株式会社ベストティーチャー 内製とランサーズ利用を上手く切り分けることで、会員数増加を達成した事例。

オンライン英会話スクール事業を手がける株式会社ベストティーチャー。ランサーズを活用し、サービス利用者増加を目指し、サービスの内容が素早く伝わる「漫画コンテンツ」の制作にチャレンジ。新しいコンテンツを生み出した。同社はいかにしてランサーズを導入し、新コンテンツを作りだしたのか? 取締役代表・宮地氏に聞く。

ここがポイント!

  • 高い描写力、伝わるマンガを低コストで作成できる。
  • コマ割り・作画などの業務フローを分解し、社内外のリソースを効率的に利用。
  • ハイクオリティな漫画は評判がよく、導入後は登録者数の伸びに手ごたえあり。

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ランサーズを活用する前に、どんな事業課題を抱えていましたか?

- 会員獲得の手段として、コミュニケーションスピードの早い漫画を検討するも…

ランサーズ活用前の弊社は、英会話レッスンサービス「ベストティーチャー」の会員数増加を中心課題として取り組んでいました。数多くある英会話サービスのなかでも、弊社が提供できるのは「自分英語」の習得。教科書などで学べる英語を「他人英語」とし、本当に自分が使いたい英語を「自分英語」と定義。これを学ぶことこそ、英語学習にもっとも必要なことだと考えていました。

「自分英語」を習得できる点が弊社の最大の魅力。この魅力を弊社ホームページを訪れたユーザーに伝えることが会員数獲得増加に繋がると結論づけ、どのように伝えるべきか考える時期がありました。

Webマーケティングにおいて、一通りの施策は試していたんです。「リスティング」や「ランディングページ」、「SEO施策」は手を打っていました。それら一通り試した後で思いついたのが、「漫画」を利用すること。漫画を弊社ホームページ内に掲載し、サービスの魅力を伝えることで、よりユーザーに響くのではないかと考えたのです。

とはいえ、弊社社員でマンガを描ける人がいない。やはり、ユーザーに伝わるためにはある程度の技術が必要です。イチから漫画作成を練習して描けるようになるなんて時間はありませんでした。

ランサーズを活用することで、課題はどうなりましたか?

- 社内外のリソースを最適に配置した漫画制作で会員数は増加しました。

どのようにして漫画を制作しようかと頭を悩ませていたところ、アニメ・漫画好きのインターン生が入社しました。それまで、インターン生というと、ルーチン業務を任せがちだったのですが、「これは新しいことにチャレンジするチャンスだ」と思い、彼女に制作をお願いすることにしたのです。とはいえ、漫画制作の全ての工程を行なえる訳ではなかった。そのため、できない業務を外部委託することにしました。

彼女に依頼したのは「コマ割り」と「ディレクション」。実制作の部分は、はじめは制作会社に委託することを検討しました。ところが、思った以上に費用が高い…. 全6ページの漫画を考えていたのですが、諸々の費用込で数十万円という見積もりでした。さすがに費用対効果が釣り合わないだろうと思い、他の手段を検討することに。

ランサーズのことは以前から知っていました。調べてみるとクラウドソーシングサービスで国内のパイオニアだということを知り、ひとます活用してみることに。弊社もランサーズと同じベンチャー企業であったこともあり、シンパシーを感じたんですね。

実際の制作はどうだったかというと、1ヶ月程度で完成に至りました。費用は制作会社と比較して、ぐっと低価格。それでも10件ほど提案が集まり、はじめに抱いていた不安は払拭されました。手をあげ、提案していただいたランサーさん(ランサーズを利用し仕事を受ける人 ※以後ランサー)がいて本当に助かりました。

いただいた提案はどれも素晴らしく、どの案が一番ユーザーに伝わるのかを何度も検討。最終的には当初のイメージと「トーン」や「タッチ」があっているかを基準に選考しました。公開後の評判は上々。漫画コンテンツを掲載し、会員数増加に繋げることができました。

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ランサーズ活用にあたり、何かコツやポイントはありますか?

- クリエイターが「創る」に専念できる環境整備が大切。

ランサーズで発注する際に重要な点はどこをアウトソースするのか。弊社の漫画制作で考えるならば、プロット作成や企画の部分は社内で行ない、実際のイラストをランサーさんに制作していただきました。シナリオ制作については、私が学生時代に近しい経験をしていたため、自ら制作。コマ割やディレクションは漫画好きなインターン生に担当してもらいました。

クリエイターは創作環境にこだわるもの。可能ならば、皆が創作に専念できる環境を望んでいるのではないでしょうか。私もその点が質の高い制作のために必要であると考えていたため、できる限りランサーさんには創作以外の手間をかけないように意識しました。「絵を描いてもらう」という部分のみ発注したことで、費用も抑えつつ、よりクオリティーの高い制作に繋がったのではないかと思います。

確かに何を発注し、何を社内で行なうのかの切り分けは難しいもの。社内で行なう手間と費用のどちらを取るかで揺れ動くのではないかと思います。しかし、明確な切り分けを行なうことで発注がスムーズに進むのは確かなこと。実践できた時に発注者とランサーさん双方がWinWinな関係性を築くことができるのではと思うため、皆さんも意識してみてはいかがでしょうか。

編集後記

今回の株式会社ベストティーチャーのように、一部のノウハウはあるが、それだけでは施策を実現できないケースは多いことだろう。そこで同社は解決法を練り、たどり着いたのがランサーズ。漫画制作の一部は社内で、その他をランサーズで発注し、上手く切り分けることで、コストを最適に抑えることを実現した好例だ。御社も一部のノウハウが不足しているがために断念したプロジェクトがあるのではないだろうか。そんな時は解決策として、ランサーズを検討してみてはいかがか。まず、何を発注するのかの振り分けを密に行ない、ぜひ低コストでの発注を実現してみてほしい。

[ランサーズ編集部]