エン・ジャパン株式会社 月間100万PVのメディアが、次の成長に向けランサーズを選んだ狙いとは?

人材採用・入社後活躍サービスを提供するエン・ジャパン株式会社。求人情報を始めとする様々なコンテンツを作成し、そのすべてに自社雇用のコピーライターや編集者が携わっていることが強みのひとつとなっているそうです。同社が運営するWebサイトのひとつ「転職大辞典」では、ランサーズを活用いただきコンテンツを拡充しています。コンテンツ作成のプロを多数抱える同社は、どのような目的でランサーズを利用したのでしょうか。「転職大辞典」の編集長である田中嘉人さんにお話を伺いました。

ここがポイント!

  • ランサーズを活用し、短期間で大幅な記事作成を実現
  • 細部にわたるディレクションを実施し、コンテンツの質を担保
  • 記事数の増加で、月間の流入数を1.5倍に

エン・ジャパン田中嘉人さん

まず、ランサーズでコンテンツを作成したサイトについて教えてください

仕事・働くに関する疑問を解決できるオウンドメディアで、潜在層にアプローチ

「転職大辞典」というサイトは、働くことに関係する全ての人に有益な情報を届ける目的で、2014年の6月にスタートしました。働く中で疑問に思うことがあれば、インターネットで検索をします。この疑問に回答してくれるようなサイトがあれば、ユーザーにとって有益です。同時にエン・ジャパンという会社として、自社サービスを利用していない潜在層との接点を持つことに期待をしました。

立ち上げから10ヶ月目までは、社内のライターや編集者がコンテンツを作成していました。私自身もそうですが、社内には多数のコピーライターや編集者が在籍しています。テキストを中心としたコンテンツをつくるノウハウ、リソースがあったんです。

記事のつくり方としては、キーワードを抽出し検索ボリュームを調べることから。自社ドメイン内にコンテンツがないキーワードを把握したり、すでに上位表示されているキーワードを除外するなどの工夫をしました。

ロングテールを目的に記事をつくり続けること300本。2015年の3月時点で100万PVを達成するところまでは、社内だけで記事を作成しました。

次のステップへ移るにあたり、課題となったことはありましたか

短期間で膨大な記事を作成するには、リソースが不足している

想定以上のスピードでサイトを成長させることができたのですが、更なる流入をと考えたときに、リソース不足の壁に直面しました。設計段階で想定していた、ボリュームの見込めるキーワード、いわゆるミドルワードは充足したんですね。

次のフェーズとして、ミドルワードの中でも、大きなボリュームではない掛けあわせワードでの流入を取っていきたいと思ったんです。すると作成すべきコンテンツの数が、もう膨大になりまして。

ローンチから10ヶ月で300記事。これでも結構なペースで作成したと思うんです。一つ一つ手づくりで、他のサイトにはない独自の記事をつくっていましたから。ところが例えば1000記事くらいとなると……同じペースで3年以上必要になるわけです。そこで、クラウドソーシングの利用を検討しました。

ランサーズを利用することで、課題はどのように解決されましたか

多くのランサーに書いていただき、3年かかるものが3ヶ月でできた

エン・ジャパン田中嘉人さん

コンテンツの中身、質の部分に重きを置いていたので、不安な部分がありました。どのようなスキル・知識を持つ人が作成するか分かりませんでしたからね。

そこで記事作成のガイドとなるように、タイトルとディスクリプションを私がライティングすることにしました。検索してくださった人に対して、有益な情報・明確な答えを提示することは絶対に譲れません。メディアの価値を担保するためにも、編集方針を明らかにしたかったんです。

その後のフローについては、ランサーズforBusinessを利用し、優秀なライターさんの発掘と発注、作成、検品までをワンストップで提供してもらうことに。上がってきた記事は、当初に想定していたよりも満足のいくものでしたね。

ディレクションはこちらでガッツリやったので、自社のリソースを完全に削減できたわけではありません。それでも記事作成に費やす時間は浮かせることができました。言ってしまえば、作成に費やす数年分の時間を削減できたということですから。

記事作成を外注した結果、目的は達成できましたか

適切なディレクションが奏功し、満足いく結果に

サイトへの流入数は、短い期間でありながら導入前と比較して1.5倍を超える数字になりました。

本当の価値が出るのはこれからですが、短期間で記事を作成いただいたことへの満足度は高いです。要因としては、ライターさん任せにせず、どのようなコンテンツをつくって欲しいのかを明確にしたこと。ディレクションをきちんとやることで、要望通り、もしくはそれ以上の成果物を納品してもらえると思います。

編集後記

コンテンツ作成のプロが多数在籍している会社でも、クラウドソーシングを利用し記事作成するメリットがあるのか。エン・ジャパンの例を参考にすると、確実にメリットがあるようだ。目的となっている流入数は、ランサーズで作成したコンテンツを投下した後、順調に増えているという。ご本人も語っていたように、どのようなコンテンツを作成したいのかを明確にし、適切な指示をだすことが重要と言える。すなわち、ディレクションが肝となるのだ。とはいえ社内に適切なディレクションを行なえる人材がいなければ、該当部分までもアウトソースすることが可能。自社リソースと外部リソースの適切な配分こそが、コンテンツ・マーケティングを成功させる秘訣といえそうだ。

[ランサーズ編集部]