破天荒な生き方をした私がPC一台で掴んだ移住の夢

破天荒な生き方をした私がPC一台で掴んだ移住の夢
地元北海道の学校を卒業後に就職するも「このままでは歳を取って終わるだけ」と思い札幌、そしてあこがれの都心へ進出した山内さん。「働くにはとっても便利で遊ぶ場所も沢山ある都心だけれど、それじゃないモノを求めていたのかもしれない」と語る山内さんは2016年に北海道にUターン移住しました。彼女が移住で掴んだ夢とは。
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Uターン移住を考え始めたきっかけ

北海道から都心に出て、貿易系、ペット系、接客業など様々な経験をする中で現在の主人と出会い結婚。長女を授かると保育園の時間を調整する為、派遣でコールセンター等で働いていました。そして結婚8年目に長男を授かり、産休中に出会ったのがランサーズでした。

沢山の経験をして家庭を持って思ったこと、それは、「時間の使い方」です。

仕事と育児で毎日が忙しく過ぎていきます。「時間に追われて生活をあまり楽しんでいないんじゃないか? 」という考えが私にとってUターン移住につながる第一歩でした。

移住を真剣に考えるようになったきっかけは、長男が公立保育園の入園選考に落ちたことでした。「保育園代の為にこんなに働かなければいけないのか? これなら他の地方へ行った方がこんなこと考えなくても済むのではないか? 」と思った事から移住を真剣に考える様になったんです。

お互いの利害がマッチし移住が現実に

移住を現実にするには私一人では出来ません。これからの暮らしや子供の育て方、主人が就職でき生活していけるのかどうか?等、夫婦でよく話し合いました。

その結果「みんなで移住をしてしまおう!! 」という答えになったんです。

完全に「冒険」モードでした(笑)。私達はもともと色々な所へ行くのが好きな家族ということもあり、二人の考えは「人生は冒険。どこに居てもそれは変わらない。なら、動けるこの機会に動こう! 」で一致しました。

ランサーズでの仕事も軌道に乗り始め、この先どうしようかと考えていたこともあり、私にとってはとても嬉しい事。この事をきっかけに現実的に移住へ向けての計画が始まりました。

「北海道」という選択肢

「移住しよう! 」と決めたもののさて、どこへ。私の実家が北海道、主人の実家が京都のため、移住先は必然的に西か北かの話になりました。

結果的に土地の特色を考えお互いの意見は「北海道」に。なんといっても「食べ物がいい! 」という理由が第一だったように思います。

さらに「北海道へいくならどこがいい? 」という相談の結果出た答えが、私の地元である道東オホーツクエリア。私の両親や友達が居る事や、その友達の子供達が我が家の子供達と同じ年齢だったことが大きな理由でした。

地元市役所の移住課へ連絡して移住に必要な知識を教えてもらい、とうとう私達家族のドタバタ大冒険が始まりました!

移住先に選んだ「オホーツクエリア」は冬にマイナス20度以下になる事もある極寒の地で、流氷が押し寄せる世界的にも珍しい地域です。

実家の家族や友人みんなが心配していたのは私を除いた家族がこの「寒さに耐える事ができるのか? 」そして、「仕事があるのか? 」でした。

主人の仕事に関しては「何が何でも見つけて見せる! 」と主人の頼もしいお言葉をいただき、第一関門クリア。私の仕事に関してはクライアント様に「移住するんだけど大丈夫でしょうか? 」と確認したところ、「問題ないですよ」との回答。

ネット環境さえあればどこでも仕事が出来る「ランサーズ」だからこそ、この移住が現実となったようなものです。

住んでから気づいたこの土地の魅力

北海道オホーツクエリアへ移住を果たし改めてフリーランスとして再出発した私。田舎が嫌で飛び出したはずなのに、あの頃には気づかなかった魅力を再発見しました。

  • この土地には「オホーツクブルー」という濃い青の空があること。
  • 流氷が訪れる世界でも珍しい「オホーツク海」があること。
  • 空気がとてもきれいでおいしいこと。
  • 騒音が無く夜空がとてもきれいなこと。
  • 時間がゆっくりで団らんを楽しむことが出来るようになったこと。

まだまだありますが、移住したおかげでこの魅力を子供達に伝える事ができました。また、自分もそれらの自然に触れる事で新たな再発見が出来るようになり、私達家族にとって「移住」という決断が大正解だったと確信しました。

北海道の良質な素材のおかげか趣味のお菓子作りも子供に教える機会が増え、「時間を楽しむ」事が出来るようになりました。近くに両親の家もあり、何かあってもすぐ対応できる環境に。

色々な意味で時間を有効に、またどんな緊急事態にも柔軟に対応することができるようになったのは「ランサーズ」に出会ったからこそ。

私が家に居るおかげで子供達と過ごす時間が格段に増え、フリーランスになって明らかな程家族の時間に余裕が生まれるようになりました。この土地ではまだまだ「クラウドソーシング」が浸透していないのですが、私みたいな人が沢山増えるといいな。と思っています。

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