良質なコンテンツをつくるための外注依頼のコツ

良質なコンテンツをつくるための外注依頼のコツ
WEBサイトのアクセス数を上げるためには外せないと言われて久しいSEO対策。しかし検索上位に表示されるためにキーワードをランダムに散りばめたコンテンツを並べるだけ…という方法はもはや古いものとなりました。Googleのサイト評価基準が変わったことでコンテンツの質そのものが問われる風潮になってきています。つまり真の意味でWEBサイトの健全な評価がなされるようになってきたと言えるでしょう。では良質なコンテンツはどうやってつくることができるのでしょうか。その選択肢のひとつが外注依頼です。

成功する外注依頼にはコツがある

外注依頼をする上でもっとも心配なのは「自社の社員ではない人に外注してこちらの意図が伝わるの?」という点ではないでしょうか。社内でもマーケティング戦略を正しく共有できていないのに外注していいコンテンツができるのだろうか、そんな不安をもつ人も多いでしょう。

実はその不安を持っているほうが、外注依頼を成功させるコツを無意識に実行できる確率が高くなります。なぜなら社内スタッフだけでは打破できない問題に気づく機会が増えるからです。

ご紹介していくのは外注依頼を成功させるためのコツとしてぜひ意識したい項目です。これから外注依頼を始めたい場合はもちろん、すでに外注依頼をしてきたが満足できる結果が出なかった場合も参考になるでしょう。

新しい視点を得られるというメリットを生かそう

コンテンツの構成や内容を新規で考えるとしてもリニューアルするとしても、コンテンツを外注依頼する際には自社の事業理念や事業内容を外注先に説明する必要があります。その際に相手から「それはどういう意味ですか?」「どのような顧客ターゲットへのサービス(や商品)なのですか?」といった質問が出たらチャンスです。今まで自社内で疑問として挙がることのなかった項目が外部の新しい視点から指摘されることで、狙ったターゲット層により効果的に響くコンテンツをつくるヒントになるからです。

外注依頼先から質問を投げかけられたら、伝わっているとこれまで思っていたことが実はあまり伝わっていなかったかもしれないと捉えて社内で内容を再検討してみましょう。

狙う方向性に合ったコンテンツを得るために行う「棚卸し」

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自社のサービスや商品を希望のターゲット層に知ってもらうためには、「読まれる」コンテンツは必須です。たとえば業界の最新ニュースを紹介するコンテンツを準備するとして、単にニュースを貼りつけるだけでは閲覧者の心は動きません。ニュースサイトはいまやどこにでもあるわけですから、おそらくすぐ離脱されてしまうでしょう。

ではどうするかというと、たとえば新商品発売のニュースを紹介した後それを手に入れるとどんなメリットがあるのか、閲覧者の立場に立って使い方や生活の変化を解説する内容だと面白いですね。「使ってみたいな」と思わせる一方で、そういった魅力的なコンテンツが定期的に更新されていると再訪率が上がり、自社のサービスや商品の周知や購入につながりやすくなります。

こうした状況にもっていくために必要なのは、外注依頼をする前にコンテンツ制作の意図や目的をしっかり事前に棚卸ししておくことです。そのコンテンツを制作する目的は何か、想定しているターゲット層とは、コンテンツの更新頻度はどれくらいか、といったことを明確にした上で外注依頼を行いましょう。

レギュレーションはできるだけ細かく提示しよう

コンテンツ制作の外注となるとテーマや内容といった面につい注目してしまいがちです。それらももちろん大切ですが、あわせて意識しておきたいのはレギュレーションを詳しく提示することです。

レギュレーションとは規則や規定といった意味の言葉で、コンテンツ制作でいうところの手引きやガイドラインのようなもの。自社WEBサイトのコンテンツマーケティング戦略を踏まえて決めていきます。

文体は「だ・である」体か「です・ます」体か、写真はイメージ優先か実物優先か、字数の上限と下限はどれくらいか、どのような構成が基本かなど、制作時に反映してほしい項目はすべて設定しておきます。依頼前の設定としては大変な作業ですが、後で修正のために差し戻す手間が省けるので結果的には効率化につながります。

スムーズなディレクションを心がけよう

コンテンツを制作しWEBサイトに反映させるまでのスケジュールを考慮すると、「いつ頃までにコンテンツを完成させたい」という希望納期があるはずです。希望納期からスケジュールを逆算し、進行状況をチェックするディレクション作業は良質なコンテンツづくりには欠かせません。

外注依頼を出す時期や人数、納期などを設定して発注した後は、納品までこまめに進捗を管理しましょう。この時修正が複数回発生することも考慮してスケジュールを立てておくことが重要です。納期が厳しくなって内容に妥協したあげく自社のスタッフで手直しするといった事態が防げます。

またコンテンツの定期更新など継続的に依頼を発注する場合は、前回納品されたコンテンツのアクセス解析を元に次回の制作内容を微調整していきましょう。よい結果につながっていれば制作の方向性の軸が固まりますし、思わしくない結果であれば改善点を検討する必要があります。

外注依頼先とは密にコミュニケーションをとろう

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外注依頼先は業務を発注する相手ではありますが、コンテンツ制作においては同じプロジェクトチームのメンバーのようなものです。可能な範囲で必要な情報を提供するとより充実した内容のコンテンツができる可能性も高くなります。

コンテンツ制作の経験が豊富な外注先に依頼するのであれば、マーケティング戦略を踏まえたコンテンツ構成の希望を伝えて意見をもらうのもおすすめです。自社のサービスや商品に該当する業界事情に詳しい外注先と日頃から密なコミュニケーションがとれていると、コンテンツマーケティングの進め方について効果的な方法を提案してもらえることもあります。

レギュレーションを伝えるだけという形でもコンテンツ制作は進めていけますが、発注側からコミュニケーションをとり外注先との良好な関係を築くことで得られるものも大きいと言えるでしょう。

さいごに

WEBサイトを有力な営業ツールとして動かすためには、単にコンテンツの数を増やすだけではなく、「専門性が高いけれど知りたいことが分かりやすく書いてある」など訪問した閲覧者の満足度を高めていくことが大切です。

ただしどんなに外注先の制作能力が高くても、良質なコンテンツをつくってもらえるかどうかは依頼のかけ方が大きく影響します。上記のようなポイントを押さえながら外注先に上手に依頼をかけ、充実したコンテンツを積み重ねて自社WEBサイトやサービス・商品のファンを増やしていきましょう。


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