Webディレクターがクラウドソーシングで求められる理由

2014.11.18

クラウドソーシングの広がりを受け、オンライン上でWebディレクションを行うスキルが非常に求められてきています。実際にクラウドソーシング内ではディレクションのみのアウトソーシング案件が多数存在していますが、ディレクターとしての仕事を受注するだけでなく、オンライン上でエンジニアやデザイナーとチームを結成して、そのチームのディレクターとして仕事を受注する動きも出てきています。そこで今回はWebディレクターがクラウドソーシングで求められる理由をご紹介します。

非対面だからこそ、Webディレクションが重要に

クラウドソーシングにより、いつでもどこからでもエンジニアやデザイナーに仕事を依頼できる時代となりましたが、直接クリエイターとやりとりをすることがメリットのクラウドソーシングにおいては、発注者自身が適格に仕事を発注する必要があるのも事実です。
とはいえ専門的な知識はすぐに身に付くものではないため、発注者の意図を理解し、エンジニアやデザイナーへ依頼をするWebディレクション能力が非常に求められているのです。

チームをディレクションすることで価値を生み出す

クラウドソーシング「ランサーズ」では、受注者同士がオンライン上で制作チームを作成し、あたかもWeb制作会社のようにチームとして仕事を受注できる機能があります。
大規模な案件であればあるほど、受け取れる報酬額は上がりますが、デザイナーやエンジニアだけで仕事を受けるのは難しいものです。そんな時、Webディレクターを中心にデザイナーやコーダーなど、それぞれのスキルを持ったメンバーでチームを構成すれば、大規模な案件を受注することも可能となります。

例えば、ウェブサイトのリニューアルという仕事が合ったとします。Webディレクターがまずは案件の要点やクライアントの要望を整理し、リニューアル方針を固めます。その後、デザイン作成をデザイナーに、出来上がったデザインのコーディングをコーダーにそれぞれ割り振ります。Webディレクターは都度クライアントとの調整や、デザイナー・コーダーの進捗管理を行うことで、それぞれのスキルを活かして仕事を受注することができるようになります。