アプリ開発をクラウドソーシングで依頼する際に気を付けたい3つのポイント
開発依頼したいのは、iPhoneアプリかAndroidアプリか
アプリ開発を依頼する際にまず注意しなくてはならないのが、iPhoneとAndroidのどちらのOS向けにアプリを開発するのかという点です。同じスマートフォンアプリということで開発内容も同じだと思われる方もいるかと思いますが、2つの開発内容は大きく異なります。
例えばiPhoneとAndroidはそもそも開発言語が異なりますので、エンジニアの方でも両方を対応できる方は稀となります。
また、UIに関しても各OSで異なります。Android端末には「戻るボタン」や「更新ボタン」があるのに対し、iPhoneには「ホームボタン」しか搭載されていません。
そのためiPhone向けにアプリを作る際にはアプリ上に「戻るボタン」や「更新ボタン」などを用意しなければなりませんし、反対にAndroidではこれらのボタンは必要ありません。デザインやUIなども仕様を考慮して作る必要があります。
このようにiPhoneとAndroidでは開発内容が大きく異なるため、依頼の際はどちらのデバイス向けアプリを開発したいのかを決めて依頼しましょう。
要件を固める
依頼の際にはその他の要件もしっかりと固めておく必要があります。具体的にはコンセプトなど企画は固まっているのか、ワイヤーフレーム、デザイン、テキストなどは用意されているのかなど、開発者がどの領域まで担当しなくてはならないのか判断するためにも、依頼内容を具体的に固めましょう。
また、注意しなくてはならないのがリリース後の運営や保守は誰が担当するのかという点です。アプリのリリース後には、運営や保守といった作業も少なからず必要となりますので、開発を依頼する際に開発者と確認し、明確にしておきましょう。
提案を選ぶ際は実績が重要
仕事を依頼する開発者を選ぶ際にはその方の実績を確認することも重要です。
アプリ開発の実績があることはもちろんですが、開発を依頼しようとしているアプリと同じジャンルのアプリ開発実績があるかどうかはとても重要になってきます。例えば同じアプリでもツール系アプリとゲームアプリでは開発手法やノウハウが大きく異なります。実績を見る際は、ジャンルまで確認してみると良いでしょう。
クラウドソーシングではフリーランスの方以外に、多くの制作会社も登録しています。制作会社は場合によっては受託だけでなく自社アプリを運営している場合がありますので、そのような制作会社はリリース後の運営などのノウハウが豊富です。制作会社の実績を見る際は、自社アプリを運営しているかどうかもチェックしてみると良いでしょう。
クラウドソーシングでアプリ開発を依頼する際には、以上の点に注意して依頼することでよりスムーズにアプリ開発を進めることができます。依頼の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。