フリーランス新生活に必要なもの

フリーランスになる！と決意したら……

フリーランスになると決意したら、手続きやお金のこと以外にも、事前に準備しておきたいものがあります。

新生活を始めるにあたって、ほとんど必携となるもの、出来れば揃えたいもの等を今回はご紹介いたします。

各々によって前段の状況は異なるとは存じますが、これまでの生活とのギャップに注目いただき、ご参考としていただけると幸いです。

その１.「WEB、メール」編

フリーランスとしての自分をアピールするために大切なのが「自分自身のWebサイト」です。自己紹介だけではなく、自分ができることや、仕事の流れ、問い合わせなどのコンテンツを用意しておくと、初めて仕事を依頼する人にとってもわかりやすく参考になります。

また、仕事上のやり取りをする上でメールは不可欠なツールになりました。メールアドレスは仕事用のものを用意しておきましょう。なるべくフリーメールではなく、屋号などを使った独自のドメインのものが望ましくあります。

その２.「肩書き」編

仕事をする上で必要になるものが「肩書き」です。肩書きがあれば、初対面の人やよく知らない人にも、自分が何をしている人なのかを端的に伝えることができます。

会社の役職名ではないので、基本的に自分の好きな肩書きをつけて構いませんが、名刺などをさっと見ただけで理解できるように、Webデザイナー、イラストレーター、システムエンジニア、ライターなど、明快なものを選びましょう。

その３.「名刺」編

フリーランスで長く仕事を続けるためには、人脈を構築することは非常に重要です。いつどこで誰に出会い、どんな人脈が広がるかはわかりませんので、名刺は常に持ち歩いておくべきでしょう。

屋号、肩書き、氏名、住所など基本的な情報を盛りこむとともに、顔写真を入れておくと相手に覚えてもらいやすくなります。これは、たくさんの人が集まるような場所で名刺交換をした時に、後から「あの人誰だっけ？」と思われることを少なくしてくれるはずです。

名刺は印象深く、そしてわかりやすいものを作ることが大切です。凝ったデザインにする必要はありませんが、人とは違った名刺を自由に作れるのもフリーランスの楽しみのひとつ。また、デザイン系の仕事をしている人は名刺を自作して配ることで、自身のアピールに繋がります。

その４.「事務所」編

フリーランスの場合は自宅が仕事場という人も多いものですが、事務所を新たに構えることもあります。自宅だと仕事に集中できない、打ち合わせなどで外出することが多く、交通の便がいい場所で仕事をしたいという場合は、自宅以外の場所に事務所を借りることになります。ほとんどが賃貸契約を結ぶことになると思いますので、初期費用や家賃、光熱費などをよく確認して事務所を選びましょう。

最近は、バーチャルオフィスを活用する人も少なくないようです。バーチャルオフィスとは、仕事をする上で必要となる住所や電話番号などを提供するサービスで、郵便物をまとめて自宅に郵送してくれたり、かかってきた電話を転送してくれたりします。自宅の住所や電話番号を名刺に載せたくない、という場合に活用すると便利です。