ロゴ作成・デザインの参考になるギャラリー14選

ロゴ作成・デザインの参考になるギャラリー14選
企業ロゴやサービスロゴが必要になったとき、どうやってつくるか悩むところ。世の中に数多くあるサービスと被りたくはない。でも、トレンドやカッコいいデザインは参考にしたい。外部のデザイナーに依頼したいけど、どうやって伝えたらいいの? そんなときに役立てたい、ロゴデザインギャラリーを紹介します。数万点ものロゴデザインを確認できるので、必ず気に入るデザインが見つかります。

カンタンじゃないロゴデザイン

会社やサービスの顔となるロゴデザイン。会社を興したり、新しいサービスや商品を市場に投入する際、必ずと言って良いほど使用されます。

経営者やサービスの開発者がデザイナーであれば、自分たちが最適と思えるロゴ作成が可能でしょう。しかし顧客や消費者、ユーザーに受け入れられるかは別問題。ロゴデザインというジャンル、専門に手掛ける人がいることからも、その重要性が分かります。

いつも利用しているサービスや好きな会社が、ロゴを変更して「なんとなくイメージが違うな」と感じたこともあるのではないでしょうか。

それほどに重要なロゴデザイン。専門家に依頼すると決めても、どのように伝えれば自社の想いを表しつつ、ユーザーに受け入れられるものになるのか。ひとつのヒントとするべく、ロゴマークの意味や役割、参考になるロゴデザインサイトを紹介します。

役割・機能を知って、ロゴデザインの意味を再確認。自分でつくるにしても、専門家に依頼するにしても、他社が使っているロゴを参考にすることで、ブランディングに成功するロゴが作成できます。

ロゴの役割とは

参考にしたいロゴギャラリー

ロゴの役割を考えるために、まずはWikipediaからの引用をご紹介します。

ロゴタイプとは

ロゴタイプ (logotype) は、図案化・装飾化された文字・文字列のことで、団体名、商号、商品名、雑誌名、書名などを印刷・表示する際に使用される。ロゴと略すこともある。

ロゴタイプは、社名であれば、看板、名刺、封筒、レポート用紙、領収書等の伝票類など、商品名であれば、パッケージなど、雑誌名・書名であれば、それぞれの表紙・背表紙などに印刷され用いられる。宣伝・広告等の広報目的等にも用いられる。(Wikipediaより引用)

『企業やサービスの顔』というような表記は見当たりませんが、最後の一文にご注目ください。『宣伝・広告などの広報目的に用いられる』とあるように、やはりロゴは企業やサービスの顔として、顧客と接する役割を果たすようです。

宣伝や広報=ブランディングと捉えることもできます。ロゴマークは、ブランディング活動と密接に繋がっているのです。シンボルマークとなり、顧客はもちろん、自社の社員やその家族、株主、見込み顧客にまで接するのがロゴという存在。

あなたの会社や商品、サービスのイメージを、一番端的にかつ直接的に伝える役割を果たしているのです。

ロゴ=CI? コーポレートアイデンティティって?

ロゴデザインについて深く考え、インターネットで検索すると、CIやVIという言葉に遭遇するかもしれません。アルファベットを2つ組み合わせたことから、何やら難しい横文字の略式ではないかと推測できます。

その実態は『CI=コーポレートアイデンティティ』、『VI=ビジュアルアイデンティティ』ということで、やはり難解な英語でした。この時点で、素人はアイデンティティが崩壊しそうです。

ここでまたWikipediaに頼ってみましょう。

コーポレート・アイデンティティ

コーポレート・アイデンティティ(英: Corporate Identity 略称: CI)は、企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略のひとつ。CI、CI 計画、CI プロジェクトなどとも呼ばれる。1930年代にアメリカで始まった概念・戦略である。(Wikipediaより引用)

分かったような、分からないような気分になったのではないでしょうか。つまり、分かっていないのだと思います。もう少し解説してみましょう。

Corporate Identityを直訳すると、なんと!! 『企業の自己同一性』という意味になります。……直訳したところで、何の解決にもなりませんでした。

できるだけ分かりやすいように言い換えると、『企業ごとに持ちえる個性や特徴を明確にし、イメージの統一を図るための戦略』となります。この戦略のアウトプットとして、『企業が持っている抽象的なイメージや経営理念や方針などを、認識できるカタチに変えたもの』が生まれてきます。

