アカウンティング・サース・ジャパン株式会社 目的に応じてコンテンツの発注量と質を調整し、300%の成果を得た事例。

クラウド税務・会計・給与システム「A-SaaS(エーサース)」を提供するアカウンティング・サース・ジャパン株式会社。主な顧客は会計事務所であり、会計事務所が本来の業務に集中できる環境づくりに貢献している。『税理士の志を、最先端技術で支える』をミッションに置く同社。顧客に対して価値提供するために、Lancers業務委託プランを利用したという。マーケティングユニット マネージャー 原田氏に聞く、ランサーズ活用による顧客への価値提供とは。

ここがポイント!

  • Lancers業務委託プランを導入し、手間の削減と成果を追求
  • コンテンツ・マーケティングの立ち上げ時、大量の記事作成に効果的
  • 記事が必要数に達したら、中身の濃いコンテンツ作成へとシフト

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ランサーズを利用する前に、どんな事業課題を抱えていましたか?

- コンテンツマーケを始めるために、一定以上の記事数を確保したかった。

コンテンツ・マーケティングという言葉が流行っていますよね。そもそもの定義がなんなのかという議論もあるのですが、平たく言うと、そのコンテンツ・マーケティングをやりたかった。

これまでメディアを持っていなかったこともあり、自社の情報を外に向けて発信することがなかったんですね。自社のサービスを提供している顧客、および税理士の先生や中小企業の経理部門の方々などに対して、有益な情報を提供できるだけのノウハウは持っているにもかかわらず。

もちろんサービスを利用いただくことが一番の価値提供になるのですが、税理士の先生に対して情報を届けるだけでも意義があると思っていました。そのためにも、「A-SaaS」もしくはアカウンティング・サービス・ジャパンという会社を認知してもらう必要がある。

その手段として、自社でオウンドメディアを立ち上げて、コンテンツマーケティングを実践したかったんです。私自身が前職でコンテンツ・マーケティングに関わっていたこともあり、その有用性は理解していましたから。

ではメディアを立ち上げるかというと、当時は、というか今も変わらないのですが、人的リソースに限りがありました。私が複数のプロジェクト掛け持っていたので、記事を書くとなっても少しずつしかできない。リソースがない中で始めたとしても、掲載されている記事が1本とか2本では、体裁をなさないですよね。

メディアを立ち上げるのであれば、一定以上の記事数を確保した上で始めたかった。SEO目的のコンテンツをどんどんアップしたかったので、「安くて大量に」というのが一番のニーズでした。そのための人手を自社ではとても用意できない、という問題があったんです。

ランサーズを活用することで、課題はどうなりましたか?

- 予算内で大量の記事を作成し、コンテンツ・マーケティングをスタートできた。

記事数を確保する手段として、社内で用意できないのであれば、外部に頼るしかありません。最近はコンテンツ作成を請け負う企業が増えていますので、依頼先の候補はすぐに見つけられました。

悩ましかったのは、単価が非常に高かったこと。分かっていたことではあるのですが、寂しくない程度の記事数を準備するためには、結構な金額が必要なんです。記事数を減らすのか、それとも予算を増やすのかという選択になるのですが……。そのどちらも得策だとは思えませんでした。

そこでランサーズを頼ることに。数多くあるコンテンツ制作会社も、実際の執筆部分をランサーズに依頼しているケースが多いと聞きました。であれば、その元締め的なポジションであるランサーズに頼むのが、コストもスピードも最適だと思えたんです。

また通常と違う使い方、Lancers 業務委託プランというサービスを活用してみました。コンテンツ作成だけではなく、ディレクションまでお願いできるサービスで、手間になる記事作成の指示を一切お任せできる。こちらの手間というコストを削減できることもポイントでした。メディア立ち上げに必要な記事数は、充分に確保できる算段がついた。これなら実現したかったことができると思えたんです。顧客に価値を提供するためのコンテンツ・マーケティング、そのために必要な一定以上の記事数を持って、メディアをスタートすることがですね。

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これからは、どのような業務においてランサーズを活用できそうですか?

- ランサーズを使ったコンテンツ作成は、次のフェーズへ進んだ。

ランサーズで依頼したコンテンツ・マーケティング用の記事は、3ヶ月に分けて数十記事を納品してもらいました。クオリティに対してこだわればキリがないですが、目的であった量の確保は必要充分。記事数という点においては、それなりの見栄えでメディアを立ち上げることができました。

記事数を確保するために、こちら側の手間をかけずに済んだのも助かりました。リスティング広告用のキーワードを渡して、あとは記事が出来上がるのを待つだけ。上がってきた記事のチェックはもちろんしますが、数十記事を執筆する手間がゼロというのはありがたいです。

SEO目的であり立ち上げに必要な記事数が確保できてからは、もう少し単価の高い記事作成を依頼しています。ロングテールSEOで効果がでたら良いな、という記事は掲載できたので、次のフェーズに移ったわけです。

次にやりたいこととしては、時流に沿った内容だったり、少し過激な内容のいわゆるバズる記事。ソーシャルメディアに乗っかることで、SEOとは別の流入経路を用意しておきたいと考えていたんですね。

結果として、まだ道半ばではあるんですが、一定の成果が出せたと思います。メディアを立ち上げてから、自社ドメイン下にあるコンテンツのPVが3倍以上になりましたからね。まったく何もやっていない状態との比較ではありますが、ランサーズで記事作成をしなければ、メディアの立ち上げは成し得なかった。そういう意味では、具体的な数字としても成果があったと言えるでしょうね。

これから先は、資産を持つという意味でもコンテンツ・マーケティングを継続していきたいです。すべてをランサーズにというわけではなく、自社でしかつくれない記事は社内で、それ以外は外部に依頼するという切り分けですね。

むしろランサーズに発注していきたいのは、「A-SaaS」の導入事例をコンテンツ化すること。実際に進めてもらっていますが、多様なコンテンツ作成を依頼できるというのはありがたいですね。

編集後記

コンテンツ・マーケティングがバズワードになり、多くの企業、マーケティング担当者に認知されてきた。しかし、その定義や成功事例については、まだまだ明確な物がない。「コンテンツを使って何を成し遂げるか」を個社ごとに定義し、それに見合った費用とボリュームで作成することが良いのではないだろうか。この事例で紹介したアカウンティング・サース・ジャパンにおいては、その利用価値を充分に理解している。メディアの立ち上げ・SEO目的のために、まずは数多くのコンテンツを用意する。次のフェーズとして、Facebookなどのソーシャル上でシェアされる、中身の濃いコンテンツを持つ。そこから派生し、自社サービスの導入事例コンテンツを作成していくという。同じコンテンツ作成でも、それぞれに目的が異なる。何を目的にするのかを見定めて、必要なクオリティ・内容・物量に合わせて予算化して作成することが、有益なコンテンツ活用に思える。

[ランサーズ編集部]