今すぐ必要なリソースを確保するにはLancers Assistant が最適解だった
――事業内容を教えてください。
弊社は「社会に根付く仕組みを作り、人々を幸せにする」というミッションのもと、デジタルマーケティングのノウハウを使って、様々なサービスを提供している会社です。私はスマートフォンメディア事業部に所属しておりまして、電子コミック読書サービス「Applivマンガ」事業の運営にあたっています。
Applivマンガは2018年にスタートしました。全巻無料で読める無料マンガコーナーや購入して読めるストアコーナーを提供しています。特徴的なのはレコメンド機能です。ユーザーの好みにピッタリ合うマンガを提案する独自のアルゴリズムを搭載しており、いろいろな作品との出会いの場をつくっています。
――Lancers Assistant を導入した目的や経緯を教えてください。
Lancers Assistantさんを導入したのは5カ月前です。毎月大量に発生するキャンペーンのバナー制作を外部に委託しようということから、導入を決めました。
じつは2018年にApplivマンガがスタートした時点では、これほどバナー制作に工数がかかると想定していなかったんですね。当初は私が一人で制作していたのですが、2019年に入ってプロジェクト全体をマネジメントする立場になったことから手が回らなくなり、このタイミングで外部リソースを活用しようという話になりました。
最初は社内リソースを揃えたいという願望もあったのですが、人材募集をしてもすぐに人を集めることは難しいですよね。そこで、Lancers Assistantさんを活用することにしました。
満足できる品質とスピード。臨機応変なディレクターの存在はまさに理想的
――現在、Lancers Assistantにどのような業務を依頼されていますか?
現在は、セール・キャンペーンのバナー制作を月に120本ほど依頼しています。出版社さんのほうで「今月はこの作品を売っていきたい」という方針を決めていまして、PRのために、たとえば過去の巻を無料で提供したり、試し読みできるページを増やしたりするキャンペーンを行います。これを告知するバナーを毎月120本程度つくる必要がありまして、Lancers Assistantさんに丸ごとお願いしています。
――数あるサービスのなかで、Lancers Assistant を選んだ決め手は何ですか?
出版社さんのキャンペーン内容については、代理店さんが取りまとめています。バナー制作を外部依頼するにあたっては、代理店さんとのやり取りを含めて、制作とディレクション、進行管理業務の一切を引き受けてくださるところを探していました。
数社から見積もりを取らせていただいたのですが、対応範囲の広さや費用面において条件をクリアしたのがLancers Assistantさんでした。バナーは出版社さんのキャンペーン告知になるので、スピードとクオリティを担保しなければなりません。契約する前にクオリティチェックも入れさせていただきましたが、Lancers Assistantさんは品質も満足できるものでした。
出版業界では直前にキャンペーン内容が変更になるというケースが珍しくないので、臨機応変な対応力も必要なんですね。品質、スピード、そしてこれを管理できるディレクターがいらっしゃるLancers Assistantさんは、まさに理想的でした。
――実際にLancers Assistant を利用してみた所感はどうですか?
専任のディレクターさんがついてくださり、普段のコミュニケーションはチャットになります。連絡がつきやすく、細かな相談も気軽にできたり指示を出しやすかったりするところが便利だなと感じています。正直なところ、最初はトレーニング期間のような試運転が必要かなと思っていたのですが、初月からまったく問題なく軌道に乗りました。
もともと私がデザイナーとして制作していたので、デザインフォーマットを用意するなど工夫した点もありますが、細かな要件をディレクターさんが整理してくれたので、成果物はまったく齟齬のない仕上がりでした。
私は作業に慣れているので制作スピードは速いほうだと思っていたんですけど、Lancers Assistantさんのほうが速かった(笑)。最初からかなりスムーズにいきまして、私としては何の不満もなく、安心してお任せしている感じですね。
小回りが利くようになり、サービスの品質向上スピードがアップ
――Lancers Assistant を利用して、どのようなメリットがありましたか?
これまではバナー制作に月50時間ほど費やしていて、さらに代理店さんとのやり取りも発生するので多くのリソースを取られていました。Lancers Assistantさんには、これらの業務をすべて巻き取っていただいているので、私がやっているのは最後のクリエイティブチェックだけです。
空いたリソースは、本来のコア業務であるサービスの品質向上にあてられるようになりました。これまで、やりたくても手をつけられなかった細々とした改修も進んで、小回りが利くようになりましたね。
個人的にいうと、じつはバナーをつくるために残業したり休日の時間を使ったりしていたので、これがなくなったのは本当にうれしいです(笑)。
――リソースを確保できたことで品質向上のスピードが上がっているということですが、今後Applivマンガが注力していきたいサービスを教えていただけますか?
Applivマンガは業界の中ではかなり後発ですので、ユーザー獲得に苦労しているのが正直なところです。いま注力しているのは、マンガのレコメンド機能ですね。たとえば、他のECサイトさんなどで、「これを購入している人は、こちらも購入している」みたいなレコメンドがありますが、メジャーなものばかりが提案される傾向があるんですね。
Applivマンガではメタタグを活用して、たとえば「このメジャー作品が好きな人は、こちらのマイナー作品も好き」というように、ユーザーの好みにくわえて、発見性が高くなるような独自のアルゴリズムを組んでいます。作品との出会いが広がるというバリューもありますし、ちょっとしたすき間時間に読みたいという人にとっても、自分の好みにピッタリのマンガに即、出会えるわけです。
このレコメンド機能は、大手出版社さんにも大変好評をいただいております。Applivマンガの大きな強みとして、今後さらにアップデートしていこうと考えています。
一緒に重要戦略を推進できる、信頼のおける社外パートナー
――今後、Lancers Assistant をどのように活用していきたいですか?
今回、バナー制作を依頼して非常にうまくいったので、じつは今、レビューのライティングやメタタグの作業を依頼しようと準備を進めているところです。
レビューでは、基本的に作品の世界観やキャラクターなどを説明してもらうのですが、独自のコンテンツになるので、検索上位を狙ううえで非常に重視している戦略の一つです。メタタグも同様で、ユーザー獲得において重要な位置づけにあります。
Lancers Assistantさんとは半年近くタッグを組ませていただいて、スピードやクオリティ、ディレクション力において絶対的な信頼を置いています。当社の重要戦略においても、ぜひ一緒にやらせていただきたいなと考えています。
新しい機能をつくると、そこから必ず運用が発生しますよね。そのときに、Lancers Assistantさんというパートナーの存在はとても大きいと感じています。今後もぜひ、よろしくお願いいたします。
――最後に、Lancers Assistant の導入を検討されている企業様に向けて、おすすめポイントをぜひお願いします!
専任のディレクターさんが、かなり細かく要望を聞いてくださるところが一番大きいかなと思いますね。スムーズに進行できる点はもちろん、こちらが想定していなかったところまで拾い上げて幅広く対応してくださるので、本当に感謝の一言です。社外で信頼のおけるパートナーをお探しの企業様には、Lancers Assistantさんをおすすめします!