ところで、本稿のテーマである『ロゴ』という言葉が入っていません。では『ロゴ』と『CI』は無関係なのか。いいえ、大いに関係があります。企業のイメージ戦略のなかには、理念やコーポレートカラー、そしてロゴを決めて広めていくことが包括されているのです。ロゴとCIの関係を噛み砕くと、『企業の表現すべてがCI戦略に基いている=ロゴデザインも企業を表現するためCI戦略の一部』ということ。

つまり「ロゴ=CI」ではなく、「CI(ロゴ、理念、コーポレートカラー、メッセージ)」と考えると理解しやすいのではないでしょうか。

CIとは、一目見たり聞いた際に、ある企業を想起できるものを指すのです。ですから、一目見て企業を想像することができるロゴは、CIを体現した存在ということになります。

ビジュアルアイデンティティとは

ロゴのVIを議論

CIについてご紹介したついでに、同時に頻出するVI(ビジュアルアイデンティティ)についてもカンタンに解説させていただきます。まずはWikipediaから。

VI

CI は、3つの要素により構成される。
MI:マインド・アイデンティティ (Mind Identity) 理念の統一
BI:ビヘイビア・アイデンティティ (Behavior Identity)行動の統一
VI:ビジュアル・アイデンティティ (Visual Identity)視覚の統一

つまり、定めた理念を共有し、理念に基づく考え方と行動により商品を製造・供給する。そしてその企業・製品の優れた特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信するという一連の行程を計画的且つ確実に実行することで、社会におけるより良い企業活動、より良いコミュニケーション、より良い関係を築くことができ、同時に競合企業と明確な差別化がなされるようになる。(Wikipediaより引用)

こちらの説明からもわかるように、VIはCIの構成要素と捉えることができます。企業の想いをカタチにするための戦略がCIであり、その視覚部分を担うのがVIということです。またCIが会社全体の意識統一を規定するのに対して、VIはサービスや商品、ブランドと向き合い、そのロゴを指すという考え方もあります。

なかにはブランド=企業となっていて、VIやCIに違いのないケースもあります。VIとCIが別になっている例としては、ファストファッションの雄であるファーストリテイリングなどが挙げられるでしょう。ファーストリテイリングのロゴは、長さの違う3本のラインを斜めにカットした形状。ブランドであるユニクロ、そしてGUはまったく異なりますが、それぞれ一目で認識されるロゴになっています。

このように、CIとVIを理解し、意識したロゴを作成していくことが、会社やサービスのブランディングにつながっていくのです。

ロゴ作成の参考にしたいデザイン集

参考にしたいロゴギャラリー

ロゴの重要性や考え方をご理解いただいたところで、実制作に役立つロゴギャラリーをご紹介します。海外のサイトが多数ありますが、日本語しかできなくても大丈夫。デザインをチェックするだけですから。

自分で作成する際のアイデアにしても良いですし、外部のデザイナーに依頼する際のガイドに使うのも◎。CI・VIを考えた上で、デザインの好みを伝える目的でご利用ください。

LogoPond

ロゴギャラリーサイト
LogoPond

まずはデザイナー界隈では有名なこちらのサイト。2016年2月時点で、10万を超える数のロゴが掲載されています。人によって感じ方は違いますが、いわゆる「カッコいい」や「オシャレ」なロゴが多数掲載中。デザイナーにしてみれば、ポートフォリオとしての機能も果たしてくれる優れたサイトです。人気順に並び替えが可能なので、世界中の人がどのロゴデザインに興味を持っているかも分かります。

Logospire

ロゴギャラリーサイト
Logospire

とてもシンプルなつくりになっているサイトなので、本当にロゴだけを流し見ることができます。たった1行でロゴが次々に流せるので、次々にインプットし、インスピレーションを掻き立てることができるでしょう。情報はいたってシンプル。肝心のロゴがあり、掲載しているサービスと作者だけしか載っていません。気に入ったロゴがあれば、右クリックで画像を保存していきましょう。

Logo Gallery

ロゴギャラリーサイト
Logo Gallery

こちらは一時に多数のロゴを見れるのが特徴。正方形のグリッドに、小さめのサムネイル画像を表示しています。ロゴをクリックすれば、詳細情報へジャンプ。作成したデザイナー名、コーポレートサイトやSNSへのリンクが表示されます。たくさんのロゴを並べて、気になるものだけチェックしたいときに重宝するでしょう。

Logo Moose

ロゴギャラリーサイト
Logo Moose

こちらも多数のロゴが一覧性ある画面で見られます。特徴は、星マークで人気が表示されていること。気に入ったロゴに一票を投じることもできます。ユーザー(恐らくデザイナーが中心?)からのコメントも表示されているので、参考にするのもあり。Award機能もあるようで、いわゆるプロから評価されたロゴを知ることもできます。

