スキルアップを望むライターが読むべきオススメ書籍5冊+オマケの1冊
ライティングの基礎を身につける本
作文は、誰もが学校で学んだスキルです。だから「ライティングなら私にもできそう!」とライターをはじめる人も多いはず。でもいざやってみると意外に難しく、「これであっているのだろうか?」「こんな時はどう書けばいいの?」と不安に思うことも多くあります。
そんな人たちに送る、文章スキルを確実に上げてくれる本。駆け出しライターはもちろん、スキルアップを願うライターさんも、ぜひ参考にしてください。
ライティングの基礎を身につける本
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』
WEB用の文章は独特のスキルが必要ですが、その基本を分かりやすく、そして実践的に教えてくれる本です。ポップカルチャーのニュースサイト『ナタリー』の元編集長が、数多くの新人をライターに育て上げたノウハウが、ギュッと詰まっています。
1日1本の記事をやっと書いていたライターが、20本書くようになる秘密が詰まっています。これからWEBライターになりたい人はもちろん、「時間がかかってしょうがない」という人は絶対に読むべき一冊です。
『一瞬で心をつかむ 77の文章テクニック』
「とりあえずライティングはできるけど、もっと魅力的な文章を書きたい!」という人にオススメの本です。具体的な文章テクニックが満載で、いつもの文章に活用すれば、あっという間に魅力的で読みやすいプロの文章を書けるようになります。
文章はちょっとした言葉の順序を変えたり、言い回しを変えたりするだけで、印象深くなるものです。単価の低い記事を卒業し、しっかり稼いでいきたい人は、ぜひこの本のテクニックを活用してください。
『新装版 日本語の作文技術』
文章の書き方の本はたくさんありますが、これほど理論立てて基本から応用まで解説し、しっかり腹落ちするものはないでしょう。それもそのはず、著者の本多勝一さんはバリバリの理系人間。
イメージで伝えるのではなく、文章を細かく分解し、丁寧に理論づけて納得させてくれる手法は、まさに因数分解です。初心者はもちろん、すでにライターとして活躍している人も、基本の再確認のために読むべき本です。
常に手元に置いておくべきパートナー本
『日本語表記ルールブック』
日本語は表記が難しく、どれが正しい書き方なのか分からないもの多くあります。数字の正しい表記や漢字の使い方、送り仮名の付け方、句読点や括弧類の用法といったもののうち、よく使うものを厳選してギッシリと詰め込んだ本です。
薄い本で500円台という安さにも関わらず、内容は充実。慣れるまで必要なものを探しにくいという難点はありますが、知識本として普段から読むこともでき、スキルアップに確実に役立ちます。
『記者ハンドブック 新聞用字用語集』
記者として活動している人で、これを見たことがない人はいないのではないかと思うほどメジャーな本。ボロボロになるまで使っているプロがたくさんいるほどで、ライティングに必要なことがほとんど載っています。そして何より探しやすい!
イメージは、「正しい日本語がしっかりわかる辞書」という感じで、誤解されがちな言葉は正しい意味、漢字表記と仮名表記で迷うものには標準的な表記、単位のつけ方、外国の正式名称と、かゆいところに手が届く内容です。
オマケの一冊、タイトル作りに困った時に助けてくれる救世主
『バカ売れキーワード1000』
タイトルやキャッチコピー作りのテクニックを紹介してくれる本はたくさんありますが、どんなに勉強しても、実際に作ろうと思うと時間がかかってしまうものです。そこでオススメしたいのがこの本。
テクニックはいりません。すでに完成しているコピーに商品やサービス名をあてはめるだけで、魅力的なフレーズが完成します。書名では1000となっていますが、実際には類語を含めて4000語もの事例が載っています。コレを使えば、10秒でタイトルが作れます。
ライティングのスキルアップにオススメの書籍まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はライティングにすぐ役立つ実践的な本ばかりを紹介しました。ぜひ読んで、スキルアップしてください。