フリーランスになる!と、決めたらやるべき事

フリーランスになる!と、決めたらやるべき事
思い立ったその日からいきなり「フリーランス」として仕事をすることは可能なのでしょうか? フリーランスになるための手続きからお金のことまで、後々困らないようにしっかり地盤を固めておきましょう。
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フリーランスになりたい!と思い立ったら

「フリーランスになる!」と独立を決めたら、まず何をすればよいのでしょうか。必要な手続きやお金の準備、仕事をする上で用意しておくべき物品など、やらなければならないこと・やっておくべきことがたくさんあります。

フリーランスというのは「個人事業主」。つまり、自分自身が「会社」であり、会社を経営すると同時に、営業も備品管理も本来の仕事も、すべて一人でこなさなければなりません。そのためには、事前の準備をしっかりと整えておきたいものです。

以下にあげる必要な手続きや準備は、これからのフリーランス生活をスムーズに進め、仕事をしやすくするためにしておきたいものばかりです。

会社の退職後におこなう手続きや準備だけではなく、退職前にやっておきたいこともありますので、ぜひご参考にしてください。

フリーランスになるための手続き

前職を辞めてフリーランスとして新たに独立する場合は、いくつかの手続きが必要になります。

1. 国民健康保険への加入

たいていは、これまで勤めていた会社の健康保険・雇用保険・厚生年金保険から脱退して、「国民健康保険」に加入することになります。

居住している市区町村役場で手続きを行いましょう。また、2年間に限り、任意でそのまま会社の健康保険に継続して加入することもできます。この場合、保険料はそれまで給料から天引きされていた額の2倍となります。

2. 国民年金の手続き

フリーランスになったら自分で「国民年金保険料」を支払わなければなりません。こちらも同様に居住している市区町村役場で手続きをします。その際には、年金手帳を忘れずに準備しましょう。

「フリーランスで働く」となると、これまでのように厚生年金保険料を支払う必要はなくなりますが、その分、後々もらえる年金の額は減少していきます。

そこで、お勧めできるのが「国民年金基金」への加入です。国民年金基金に加入すれば、厚生年金と同じように、基礎年金に上乗せして、年金を受け取ることが可能となります。こちらの加入手続きは郵送で行うことができます。

3.開業届と青色申告承認申請書

フリーランスになると、自分で税金を納めるための手続きも必要になります。事業を開始してから15日以内に「事業開始申告書」を市区町村役場へ、1ヶ月以内に「個人事業の開廃業届」を管轄税務署へ、それぞれ提出します。

また、開業から2ヶ月以内に「青色申告承認申請書」を管轄の税務署へ届け出ます。フリーランスとなって最初の年の確定申告は「白色申告」で行う人が多いのですが、「青色申告」の方がより大きな額の控除が受けられるなどメリットも大きいため、開業と同時に申請しておくと良いでしょう。

フリーランスとお金に関する準備

フリーランスは経理事務も自分自身でこなさなければなりません。フリーランスになる前に、以下のものを用意しておきましょう。

1.仕事用の口座

仕事でのお金の流れを正確に把握するためにも、プライベート用と仕事用の口座はきちんと分けておきたいところです。

自宅で仕事をする場合は、光熱費やインターネットプロバイダの料金なども経費となるため、仕事用の口座から引き落としされるよう手続きをしておくと便利です。

2.クレジットカード・ローン

フリーランスとなることで「定収入」が無くなってしまうと、すぐに新たなクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることが比較的難しくなります。

可能であれば、会社員として定収入を得ているうちに取得できると良いでしょう。融資を受けたい場合も同様で、フリーランスになる前に手続きをしておいた方が良い場合が多くあります。

3.売上計画

その身一つで独立できてしまうとはいえ、フリーランスも立派な事業主です。売上計画をしっかりと立てて、毎月かかる経費や利益を把握することが必要になります。

どのような仕事をいくらで、どれだけこなせば目標の収入を得られるかを考え抜き、計画に沿って実践できると良いでしょう。

4.青色申告用の会計ソフト

青色申告をする際には、「複式帳簿」をつけて提出する必要があります。複式帳簿の作成は、簿記の知識を多少持っていないと難しいものです。税理士などのプロに依頼してもよいのですが、個人で対応する場合は青色申告用の会計ソフトの活用をお勧めいたします。

フリーランスに必要な備品

ここからは、仕事をする上で必要な物品や、営業ツールの例をご紹介します。もちろん、フリーランスは必要な備品も全て自分で準備します。主なものは以下のとおりです。

1.名刺・印鑑

当然のことながら、名刺や印鑑はご自身での用意となります。フリーランスは人脈を作ることが何よりも大切ですから、名刺は必ず作って常に持ち歩きたいものです。

印鑑は、自分の苗字のものに加えて、屋号印や住所印、請求書在中印といったものも必要に応じて用意すると便利でしょう。

2.契約や書類整理のための備品

請求書や見積書を提出する際に必要となる封筒、書類を整理するためのファイルやバインダー、コピー用紙、インクなどは余裕を持った量を用意しておきます。

実印や収入印紙、請求書、領収書のような契約に必要なものも忘れずに。請求書や領収書などを自作する場合は、ひな形を作成しておきましょう。その他、作業に必要な物があれば事前に買い置きしておくことをお勧めいたします。

3.通信環境整備

電話やファックスなどはもちろんですが、インターネット環境を向上させられるものは積極的に取り入れたいところです。外での打ち合わせや取材がある場合、持ち運び可能なサブパソコンやタブレットは、もはや必携といえます。

外部で過ごす時間が多いのであれば、これらに合わせてPocket WiFiもあると、作業の幅を広げることができます。

まとめ

フリーランスは基本的に自分で何でもこなすものです。フリーランスになる準備の段階で必要な手続きや備品などを理解し、独立してからスムーズに仕事が進められるよう環境を整えておくことが大切です。

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