Logo Gala

ロゴギャラリーサイト
Logo Gala

ロゴ作成、もしくは作成の依頼時に、キーカラーだけは決まっていることがあるかと思います。そんなときに使い勝手の良いサイトがこちら。色別で検索することが可能です。トップページは一覧性があり、詳細ページに飛べばロゴの制作過程やどんな想いで作成したかというプチインタビューが掲載されているケースも。

The Logo Mix

ロゴギャラリーサイト
The Logo Mix

白を貴重としたすっきりしたデザインのサイト。3,000個以上のロゴが掲載されています。こちらも色指定での絞り込みが可能な上、Animal、Arts、Crestes、Food & Drink、Nature、Peopleなどのタグから絞り込みもできます。英語が分からなくても、単語レベルでの検索が可能な嬉しいギャラリーです。

LogoSauce

ロゴギャラリーサイト
LogoSauce

世界で20,000人以上のデザイナーが、ポートフォリオとして登録しているギャラリーサイトです。タグで絞り込むことはもちろん、任意のキーワードを入力して絞り込む機能も便利。多数のロゴをみて参考にするだけではなく、気に入ったデザインを購入する機能もあるようです。

Logo Of The Day

ロゴギャラリーサイト
Logo Of The Day

他のサイトとの違いは、サムネイルをクリックすると実際のサイトでの使われ方が見られる点。ロゴ単体だけではなく、どのようなサイトデザインとマッチするのかまで確認できるのが嬉しい機能です。VOTE機能もあり、人気のロゴが一目でわかるゲージつき。右カラムに配置したメニューも使いやすく、余計な広告に惑わされることなく求めるロゴデザインにたどり着けます。

logo stock

ロゴギャラリーサイト
logo stock

こちらは安心の日本語サイト。日本語で使いやすいばかりではなく、ロゴデザインに対する解説まで掲載されているので、考え方まで参考にできます。ランキング、カテゴリ、色、タイポグラフィから選べるカテゴリ設計も親切です。

Doodles

ロゴギャラリーサイト
Doodles

こちらはお馴染み、Googleのロゴアーカイブページです。記念日になるとトップページを飾るホリデーロゴの一覧が見られます。ちなみにDoodlesとは「いたずらがき」の意味を持ち、Googleの子どもゴコロがかいま見えるユニークなサイトです。

LOGOLOG

ロゴギャラリーサイト
LOGOLOG

こちらも日本語サイトです。カラー選択、人気タグ(アニマル、キュート、クール、シンプル、フォント、ヨコ、四角、白抜き……など)、業種ごとの絞り込みが使いやすい。5段階のハートマークで人気も分かるなど、ロゴデザイン、ロゴ制作の参考サイトの入門編にどうぞ。

GLaim

ロゴギャラリーサイト
GLaim

ゲームデザインに特化したロゴサイト。2016年2月段階で、763個のロゴデザインが掲載されています。カテゴリもゲームらしく、RPGやSLG、ACTION、格闘、恋愛などで分かれているのが特徴です。どのゲームプラットフォームで使用されているかや、ちょっとした解説文章まであるのが親切なサイト。

THE LOGO

ロゴギャラリーサイト
THE LOGO

掲載点数は少ないものの、作者自らのロゴに込めた想いや制作過程などの紹介がポイント。ロゴ制作を得意とする制作会社らしく、バリエーション豊かで、かつ考え方も伝わってきて、是非とも参考にしたいサイトです。

pinterest

ロゴギャラリーサイト
pinterest

お馴染みのWebサービスPinterestです。ご存知のかたが多いと思いますが、ロゴデザインだけをまとめたボードが多数あります。一覧性、操作性ともに優れたサービスを利用して、ロゴデザインにインスピレーションを与えてくれる参考を見つけられるのが嬉しいところ。

ロゴ作成、プロに依頼する方法

ロゴギャラリーサイト

たくさんのロゴギャラリーサイトをご紹介しました。数万点のロゴが掲載されているので、きっとイメージに近いデザインが見つかるはず! 最後に、もうひとつオススメのロゴデザイン作成・依頼方法をご紹介します。

日本最大級のロゴ依頼サイトランサーズ を使うことで、最大70案ものロゴデザインを集めることが可能。すべてがあなたのためだけにつくられるロゴデザインですから、イメージにもっとも近い物がみつかります。依頼時には本稿でご紹介したロゴギャラリーを活用して、言葉に出来ないイメージを伝えてみてください。



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