「副業にライター」は稼げる選択か!?

「副業にライター」は稼げる選択か!?
お小遣い稼ぎの手段として人気の副業。数ある副業の中でも常に人気上位に名前があがるのがWEBライターという仕事。「副業としてライターってありなの?」、「ライターって稼げるの?」。そんなありがちな疑問について検証してみました。
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まずは知っておきたい「そもそも副業とは?」という話

副業についてあなたはどれくらい知っていますか?「会社員は法律で副業を禁止されているんでしょ?」そう思っている方も多いのですが、実は会社員の副業を禁止しているのは法律ではなく、(※注 公務員は国家公務員法、地方公務員法で禁止されています)多くは企業ごとに存在する「就業規則」で禁止されています。

「なんだ、結局だめなのか」とがっかりするのはまだ早い!逆にいえば、就業規則で禁止されていなければOKということです。まずは就業規則をチェックしてみてください。

もしOKなら、収入を少しでも増やすために副業を考えてみる価値はあります。例えば、会社勤めで月収を数万円増やそうと思ったら数年かかりますが、副業が成功すればそれくらいの収入増は決して難しいことではないのです。給与所得のない主婦の方は、なおさらのこと副業を一度考えてみてはいかがでしょうか?

副業に WEBライターが向いているのはどんな人?

数ある副業の中で最近人気を集めているのが、WEBライターという仕事。紙媒体しかなかった時代、ライターは門戸の狭い職種でしたが、インターネットの出現によって門戸は広く開かれました。

例えば、インターネットをしていれば誰でも見たことがあるような、商品レビューやキュレーション記事(まとめ記事)、アフィリエイトにつながるブログ記事のほとんどが、WEBライターと言われる人が書いた記事です。

WEBライターに求められるのは、ライティング技術云々よりも、とにかく人を惹きつける文章が書けること、そして記事を量産できる執筆速度です。単価は低めのものが多いのが現実ですが、数をこなせばそれなりの収入になることも。

自分のブログを持っている人やFacebookなどSNSで普段から文章を書き慣れている人にとっては敷居も低く、副業にはもってこいの仕事といえるでしょう。

WEBライターの仕事はどうやってゲットするの?

WEBライターの仕事を見つけることは今やそんなに難しいことではありません。例えば未経験者のあなたがWEBライターになりたいと思ったら、まずは信用できるクラウドソーシングサービスを見つけて登録するのがベスト。

登録自体はとても簡単ですし、探してみると「未経験者歓迎」「主婦の方歓迎」といった、初心者でも応募できるライティング案件が意外に多いことに驚きます。

ジャンルもファッション、恋愛、美容、健康、グルメ、芸能といった日々の生活に関わるものから建築、医療、経済といった専門的な分野まで、多岐にわたります。

実は、好きなもの(分野)があるというのは、ライターにとって何よりの強み。「これだけは誰にも負けない!」と自信を持って言えるものがあるとしたら、それだけでライターの素質があるというものです。

実のところ、WEBライターってどれくらい稼げるの?

商品レビューやキュレーション記事の報酬は、1文字○円と文字数で計算されるものや、1記事500円~2000円程度のものがほとんどです。そういった記事の執筆を中心とするWEBライターの収入は、月に数千円~数万円というのが一般的。副業の収入としてはなかなかといったところでしょうか。

初心者には、1文字0.3円くらいの記事がベストとされています。それ以上の単価の記事はそれなりライティング技術や知識が求められるためです。1記事あたり400~500字または1000字という案件がほとんどなので、稼ぐためには記事をいかに量産するかということがポイントになります。

あくまで目安ですが、1文字0.5円以上の仕事ができるようになれば、月20日稼働で10万円程度の計算です。仕事に割くことができる時間が限られている副業ライターにとって、月に10万円という数字が1つの目標となるでしょう。

WEBライターとしての経験を重ねるうちに、「もっと稼げるライターになりたい」そう思うようになったとしても不思議ではありません。1文字○円や1記事500円~2000円程度の仕事では、どんなにがんばっても限界があります。

まずは仕事の種類、クライアントの選別から見直してみるとよいかもしれません。マニュアルやコラム記事、取材記事など、探せば比較的単価の高いライティング案件も見つけられます。実績がないとなかなか採用されないという現実もありますが、トライアルを設けて、実績の少ないライターでもチャレンジしやすくしてある案件もあります。

ぜひ積極的にチャレンジしてみましょう。自分の書いた記事がいくつかまとまれば、ポートフォリオを作って営業もできます。そうすれば新しい取引先が見つかるかもしれません。地道な努力こそが、確実なステップアップにつながるのです。

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