クライアントに頼られるフリーライターになるために、取り組むべき3つの習慣

クライアントに頼られるフリーライターになるために、取り組むべき3つの習慣
フリーライターとしての悩みも人それぞれ。大きく分類するとすれば、「駆け出し時期」「受注率があがった時期」「単価があがった時期」で異なるのではないでしょうか? それぞれの”仕事を受けるにはどうしたらいいの? ”単価を上げるにはどうしたらいいの?” ”継続依頼を手に入れるにはどうしたらいいの?” の悩みの解決策をご紹介します!
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安定したライティング生活を送るために必要なことはコレだっ!

フリーランスでライターを始めると、そのステップごとに悩みが生まれてきます。駆け出しライターの時は、とにかくライティングの仕事を受けたいのだけれど、そもそも普段からどうやって情報のアンテナを張ればいいのだろう……という悩み。

受注率が上がってくると、もっと単価の良い仕事を獲得するにはどうしたら良いだろう……という悩み。そして、単価が上がってくると単発案件ではなく、継続して受注するにはどうしたら良いのだろう……と悩みは変化していきます。

では、それぞれのステップごとに悩みをどう解決していけば良いのでしょうか? その具体的なヒントとステップアップのための習慣術をお伝えします。

新規の仕事を受注するためのインターネット上でのアンテナの貼り方、情報収集術

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ライターにとってアンテナを張る時に真っ先に使わなければいけないツールは『検索エンジン』です。いつも読んでいるブログやSNS、テレビのニュース番組やバラエティ番組で興味を持ったキーワードがあったら、すかさずそれを検索エンジンで調べてみるのです。

その時に、Google やYahoo! などの検索エンジンを個別に使うのではなく、一緒に検索された関連語句も分かる便利なサイト『goodkeyword』を使うことをオススメします。

普段からライターとしてアンテナを張るには、自分がピンときたキーワードについて、他の人がどんな興味に基づいて検索しているかを意識することが大切です。

例えば、マーケティング系のライティングでよく原稿依頼のある『コンテンツマーケティング』ですが、『goodkeyword』で見てみると、圧倒的に『コンテンツマーケティング / 事例』という組み合わせで検索している人が多いことに気がつきます。

そこに気がついたら、普段からコンテンツマーケティングの面白そうな事例があったらブックマークしたり『Pocket』に保存したりする習慣をつけておけば、記事の募集があった時にはネタのストックは万全なので、自信を持って提案できますね。

単価を上げるための得意分野、確立の方法

ライターとして自分を売り込むために一番必要なことは、実は文章力ではありません。文章力はあった方がいいに越したことはありませんが、最低限のわかり易い文章が書ければそれで良いのです。それよりも求められるのは、あなたがその分野に強いのか、得意分野があるかどうかです。

そして、得意分野を求めているライティングの依頼は専門性が高いので、単価も高くなります。単価が高い記事を受注したいのならば、得意分野を確立しておく必要があります。

例えば、法律関係のライティングに複数の提案が集中した場合、ライターの経験が浅いけど法律事務所事務員の経験がある人と、ライターの経験は長いけど法律関係の仕事にタッチしたことはないという人だったら、ライター経験は浅くても法律事務所出身者のほうが選ばれるでしょう。

しかしがっかりすることはありません。何も仕事で経験したことだけが自分の得意分野になるわけではないからです。例えば、車が大好きで改造したマイカーでドライブすることが好きなら、車に関する記事で当選する確率は高くなるでしょう。

そこで、普段から自分の経験を棚卸しして、強化する習慣を身につけていくことが重要になります。”サッカー観戦によく行く”、”ゴルフをやっている”など何でも良いのです。

そして、その得意分野を軸に先ほどの『goodkeyword』を使って、キーワードの検索のされ方、需要を意識してアンテナを貼っておけば、高単価受注に直結する得意分野の強化に繋がっていきます。

普段からこうした習慣を身につけおけば、自分の得意分野を元に高単価案件に堂々とした提案をすることができるでしょう。

継続案件を獲得するために、必要な記事企画力の身につけ方

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継続案件を獲得するのにはちょっとしたコツが必要です。それは、「この人にもっと書いてもらいたい」と思わせるストーリー性をアピールできるかどうかです。例えばあるテーマで「初級編」「中級編」「上級編」といったストーリーを立てて、記事を書いてもらいたいというような場合ですね。

この時、必要になるのがどのようなストーリーで「初級編」「中級編」「上級編」とつなげていくのかという企画力になります。

ではこのストーリー性を企画できる力を身につけるにはどうしたら良いでしょうか? 今度は、検索エンジンはあまり役に立ちません。検索エンジンで出てくる記事は検索エンジンのアルゴリズム上、単発モノとして評価の高いものが出て来ますので、必ずしもストーリー性に優れたものが上位に出てくるわけではありません。

10回シリーズとしては非常に優れていても、検索エンジンでは第3回と第7回だけが上位に出てくるといったことが検索結果では普通ですよね。

ストーリー性のある企画力を身につけるためには、新書の「目次」を読むことを声を大にしてオススメします。書籍を書くときにはこのストーリー性が最も大切で、編集者は作家に対してこの目次案を出してもらうことで、その本が売れるかどうかを判断します。

優れた企画は最初のページから最後のページまで読者を飽きさせないストーリー性が際立っているからです。

そこで、提案してみたいライティングの仕事が企画からの提案を求められている場合には、その分野の新書を探してみてざっと目次に目を通すようにしましょう。

Kindle の無料サンプルでも目次部分は読めますので、わざわざ買わなくても大丈夫です。ぜひ、Kindle の無料サンプルの目次部分に目を通してストーリー性をもった企画を組み立てる習慣を身につけましょう。

まとめ

フリーライターとして充実した生活をおくるためには、毎日の仕事をこなしていくだけではなく、自分の目標を定め、常に自分の状態をチェックしながら課題をクリアしていくことが必要です。

日々の生活の中でステップアップを実感しながらライティングを行なうことで、クライアントにも頼られるフリーランスライターになることができます。

ステップアップできたら、それぞれのコツを忘れていいというわけではありません。この記事で紹介したコツを日々生活習慣の中で絶えず実践していくことで、安定したライティング生活が可能になっていくのです!

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