「一生続けたい仕事とは何か」を追求した結果選んだ、フリーライターへの道

「一生続けたい仕事とは何か」を追求した結果選んだ、フリーライターへの道
出版業界、物流業界での会社員経験を経て、「一生続けたい仕事」としてフリーライターの道へ進まれた小川さん。なぜフリーライターという職業を選んだのか。そして過去の経験がライターの仕事にどう役立っているのか。小川裕介さんの経歴についてまとめました。
LANCER SCORE
19

「その仕事をずっと続けたいのか?」の答えを見つけ出せなかった20代

私はフリーライターという仕事に就く前の8年間、会社員として働いていました。

2009年に大学を卒業し、入社したのは出版業界の会社でした。出版業界の中でも、出版社が作った本を全国の書店さんに届ける「出版取次」の会社で6年間勤務していたのです。

その後、まったく違う業界に人事担当として転職。次の職種に人事を選んだ理由は「広く通用するスキルが欲しかったから」です。

しかし、30歳を目前にして、「この仕事を一生続けていけるのだろうか」という疑問が自分の中にわき起こりました。そして会社を辞め、フリーライターとしての道を歩み始めたのです。

では、なぜ私がフリーライターとしての道を選んだのか。そして会社員としての経験はフリーライターという仕事をする上でどのように役立っているのか。今までの職歴を振り返りながらご紹介させていただきます。

社会人としての基本スキルを学んだ会社員時代

大学を卒業した後は、出版業界へ進みました。もともと本を読むのが好きで、世の中に流通する本に携わる仕事をしたいと思い、出版取次と呼ばれる出版業界の卸売業をしている会社へ就職したのです。

その会社では在庫管理センターに勤務するパートさん達をうまくまとめあげる調整能力や、書店さん向けの営業で取引先とのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を培いました。

入社して3年目くらいの頃でしょうか。自社で取り扱っている商品を紹介するブログ記事の制作を担当することになりました。

それまでにも個人で運営しているブログに文章を載せたことはありましたが、文章の仕事をしたことはありませんでした。ですから、文章の仕事を依頼されたことに驚きと興奮を感じたことをよく覚えています。

商品紹介記事を執筆するようになってから、他部署の方からも販促用のPOPを書いてみないかと言っていただいたり、書店さん向け商品紹介記事を書いてみないかと依頼していただく機会に恵まれました。

本業の仕事はありつつも、イレギュラーな仕事として文章制作を行うようになっていったのです。

そんな中、ある上司が廊下ですれ違った時にこんな事を言ってくれました。

「文章を書く仕事が向いているんじゃないか」

それは今でも大切にしている言葉で、フリーライターとして歩み出す後押しをしてくれた言葉でもあります。

29歳で転職。他業界の人事担当へ

29歳を迎えるころ、未経験ながら人事という仕事を求めて転職を果たしました。職種として人事を選んだのは、どんな会社、業界でも広く通用するスキルが欲しいと思ったからです。

実はこの時に一度、フリーライターになる道を考えました。ですが、その時はまだ社内の文章作成をしていただけにすぎず、フリーランスとして独立する勇気が持てなかったので、企業への転職という道を選んだのです。

職種として人事を選んだのは、どんな会社、業界でも広く通用するスキルが欲しいと思ったからです。人事として働いていた時期は毎日勉強の連続で、大変な面もありましたが充実感のある日々でした。

しかし、転職をして1年ほどたった頃「この仕事を一生続けていくか?」という問いが自分の中で繰り返されるようになりました。人事としての仕事は決して嫌ではない。しかし自分が一生続けたいと思える仕事なのかと考えると、それは違う気がする。

そんな風に考え、フリーライターへの道を再度模索してみようと決意しました。

一日でいくら稼げるのかを試す。会社員をしつつフリーライターへの道を模索した日々

フリーライターとしての道を志したからといって、いきなり会社を辞めたわけではありません。ライターとしてやっていけるのかどうかを見極める準備期間が3ヶ月ほどありました。

そんな時、ランサーズに出会ったのです。

フリーライターへの道を志したものの、一体どうやって仕事を獲得すればいいのか分からない。そんな私にとって、ランサーズの存在はまさに暗闇に差す一筋の光でした。

それからは会社員としての日々を過ごしつつ、副業としてライター活動を始めました。

しかしあくまでも私の目標は専業のライターになること。常に「専業になったらどれくらい稼げるのか」を意識して仕事をしていました。そしてある週末の一日を使って、インターネットカフェに一日中籠りタスクをひたすらこなしたのです。

その結果、一日に5,000円以上は確実に稼げることを知り、専業となった時にも食べて行けるだろうと考えました。

こうした準備期間を経て、私はフリーライターになったのです。

30歳を目前にして専業ライターへ。会社員時代の経験が仕事の糧になる

専業としてフリーライターの仕事を始めても、基本はランサーズを使って仕事を受注していました。その中でも、出版業界での経験を活かせる書評記事などを多く受注していました。

過去に出版物の紹介記事を書いていた実績がクライアント様の目に触れ、直接依頼をいただくこともあります。

また、転職を数回経験していた事や、人事担当としての経験から転職関連記事についても多く仕事をさせていただいております。

ランサーズで仕事をする際、クライアント様とのやり取りをメッセージ機能で行うことになるのですが、そうしたコミュニケーションは会社員時代に培ったコミュニケーション能力によって円滑にできています。

フリーライターという仕事は、本当に幅広い知識や経験を活かせる仕事だと考えています。

例えば、自分が引っ越しをする時に困ったことがあったならば、その経験を活かして引っ越しのお役立ち系コラムを書かせていただけるなど、およそ仕事につながるとは思っていなかった経験が仕事に活きてきます。

そうしたライターという仕事の特性を私はとても気に入っています。

そして「一生続けたい仕事」としてライターを選んだからには、これからも生き方そのものがライターの仕事に活かせるような、そんな生き方をしていきたいと思っています。

RECOMMEND
関連記事