フリーランスが参考にしたいクリエイターのSNS活用術

フリーランスが参考にしたいクリエイターのSNS活用術
フリーランスにとって、自分のPRや仲間との交流にSNSはとても活用できるのではないでしょうか。ゲストが、どのようにしてSNSを駆使しているかを惜しげも無く公開するイベント、『モノカキモノ会議vol.4 SNSを使ってコピーライターとして生きていく方法』のイベントレポートをお伝えします。
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SNSはフリーランスの武器である

フリーランスで働く人たちにとって重要な広告媒体、SNS。駆使できている方、うまく使いこなせている方、それぞれいらっしゃるでしょう。

ゲストが、どのようにしてSNSを駆使しているかを惜しげも無く公開するイベント、『モノカキモノ会議vol.4 SNSを使ってコピーライターとして生きていく方法』が開催されました。日付は2月22日。場所は神田小川町にあるコワーキングスペース、TAM COWORKING TOKYOです。

昨年末に『株式会社噂』のCEOに就任した、コピーライターの長谷川哲士さんがゲスト。長谷川さんがスライドを進めながらトークし、参加者に質問をしていく形式でイベントが進行されました。

長谷川哲士さん略歴
はせがわ・てつじ/1984年島根県松江市生まれ。大学卒業後、株式会社リクルートへ入社。リーマンショックの影響を受け、無職に。面白法人カヤックを経て、2016年1月に株式会社コピーライターを始動。12月に株式会社噂のCEOに就任。Twitterの「コピーライッター」の中の人。広告賞受賞歴多数。代表的な執筆コピー「元カレが、サンタクロース。(なんぼや)」「元カレも、今カレも、オカモトです。(オカモト)」など。

クライアントに対する自己紹介はどうやるべきか?

イベントの冒頭で長谷川さんより、参加者への質問が投げかけられました。
その後自らが、企業に自分を売り込む際に大切にしている三つの要素を紹介。どのようにセルフプロモーションしているか、実際に使用したスライドを流しながら、会場の方へ説明していきます。

1.プロジェクターを使ってプレゼンテーションを行なう

長谷川さん「紙の資料を配布すると、聴衆が読み進めてしまうペースをこちらでコントロールすることが出来ません。ペースを掌握するという意味合いでも、プロジェクターで投影したスライドでプレゼンテーションというのは良いです」

ただし、プロジェクターを使用するのが設備的に難しいこともあるので、何か周りと差別化を図れる様なアピール方法を、見つけられると良いかもしれません。履歴書や職務経歴書だけでなく、自らの作品経歴が一目でわかる資料、つまりポートフォリオなどを用意する、などです。

2.音とアニメーションを使用する

音とアニメーションをつける理由については、「他の人がやっていないから」と説明。

音とアニメーションをつけると、紙だけでアピールするよりも、インパクト抜群です。音とアニメーションで、クライアントに訴えかけましょう。さらに、ここでセンスを披露することができれば、仕事につながる可能性も上がります。

他者との差別化という言葉がキーワードでしょう。視覚と聴覚に訴えかけるには、音とアニメーションだけでなく、自らの体を使ったボディランゲージや声も有効です。少し大げさなくらいが良いでしょう。

3.ユーモアを取り入れよう

「面接や面談、契約の場ではお互いに緊張しているもの。出来ればリラックスしたいという気持ちがあるはずです。向こうも緊張しているので、軽いジョークでも笑ってくれる可能性が高いです」とは長谷川さん談。

ジョークを軽く飛ばせるならベストですが、緊張する場面で、聴衆を笑わせるのは難しいもの。軽い雑談を交えるなど、空気を和ます努力をしてみると良いかもしれません。

コピーライターのTwitterとFacebookの使い方

長谷川さん「Twitterは自分の仕事やネタを拡散する用途、Facebookは仕事の窓口とアピールする用という感じで、使い分けています」

Twitterは拡散する用途で利用する

長谷川さん「自分のアカウントでシェアしたりリツイートしたりして、露出を増やします。露出を増やせば、バズる可能性も上がります」
※バズるとはインターネット上で話題になり、盛り上がる事を言います。

皆さんはTwitterを利用していますか? 仕事用や広告用のアカウントを持っていないのであれば、作成しておくとよいでしょう。TwitterはFacebookを超えるアクティブ数を持つ、巨大SNSです。

上手く利用すれば、自分の知名度をあげることはもちろん、成果物の露出を増やし、評価を受ける事も現実的に可能です。

Facebookは仕事の窓口とアピールする用途

実際のところ、どのようにFacebookを利用しているか、具体的な説明が入ります。「自分が書いたコピーにハッシュタグをつけアーカイブ化したりしています」とのこと。

長谷川さん「Facebookの記事を友達限定ではなく、全体に公開するといいねされた時に広範囲の方達へ届くので、仕事への足掛かりが増えます。

よって全体に公開するべきです。さらに、Facebookメッセンジャーはとても便利で、実は自分にもメッセージが送れます。メモ代わりに利用する事が可能です。PCとスマホの連携などに実際に使用しています」

comScoreの調査によると、Facebookはビジネスで利用している、30~40代の方が多いという。ビジネス交流の場でも、Facebook交換は常識となりつつあります。また、友達の数、投稿の質などでビジネスパートナーから評価を受ける事も可能ですし、ビジネスのお声がかかる事もあるかもしれません。人脈づくりにももってこいでしょう。

コピーライティングのポイント

ネタ・あるいはダジャレを仕込んで行く

SNSの使い方につづいて紹介されたのは、長谷川さんが実際にライティングしたコピーを基に、ネタの仕込み方、ダジャレの仕込み方など。

「数字の語呂合わせを仕込んでみたり、縦読みを入れてみたり、あとでツッコミが入る余地を盛り込むと、SNSなどで特集された時に話題になりやすい、ソースコードネタなども、良いですね」

※ソースコードネタとは、メーカーのホームページのソースコード内に、隠し絵文字や、隠しメッセージを入れることです。隠し要素に気付いたユーザーがSNSなどで拡散などを行なうことで、マーケティングになるようです。

バズるとSEO対策にもなる

Twitterなどで1000リツイート以上されると、大体まとめサイト、キュレーションサイトなどでまとめられて露出が増えます。自分の仕事やネタがバズると、SEO対策にもなります。SEO効果について、具体的には、特定キーワードのグーグル検索で上位にランクされる、などです。上位にランクされることで露出が増え、プロモーションに繋がるということ。

長谷川哲士さんへの質問コーナー

Q:一週間に何日間仕事をこなしていらっしゃいますか?
プライベートと仕事の境界線がないため、毎日仕事しています。仕事にストレスを感じないことが、一番のライフハックだと思っています。

Q:右脳と左脳はどういう割合で使っていますか。
100%100%ですね。でも、どちらかというと論理的に作品を作っています。こういう広告を打てば振り返ってもらえる。みてもらえる。そういうことを意識しています。

Q:仕事をする上でスランプはありますか?
いろんなネタを妄想で考えているので、コピーや企画が出ないということはありません。

フリーランスで生きていくにはSNSは必要不可欠

常に仕事を探し続け、クライアントへのアプローチを行ない続けなければならないフリーランスにとって、SNSという媒体は親和性が高く、利用価値の高いサービスです。使いようによっては、地道に仕事を積み重ねるよりも、効果的に仕事を得る事が出来るでしょう。これからはフリーランスの時代、個々の時代に突入します。だからこそ、SNSの使い方が重要になる時代といっても過言ではないでしょう。

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