あと1ヶ月しかない!?クラウドソーシングでピンチを脱した「SmartNews」リリース秘話
情報化社会と言われて久しい現代において、ニュース閲覧ツールの需要が高まっている。その中でも、通勤時間や休み時間に気軽にニュースを読めるスマートフォンアプリは、まさに現代人の味方と言えるだろう。
「SmartNewsは、新しい情報閲覧の世界への扉」と語るのは、株式会社ゴクロ代表の浜本氏である。同社は話題のスマートフォンニュースアプリ「SmartNews」を運営し、現在49媒体ものニュースを提供している。
しかし、SmartNewsのリリース直前には、メインアイコン等を変更しなければならないピンチに直面していたという。あと1ヶ月しかない、、、そんな事態にクラウドソーシングがどのように役立っていたのかをお聞きした。
アプリを通して、ニュースを最も手軽なかたちで届けていく
-起業された経緯をお教えいただけますでしょうか。
ニュース関係で何かおもしろいことをしたいと思いまして、3年前「Crowsnest」というサービスを立ち上げたことが始まりです。これはTwitterのリツイート情報を集約して注目されているニュースをリアルタイムで配信するものです。
このサービスは多機能さを売りにしていたのですが、機能を駆使したマニアックな使い方をする人は少なく、利用者はなかなか増えませんでした。その反省点と技術を活かして立ち上げたサービスが「SmartNews」です。
-サービスコンセプトはどのようなものでしょうか。
コンセプトは「世の中の話題を最も手軽なかたちで多くの人に届ける」です。手軽に届けるために、スマートフォンアプリを利用してニュースを提供しています。
Webブラウザを利用する場合、ネット環境が整わない場所ではリンクの読み込みが遅く、読める記事の数が限られてしまいます。このアプリではネット環境にとらわれることなく、気になる記事を気軽に拾い読みできるようになっています。
これは今までと違う「新しい情報閲覧の世界」だと言えます。
-情報閲覧アプリとしての強みはどのようなものでしょうか。
1つ目は、従来のニュース閲覧サイトに比べ、情報処理速度が速く、気軽にニュースが読めることです。
2つ目は「Crowsnest」の技術を利用してTwitterのリツイート情報を解析し、リアルタイムで配信していることです。
一般的なニュースポータルサイトでは、編成部の方が情報を精査し、ニュースの重要度を決定しています。その作業をアルゴリズムで行うことで、ユーザーにとって満足度の高い情報を自動的に配信できるようになりました。
アプリリリースのピンチを救ったクラウドソーシング利用
-アプリアイコンをご発注の経緯をお教えいただけますでしょうか。
ランサーズは知り合いに教えてもらいました。最初に依頼をしたのはアプリ内で使用するニュースジャンルのアイコンです。この依頼で価格も納期の速さも満足できたので「ランサーズ、いいな!」と思っていました。
その当時、「SmartNews」のアプリ開発は難航していました。アプリの申請をする1ヶ月前に、ようやくユーザーテストに漕ぎつけたのですが、期待した結果に至らず、急遽メインアイコンや名前を変更することになりました。
時間がない中で思いついたのが、ランサーズに依頼することでした。その時は、依頼期間わずか3日だったのですが、魅力的な提案が次々と集まりました。
-ランサーズで依頼をすることのメリットはどのようなものがありますか。
納品の速さが何よりのメリットだと思いますね。
ランサーズで依頼すると、一般的に短い日数の中でも素晴らしい提案をいただけるので、当方のスケジュールどおりに業務を進めることができ、大変助かっています。
-依頼されたお仕事はどのようなものがありますか。
先ほど申し上げたとおり、主にアイコンの作成依頼をしております。具体的にはアプリのアイコンやニュースのジャンルアイコンなどです。それ以外にも、弊社Webサイトの制作を依頼しています。今後は、ロゴ作成などを依頼してみたいですね。
【ご参考】企業紹介「株式会社ゴクロ」
「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」のミッションのもと、
スマートフォンアプリケーションの開発・運営を行う。
http://www.gocro.jp/ (コーポレートサイト)
https://www.smartnews.be/ (SmartNewsサービスサイト)