーズなので、Lancers Assistantを活用して良かったと感じています。

 

先が見えにくい業務でも、気軽に「まずは相談」ができる

――今後、Lancers Assistantをどのように活用していきたいですか?

今回、調査依頼という形でLancers Assistantを利用してみて、依頼内容や時間なども柔軟に対応していただけるところが魅力的だと思いました。

 

新規事業ですと、すでに市場が成長していてスピーディに進めなくてはならない場合もあれば、社会の変化を見ながら地道に進めていかなければならないケースもあります。そうした先が見えない業務においても、Lancers Assistantは寄り添っていただける存在ですね。

 

LancersにはLancers Assistant以外にもさまざまなメニューがあるので、当社の事業フェーズによっていろいろな場面でご一緒させていただけたらと思っています。今回の良い経験を社内でも共有して、他の部署にも広げていきたいです。

 

――Lancers Assistantの導入を検討されている企業様に向けて、一押しのポイントを教えてください。

一押しのポイントは、やり取りのしやすさですね。何か困ったことが出てきたときに「まずは相談してみようかな」というように、気軽に相談できるパートナーという共通認識を私たちは持っています。

 

専任アシスタントが一歩、二歩先を見て提案してくれるところがスムーズにやり取りできるポイントで、間に入って調整する価値を高めていると思います。業務の効率化を検討中なら、まずは相談してみることをお勧めします。

 

取材/執筆担当ランサー:solaneko

出版社に18年勤務。
編集長、メディア設計・企画マネージャーを経験後、フリーランスに。
記事、広告ともに20年のキャリア。取材・インタビュー経験は数百社。

 

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